「統合失調症」寝てばかりいるけど大丈夫?

家族に知ってもらいたいこと

こんにちは、ウッチーです。

「統合失調症の息子が、いつも寝ていて大丈夫なのか心配」

統合失調症を抱える家族は、こんな悩みを持っているケースが多いです。

統合失調症になると、とにかく疲れて寝てばかりいる時期があります。

ただ、これは家族の目から見ると、怠けていると映ってしまいます。

結論からお話しすると、寝てばかりいる時期があっても大丈夫です!

今回は、「統合失調症」「寝てばかりいる」このようなテーマで語りたいと思います。

統合失調症の当事者はもちろんですが、家族の方の参考になれば幸いです。

□統合失調症には主に4つの段階がある

統合失調症には主に4つの段階があります。

それを、ここで確認していきましょう。

①前兆期

②急性期

③回復期

④安定期

この4つです。

この呼び方は色々あり、急性期を陽性症状と言ったり、回復期を陰性症状と言ったりします。

4つの段階については、何れ別の記事で詳しくまとめる予定なので、そちらを参考にして下さい。

今回は主に、寝てばかりいる当事者の気持ちについてスポットを当てていきます。

□眠たいというか動けない

統合失調症の回復の中で、回復期というものがあります。

前兆期や急性期では、主に幻聴や妄想などに苦しめられますが、それが終わると、その反動で動けなくなる時期がやってきます。

それが、回復期と呼ばれる状態です。

これは、別名『陰性症状』とも呼んでいます。

統合失調症は、幻聴や妄想などが現れる陽性症状よりも、実はこのやる気がなくなる陰性症状の方が長いです。

この時期は、とにかくやる気がなくなり、寝てばかりいます

ですから、事情を知らない人から見ると、怠けているように見えてしまうのです。

しかし、ここに大きな誤りがあります。

この怠けていると見える時期は、実は回復のためにはとても重要な期間なのです。

逆に、ここを通過しないと統合失調症はよくなりません。

そのため、寝てばかりいる当事者を見ても、あれこれ文句を言うのではなく、

「回復の途中なんだ」

と、考え、心にゆとりを持つようにするといいです。

この時期は、特に動きたいのに、身体がだるくて動けないのです。

よって、当事者にとっても辛い時期となります。

動きたいのに動けない状態は、想像以上に辛い時期なのです。

□陰性状態が出た時のウッチーの様子

当然ですが、ウッチーにも陰性状態の時期がありました。

そして、この時期は僕も寝てばかりいました。

陰性状態が酷いときは、とにかく動けないので、実家で療養していたのです。

また、日常生活のほとんどをやってもらっていました。

食事の準備はもちろんですが、掃除、洗濯、色々です。

ですから、若干ではありますが、介護が必要な時期でもあります。

陰性状態が酷かった時は、昼頃まで寝て、食事を摂ってまた寝るの繰り返し。

僕自身、少しでも動いて家族の迷惑にならないようにしたかったのですが、無理でした。

何というか、とにかく身体が重くてだるいのです。

そのため、必然的に動けず、寝てばかりいました。

統合失調症は、陽性症状によって、幻聴や妄想に苦しめられると、その反動があります。

凄まじい幻聴、妄想に襲われ、その代償として、動けなくなる時期があるのです。

それが、陰性症状が現れる時期です。

同時に、この時期はとても長いので、根気強く治療をしていく必要があります。

□陰性症状ってどれくらい続くの?

