社会復帰に備え「デイケア」を利用してみよう!

就職・サービス・治療法について

こんにちは、ウッチーです。

今回は、統合失調症と就職に関するお話をしたいと思います。

「統合失調症になったけど、就職できるの?」

と、こんな声が聞こえてきそうです。

結論からお話しすると、統合失調症でも就職はできます。

但し、その道は平たんではありません。

統合失調症がゆっくりとしか回復しないように、就職の道もまたゆっくりです。

焦って就職活動を急いでも、失敗ばかりで上手くいかないはずです。

そこで、就職前のステップとして利用したい「デイケア」を紹介します。

一体、デイケアとはどんなサービスなのでしょうか?

就職に向けて準備したい方の参考になれば幸いです。

□そもそもデイケアって何?

「デイケア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

福祉に興味がある方ですと、デイケアを知っているかもしれません。

多くは老人向けの福祉サービスとして認知されています。

しかし、ここでいうデイケアは、少し違います。

ウッチーが紹介したいデイケアは、精神科にある、リハビリテーションのことを言うのです。

統合失調症などを始め、精神疾患を抱えた方が、決まった時間に通って、色々な活動を通して、治療をしていく仕組みとなっています。

デイケアを利用すると、数多くのメリットがあります。

例えば、

●統合失調症の再発防止

●利用者同士の交流による対人関係の練習

●就職に向けた支援

これらのメリットがあります。

つまり、デイケアには、社会復帰への足掛かり的な役割があるのです。

□デイケアには色々な区分がある

精神科のデイケアは、主に4種類あります。

それを、ここで確認していきましょう。

●通常のデイケア

●午前または午後のみのショートケア

●夜のみのナイトケア

●午前から夜までのデイナイトケア

この4つです。

一般的には、午前か午後のみ通うショートケアから始めます。

そして、慣れてきたら午前午後を通所するデイケアに移行していくのです。

ナイトケアという区分もあるのですが、これは少し特殊となっています。

例えば、統合失調症だけど一人暮らしをしていて、夜の活動もしたい。

そんな方は、ナイトケアを受けるといいのではないでしょうか。

そんな4つの区分がありますが、1つずつ深堀して解説していきます。

【デイケア】

通常のデイケアは午前と午後の6時間を、デイケアをやっている施設で過ごします。

途中で昼食をはさむのが特徴です。

多くの施設では、大体9時か9時半スタートが一般的。

そこから、6時間活動します。

【ショートケア】

ショートケアは、午前か午後の3時間をデイケア施設で過ごします。

デイケアと違う点は、食事がないことでしょう。

午前を利用する場合は9時か9時半スタートで、3時間過ごします。

午後を利用する場合は12時か12時半スタートで、3時間過ごすのです。

長時間の利用はまだ不安という方には、うってつけのサービスと言えます。

【ナイトケア】

ナイトケアは夜のみ、デイケアの施設で活動します。

大体16時スタートで、20時まで過ごすのです。

日中は仕事などがあり通えない人が、この時間帯を利用します。

利用定員が少し少なく、20名程度となっています。

【デイナイトケア】

朝から夜までの10時間、デイケア施設で活動するサービスです。

朝、昼、晩と3食の提供があるのが特徴。

大体9時~20時までの時間を過ごします。

一人暮らしなどで治療をしていて、1日を通してケアしてもらいたい方にはオススメ。

以上が、デイケアの区分です。

まずは、ショートケアから始めて、後々デイケアに移ると、効果的な治療ができるでしょう。

□デイケアってどんな専門家がいるの?

デイケアは、その施設の規模によっても違うのですが、多くの専門家が在籍しています。

例えば、

●精神科医

●看護師

●作業療法士

●臨床心理技術者

●精神保健福祉士

これらの専門家が全面的にバックアップしてくれます。

ウッチーが通っていたデイケアでも、このような専門家が、活動のお世話をしてくれました。

また、一人一人に担当の専門家が付き、日々の悩みや、活動内容のカリキュラムなどを作ってくれるのです

ですから、デイケアに入所すれば、安心して治療ができて、回復が早いと言えるでしょう。

□デイケアは誰でも入れるの?

