こんにちは、ウッチーです。
僕は統合失調症になり8年が経っています。
発病してからは、2年ほど療養を続け、その後仕事を始めました。
そこで、ウッチーの治療遍歴をまとめてみました。
「統合失調症ってどんな感じで回復するの?」
このように考える方も多いでしょう。
本記事があなたの治療の参考になれば幸いです。
□統合失調症発病!
ウッチーが統合失調症になったのは、26歳の時です。
今、34歳(2020年1月現在)なので、8年前の話になります。
当時、僕は洋服店で働いており、忙しい日々を送っていました。
洋服店の仕事は主に接客であり、人と接するのが苦手な僕は、かなり苦痛な仕事生活を送っていたのです。
それにプラスして、少し社会不適合な所があり、なかなか仕事を覚えられずにいました。
合わない仕事を無理してやっていた感じだったのです。
そんな中、僕は奇妙な声を聴くようになり、幻聴に苦しめられました。
それでも、僕は医者にはいきませんでした。
「医者に行ったら負け!」
そのような変なプライドがあったのです。
その後、幻聴は酷くなり、さらに幻視を見るようになりました。
当時働いていた洋服店の上司が、僕の異常に気付き、精神科を勧めてくれたのです。
そこで、ようやくウッチーは精神科の門を叩きます。
同時に、そこで「統合失調症」と診断されます。
「人生終わった……」
そんな風に思いました。
それでも、受け入れるしかありません。
僕は3カ月間の間、精神病院の閉鎖病棟に入院し、療養を始めるのです。
□統合失調症の急性期(陽性症状)
統合失調症は、段階を経て回復していきます。
最初にぶつかる壁は、やはり陽性症状でしょう。
これは、激しい幻聴や幻視が現れる、非常に苦しい時間です。
ウッチーも入院中の初期の頃は、かなり幻聴が酷く、苦しめられました。
「四六時中、自分の行動を監視され、読み上げられている」
そんな奇妙な症状があったのです。
この時期は、かなり大量に薬を使っていたので、常にだるく、動けない状態が続きました。
最初の一カ月は、とにかく陽性症状が酷く、ただただ、苦しんでいたのです。
「こんなに苦しいなら死んだ方がいい」
「生きてる意味あるのかな?」
そんなことばかり考えていました。
ですが、安心してください。
統合失調症は確実に回復します。
ウッチーも地獄のような陽性症状を何とか潜り抜け、
少しずつ回復していったのです。
重要なのは、
「統合失調症の治療は少しずつ……」
と、いうことでしょう。
この病気は、薬を飲むからすぐによくなるわけではないのです。
そのため、じっくりと構えて治療に専念しましょう。
□退院後の生活(陰性症状)
薬を飲み始め、1カ月くらいすると陽性症状は治まります。
しかし、これで病気がよくなるわけではありません。
既に言ってありますが、
「この病気はゆっくりにしか回復しない」
これを肝に銘じましょう。
陽性症状が治ってくると、今度はその反動で陰性症状が出ます。
この症状は、とにかく無気力になる状態です。
ウッチーも陰性症状が酷かった時は、自宅で寝てばかりいました。
特に、僕は発病する前は一人暮らしをしていたのですが、それもできなくなりました。
実家に都落ちしたような感じで帰ってきて、絶望の中にいたのです。
「とにかく自分が情けない」
と、そんな風に考えていました。
しかし、何かをしようと思っても、身体が動いてくれないのです。
統合失調症の陰性症状は、結構長く続きます。
人によって差があるのですが、
「ウッチーは1年くらいまともに動けませんでした」
この一見すると自堕落に見える状態も、回復には大切なのです。
そこで、焦らずじっくりと治療に当ててください。
結局、ウッチーは2年ほど療養に当てました。
そのようにして、地道に症状を回復させていったのです。
□デイケア⇒就労移行支援の事業所に通う
治療が進んでくると、自宅以外の居場所が欲しくなります。
ウッチーも図書館に行ったり、公園で体操したりしていましたが、
「それだけでは物足りなくなってくる」
そんな風に感じたら、次なるステップに進む時期です。
僕は医師に紹介されたデイケアに入所することになります。
※デイケアについては、コチラの記事で詳しく解説しています。
最初は、デイケアに週2日通い、身体を少しずつ慣らしていきました。