「陰性症状が酷いみたいだけど、いつまで続くの?」

と、こんな風に考える家族も多いでしょう。

結論からお話しすると、陰性症状は人によって様々です。

しかし、基本的にこの時期はとても長く続きます。

ウッチーは2年ほど療養生活を続けていました。

そして、陰性症状は1年くらい続いたと記憶しています。

「1年! そんなにかかるの?」

と、驚く方も多いかもしれません。

この時期は、本当にマチマチですが、1週間とか2週間でよくなる問題ではないのです。

最低でも、3カ月くらいは陰性症状が続くと考えた方がいいです。

特に、統合失調症は少しずつしかよくなりません。

本当にゆっくりとしたペースで回復しています。

ですから、焦っても仕方ありません。

じっくりと腰を据え、気長に回復するのを待つしかないのです。

ウッチーは1年ほどかかりましたが、人によってはもっと早く回復するかもしれません。

また、もっと長くかかる場合もあります。

途方もなく長く感じる時期ですが、安心してください。

「陰性症状はきっとよくなる!」

これに尽きます。

少しずつですが、確実に回復していくのです。

ウッチー自身も、寝てばかりいる時期から、徐々に回復していきました。

●1日の大半を寝ている時期。

●午後は起きられる時期。

●半日程度であれば動ける時期。

このように、段階を経て回復していくのです。

統合失調症になったら寝てばかりいる。

確かに最初はそうかもしれません。

しかし、それは回復の途中なのです。

家族の方には、その点をよくわかって欲しいと思います。

当事者自身も、なかなか回復しないで焦っています。

そこで家族も一緒になって焦ってしまったら大変です。

必ずよくなると肝に銘じ、この時期は乗り越えましょう。

確実に治る日がやっています。

これも回復の途中なのですから。

□陰性症状が酷い時、家族は何ができるのか?

陰性症状が酷かった時期、ウッチーは家族に介護してもらいました。

食事の準備はもちろんですが、掃除、洗濯……、色々助けてもらったのです。

というよりも、この時期は、本当に疲れてしまっていて、何もできません。

ですから、率先して助けてあげるのはいいことだと思います。

但し、あまりにも介護しすぎるのも問題です。

陰性症状が酷い時は、全面的にサポートし、よくなってきたら、少しずつ仕事を与える。

このようにすると、効果的に治療が進みます。

ウッチーも調子がいい日は、家族の買い物に付いていって手伝っていました。

何でもやってもらえるのは嬉しいのですが、何もできない親不孝者という感覚に苛まれ、逆に落ち着かないものです。

ですから、陰性症状が少しずつ良くなっていったら、徐々に仕事を与えるといいでしょう。

ただ、与える仕事は簡単なものにしてあげてください。

●料理を作らせる

●掃除をさせる

●車を運転させる

このような作業は、少し難易度が高いので、避けた方が無難です。

特に陰性症状がある時は、注意力が散漫になるので車の運転は危険!

絶対に運転させてはいけません。

この時期は、簡単な作業から徐々に任せていくといいでしょう。

□陰性症状が出た時、ウッチーはこうして乗り越えた

「陰性症状が酷いけど早く回復したい」

と、こんな風に考える当事者や家族は多いでしょう。

事実、ウッチーもこの時期はそんな風に考えていました。

しかし、焦りは禁物です。

陰性症状が酷い時は、素直に身体を休めていた方回復が早いです。

僕自身、無理に動こうとして、逆に疲れてしまった過去があります。

あまり無理をしても、仕方ないのです。

身体が回復を欲しているのだと頭に置き、身体を休めるようにしましょう。

ただ、陰性症状もよくなってくると、動ける時間が出てきます。

そうなったら、少しずつ動いても問題ないと、ウッチーは考えます。

ウッチーは、陰性症状が酷かった時は寝てばかりいましたが、少し回復してからは、散歩するようになりました。

調子のいい時間を見計らって近所を軽く散歩すると、いい気分転換にもなります。

少しでも身体を動かすとリフレッシュできるので、調子がいい時は試してみて下さい。

ウッチーは、地道に耐えて、辛い時は寝る、動ける時は少し動く。

これを繰り返してきました。

そうすると、不思議なことに徐々に動ける時間が長くなるのです。

繰り返しになりますが、

「陰性症状はゆっくりと回復していく」

これを肝に銘じ、焦らず治療を進めていけば大丈夫です。

きっと、寝てばかりいる時期を脱却し、回復する時がやってきます。

□寝てばかりいるのは回復の途中だから安心しよう

統合失調症になると、陽性症状の反動として動けなくなる時期がやってきます。

これを主に『回復期』『陰性症状』と呼んでいます。

この時期は、統合失調症の壁を乗り越えるために重要な時期です。

長く治療にかかってしまいますが、確実に回復していきます。

ウッチー自身も、最初は治るかどうか不安でした。

「このままずっと寝てばかりなのでは?」

と、考えていたのです。

それでも、薄紙を剥がしていくように、ゆっくりと回復していきます。

全く動けなかったのが、少し動けるようになり、やがて半日程度動けるようになる。

このようにゆっくりとですが、着実に回復していきます。

ウッチーは約1年ほど陰性症状が続きましたが、無事に回復しました。

ですので、

「寝てばかりいるけど大丈夫なんだろうか?」

こんな風に考えても大丈夫です。

寝てばかりいる時期は、回復の途中と心に銘じましょう。

そして、いつか必ず動けるようになる時期がやってきます。

少しずつ進み、回復していくのです。

この点は安心してください。

ウッチーがそうだったのですから、皆さんも大丈夫。

この記事が、統合失調症の当事者や家族の方の参考になれば幸いです。

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