デイケアは、比較的症状が安定していれば、利用できます。

ただ、入院が必要な人は利用できません。

ウッチーの場合、回復が進んできたので、医師からデイケアを紹介されました。

医師からデイケアを勧められるケースも多くなっています。

また、デイケアは利用する人の70%が「統合失調症」の患者です。

それ以外には、うつ病、双極性障害、不安障害、発達障害などの患者が通います。

統合失調症の患者が多いので、同じような悩みを共有でき、苦しんでいるのは、自分だけではないと思えることができます。

□デイケアの目的を確認しよう

ウッチーは社会復帰の第一歩として、デイケアを利用しました。

デイケアを通して、就労に向けた活動ができるので、とてもオススメです。

この項目では、デイケアでできることをまとめていきますので、参考にしてみて下さい。

●症状の再発の防止

統合失調症になると、どうしても再発のリスクが発生します。

ちょっとしたことで、幻聴や妄想などが再発してしまうことがあるのです。

そんな時はデイケアを利用しましょう。

専門家が揃ってるデイケアなら、安心して訓練しながら社会復帰が目指せます。

デイケアを利用した方が、後の再発や再入院が減少され、確かな効果があるのです。

●生活リズムが整う

統合失調症の治療中は、どうしても家にいがちで、生活リズムが崩れやすいです。

ウッチーも、ダラダラと過ごす時期を送っていました。

しかし、デイケアを利用すると、目的が生まれます。

朝起きて、デイケアに行って活動し、帰ってくる。

この1日のサイクルが生まれます。

生活リズムが整えば、後の就職活動も上手くいくものです。

●対人関係が学べる

統合失調症になると、医師や家族としか関係を持たなくなってしまいます。

ですが、デイケアは同じような病を抱えている方がたくさんいるのです。

そのような中に入って活動すると、必然的に他者とコミュニケーションを取るようになります。

利用者同士の交流が図れ、人間関係を構築するための、基盤づくりができるのです。

●就職支援

ウッチーがデイケアを利用した理由は、主に就職支援を受けるためです。

この時期、ウッチーはとにかく就職に焦っており、とにかく働きたかったのです。

デイケアでは、パソコン教室や社会機能を復活させるために訓練があるので、後の就職活動が効果的に進むのです。

デイケアの施設によっては、面接練習や就職支援のプログラムもあるので、確認してみて下さい。

□デイケアっていつまで通えばいいの?