さまざまなプログラムがあるので、それを受けて、じっくりと治療してきたのです。
ここでも重要なのは、
「治療はゆっくりペース! 決して焦ってはダメ」
これに尽きます。
ウッチーも焦るあまり、就職活動を始めてしまい、
全く上手くいかず、逆に自信を喪失する痛い過去があります。
そのため、しっかり自分で症状がコントールでき、社会性が復活するまで、
就職活動をするべきではありません。
ウッチーはデイケアを選び、そこで半年間過ごしました。
結果的にこれが良かったと思います。
「デイケアで次なるステップのいい準備ができた」
これは確信しています。
そして、デイケアを卒業するのと同時に、就労移行支援の事業所に通うのです。
就労移行支援というのは、国がやっている就職支援の制度になります。
主に、障害を抱える方に向けたサービスで、就職に向けた準備ができるのです。
※就労移行支援の記事はコチラも参考にしてください。
ウッチーは就労移行支援の事業所に通い、3カ月ほど就職に向けた訓練をしました。
●ビジネスマナー
●面接対策
●履歴書作成
このようなプログラムを受けて、就職に向けた準備をしたのです。
□ついに働く!就労継続支援A型
ウッチーは統合失調症になり、障害者になりました。
「障害者になると、差別されるんじゃ?」
僕も最初はそんな風に考えていましたが、
障害者になっても、基本的には変わりません。
むしろ、障害をオープンにした方が、自分をわかってもらえるのでプラスに働くケースさえあります。
ですから、統合失調症になったら、恥ずかしがらず障害者手帳を取得した方がいいでしょう。
そうした方が、受けられるサービスが格段に増えるのでオススメです。
ウッチーは、障害者手帳を持った専門の就職活動である、
「障害者雇用」
で就職を決めました。
就労継続支援A型という制度を使って、就職するのです。
この制度は、実際に企業と雇用契約を結び、最低賃金が保証されるのです。
そのため、従来の福祉的就労に比べて、格段に働き甲斐があります。
僕は就労継続支援A型の事業所で、「WEBライティング」の仕事と出会います。
そして、WEBライターとして働き始めるのです。
□病気も寛解状態!フリーランスとして働く
「統合失調症は、長い時間をかければ必ず回復す!」
これは間違いありません。
僕も苦しい療養生活もありましたが、無事に回復しています。
長い戦いになるのですが、必ず回復するので安心しましょう。
統合失調症には、「寛解状態」という状態があります。
これは、薬を飲んでいる限りは、症状が出ないという状態です。
ウッチーは現在、寛解状態であり、薬を飲めば、何不自由なく暮らせます。
ここで重要なのが、
「薬は絶対止めてはダメ! しっかり飲み続けよう」
ということです。
ウッチーも過去、自己判断で薬を止めて、症状が再発した痛い過去があります。
ですから、薬は絶対にやめてはいけません。
逆に言うと、薬を飲み続ければ、必ず回復するのです。
□回復はゆっくり焦らず治療を進めよう
「統合失調症の回復はゆっくり」
僕は、この病気になり、この事実を実感しています。
どうしても、多くの当事者は早く治したいあまり無理をしがちです。
しかし、無理をしても上手くいきません。
この病気は、少しずつ薄紙を剥がしていくように、回復していくのです。
ですから、焦ってしまっても、逆に苦しむだけなのです。
長い期間を見る必要がありますが、必ず回復します。
僕も、
「本当に治るのかな?」
「このまま幻聴が消えなかったらどうしよう?」
そんな風に思い、人生を悲観しました。
けれど、今では症状も回復し、無事に働けるようになりました。
そんな僕が声を大にして言いたいのは、
「統合失調症は必ずよくなるから、焦らないで!」
これに尽きます。
今回は、ウッチーがどんな流れで回復していったのかを、時系列順に紹介しました。
療養中の方の良い希望になれば嬉しいです。
最後にもう一度、
「この病気は必ず回復する!だから諦めないで!!」
絶対に病気はよくなります。
それを信じて、地道に療養を続けていってください。
そして、この記事が統合失調に苦しむ方の参考になれば幸いです。


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