デイケアは、決められた利用期間があるわけではありません。

つまり、いようと思えば、ずっといられるのが特徴。

しかし、ウッチーは長くても1年くらいをめどにして卒業することを勧めます。

デイケアはかなり居心地がいいので、ずっといたくなってしまいます。

ただ、それではいつまで経っても就職はできません。

居心地のいい環境を離れ、社会復帰しなければならないのです。

ウッチーはデイケアに半年間通いました。

僕の知り合った利用者も、ほとんどの方が、半年から1年くらいで卒業していったのです。

自分のペースで治療していくのも大切ですが、半年や1年と区切って活動すると、後の社会復帰にも大きくプラスになるはずです。

□デイケアの利用料が知りたい

デイケアは、精神科の医療サービスなので、無料ではありません。

また、施設によって、値段はまちまちなのです。

一般的に大規模施設は1日7000円

小規模施設で1日6000円

となっています。

ただ、健康保険が適用されるので、3割負担になれば、大規模施設で1日2000円前後

小規模施設で大体1700円になります。

これが本人が負担する金額です。

しかし、自立支援医療制度を使うと、かなり安く使えるので便利

自立支援医療制度は、精神科の医療が1割負担になるサービスです。

これは、デイケアも含まれます。

さらに、自立支援医療制度は、所得に応じて、月々の医療費の上限が決まっています。

ウッチーは、月々5000円までは自分で支払い、それを超えると、自立支援医療制度が払ってくれるのです。

この制度を使うと、デイケアの費用もかなり抑えられるので、併せて参考にしてみて下さい。

自立支援医療制度は、医師の診断書、健康保険書などの書類をまとめて、市町村の役所に提出して受けられます。

自立支援医療制度に関してはコチラの記事を参考にしてみて下さい。

□デイケアの利用方法を紹介

「デイケアを利用したいけど、具体的にどうすればいいの?」

と、こんな風に考える方も多いでしょう。

そこで、デイケアの利用方法を解説していきます。

●STEP① まずは主治医に相談

デイケアに通うためには、主治医の判断が必要です。

症状が安定しており、次なるステップに進みたいと考えらたら、主治医に相談しましょう。

●STEP② 施設を見学

デイケアは見学を随時受け付けています。

どんなところなのか? 雰囲気を掴むためにも見学するようにしましょう。

また、施設が自宅からどのくらい離れているかも重要なポイント。

あまりに遠いと通うのに億劫になってしまうので、できるだけ近い場所の方がいいです。

●STEP③ 利用手続きをしよう

デイケアは医療サービスなので、手続きが必要です。

この時、主治医の診断情報提供書や、精神科デイケアの指示箋が必要になるケースがあります。

これは、通うデイケアによってまちまちなので、確認してみて下さい。

また、運動するプログラムを受ける場合は、健康診断書が必要になる場合もあります。

事前によく確認するようにしましょう。

●STEP④ 通所開始

STEP①~③までをクリアしたら、無事に通所開始です。

就職に向けたいい準備ができるように、しっかり活動していきましょう。

□デイケアで受けたいプログラムは?

デイケアではたくさんのプログラムがあります。

運動系、芸術系、就職支援系……などなどです。

ウッチーが実際に受けてよかったプログラムがあるので、コチラで紹介します。

ただ、通うデイケアによってはない場合もあるので、参考程度にしてみて下さい。

●パソコン教室

ウッチーが通っていたデイケアでは、パソコン教室のプログラムがありました。

ワードやエクセルなどが一通り学べます。

今の時代、パソコンの知識はあって困るものではないので、受けてみるといいでしょう。

恐らく、多くのデイケア施設でパソコン系のプログラムはあるはずです。

●SST(ソーシャルスキル・トレーニング)

デイケアにはSSTというプログラムがあります。

これは、社会生活技能を訓練するプログラム。

ロールプレイと呼ばれる、体験作業を通して、対人関係を強化していきます。

SSTを受けると、自発性や協調性が高まるので、後の社会復帰に効果的です。

●絵画療法

ウッチーが通っていたデイケアには絵を描くプログラムがありました。

そして、僕はこのプログラムが大好きだったのです。

絵を描いている時間は、とにかく無心で楽しめます。

衰えた集中力を楽しみながら回復させられるので、とてもオススメ。

絵画のプログラムがあれば、ぜひ受けてみて下さい。

□デイケアを通して社会復帰に備えよう

今回は「デイケア」についての情報を紹介しました。

精神科が行っているデイケアは、統合失調症の再発防止や、社会復帰に大きく役立っているのです。

ウッチーもデイケアに通ったことで、治療が一気に進みました。

デイケアに通う前は、家を中心に活動していたのですが、症状が安定してくると、それだけでは物足りなくなります。

そんな時は、医師に相談し、デイケアのトビラを開きましょう。

デイケアに通えば、同じような境遇の方とも交流が図れ、自分だけが苦しんでいるのではないという気持ちになれます。

ぜひ、本記事を参考にして、デイケアの通所を検討してみて下さい。

この記事が、社会復帰を考える当事者の参考になれば幸いです。

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コメント

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