統合失調症とうつ病って違うの?

病気について

こんにちは、ウッチーです。

今回は統合失調症とうつ病の違いについて、ウッチーなりの解説をしていきます。

まず、結論からお話しすると、

「統合失調症とうつ病は別の病気」

です。

ですが、同じ精神の病気であるため、密接に繋がっている部分もあります

また、最初はうつ病の症状で通院していたが、その内幻聴などが現れて、統合失調症と診断されるケースもあるのです。

統合失調症とうつ病の違いは、意外と知られていないことが多いので、ウッチーなりにまとめてみました。

この記事が、統合失調症とうつ病の違いで迷う方の参考になれば幸いです。

□そもそもうつ病って何?

統合失調症とうつ病は同じ精神の病気です。

似ている所があるのですが、厳密には違う病気となっています。

そこで、まずはうつ病とはどんな状態なのか見ていきましょう。

うつ病に関するWEBサイト「うつ病 こころとからだ」では、うつ病を次のように定義しています。

『うつ病は、日常で感じる一時的な気分の落ち込みなどではありません。

言葉では表現しようがないほどつらい沈んだ気分または興味・喜びの喪失が、ほとんど一日中ほぼ毎日、2週間以上続き、仕事や日常生活の困りごとが出てきてしまう。

これが「うつ病」なのです』

参考ホームページ:うつ病 こころとからだ

と、これがうつ病です。

統合失調症は、幻聴や妄想などを引き起こす障害なので、全く違う病気ですよね?

ですが、統合失調症はうつ病と密接な関係を持っているのです。

それを、これから解説していきます。

□統合失調症とうつ病は同時に起こることもある

実を言うと、ウッチーは統合失調症になった当初、うつ症状に悩まされていました。

とにかく、

「辛い……死んでしまいたい」

と、考えていたのです。

ですから、統合失調症の薬と一緒に、うつ病の薬も同時に飲んでいました。

統合失調症の薬に関しては、コチラの記事で詳しく解説しています。

参考記事:統合失調症のウッチーが飲んできたお薬を紹介

統合失調症の症状と、うつ病の症状が同時に現れることは、よくあるようです。

そして、この2つが同時に発症した状態を、

「統合失調感情障害 うつ病型」

と、言います。

これは、統合失調症とうつ病の両方が同時に現れる状態です。

うつ病の症状である、

●不眠

●食欲不振

●集中困難

●自責感や絶望感の発生

●自殺観念

これらの症状と、統合失調症の症状である、

●幻聴

●妄想

●幻視

これらの症状が同時に現れます。

ウッチーは幻聴や幻視が酷く、それが影響してうつ状態になっていました。

不眠が続き、更に食欲もなくなったので、体重が20㎏以上減ってしまったのです。

僕はこのように考えます。

「統合失調症とうつ病は、負の連鎖で始まる」

統合失調症になると、ありえない声を聴き、見えないはずの何かを見ます。

こうなると、精神的に追い詰められて、不眠や食欲がなくなります。

それが長く続くと、あまりに辛くなるので、自殺願望などが現れるのです。

つまり、負の連鎖が起こり、お互いの病気を引き寄せ合うという仕組み。

ですから、統合失調症と同時にうつ病を発症する方も、実は多くいらっしゃるのです。

□最初はうつ病から始まるケースもある

ウッチーは統合失調症と同時にうつ病を発症しましたが、うつ病から始まるケースもあるようです。

僕が過去出会ってきた統合失調症の方で、最初はうつ病で通院していたという人がいらっしゃいました。

その人は、うつ病が酷くて通院していたのだが、やがて幻聴を聞くようになり、最終的に統合失調症と診断されたとおっしゃっていました。

つまり、うつ病から発展して統合失調症になるケースもあるのです。

これも、ウッチーが前項で紹介した「負の連鎖」が関係していると感じます。

うつ病になると、とにかく気分が落ち込み、眠れなくなります。

まともな生活ができなくなるのです。

不眠が続き食欲もなくなれば、頭の調子もおかしくなります。

その結果、幻聴や妄想などが現れるという仕組みです。

もちろん、全ての患者が、うつ病から統合失調症になるわけではありません。

しかし、あくまでも可能性があるということだけは覚えておいてください。

□統合失調症とうつ病の違い

既に紹介してありますが、

「統合失調症とうつ病は別の病気」

です。

しかし、同じ精神の病気であるため、同時に起こるケースもあります。

この項目では、統合失調症とうつ病の違いについて解説していきたいと思います。

統合失調症とうつ病には大きな違いがあります。

まずは、それを確認しましょう。

統合失調症は、幻聴や妄想などが現れる「思考」の障害です。

これに対し、うつ病は、落ち込み、不眠など「気分」の障害となっています。

ここがこの2つの病気の決定的な違いです。

また、うつ病には「病期」と呼ばれる状態があります。

これは、うつが酷い時と、そうでない時のことを指します。

つまり、うつが酷くない時は、それなりに生活できるのです。

但し、統合失調症は少し違います。

統合失調症には、この「病期」と呼ばれる状態がありません。

厳密にはある方もいらっしゃるのですが、それはかなり稀なのです。

そして、統合失調症になると、薬を飲まない限り正常なレベルに回復しません。

これも、統合失調症とうつ病の違いと言えるでしょう。

□統合失調症とうつ病が同時に現れたら

「統合失調症だけどうつ症状があるみたい」

と、このように考える当事者は多いです。

もしも、統合失調症とうつ病の症状が同時に現れたら、まずは医師に相談しましょう

そうすると、統合失調症の薬にプラスして「抗うつ剤」を処方してくれます。

薬の量が増えるのは嫌だと考える気持ちはわかりますが、最初は薬を飲んだ方がいいでしょう。

ウッチーも結構長い間、統合失調症とうつ病の薬を一緒に飲んでいました。

ですが、うつ病の症状は薬が効いてくると大分落ち着いてきます。

そして、やがては消えて、薬なしでも大丈夫になるのです。

そのため、うつ病の症状がある時は、薬を飲んだ方が治療がスムーズに進みます

副作用の心配もありますが、医師に相談しながら服薬を続ければ、大丈夫です。

副作用止めの薬もありますし、まずはうつ症状を抑えることが大切と言えます。

ウッチーは一時期かなりの数の薬を服薬していました。

●統合失調症の薬

●うつ病の薬

●睡眠薬

●副作用止めの薬

これらを複数飲んでいたので、10錠近く服薬していた時期もあります。

ただ、これは本当に限られた時期だけです。

ウッチーは一時的に薬の量が増えましたが、現在は統合失調症の薬だけとなっています。

つまり、回復すれば飲む薬の量は減らせるのです。

統合失調症の薬は毎回飲む必要がありますが、うつ病の薬は、うつ病がなくなれば断薬が可能なのです。

ですから、うつ病が辛い時は、素直にうつ病の薬を服薬して治療に専念した方がいいでしょう。

□統合失調症とうつ病は同時に現れることもある

「統合失調症とうつ病は厳密には違う病気です」

本記事で解説してきたとおり、統合失調症は「思考」の障害。

それに対し、うつ病は「気分」の障害なのです。

2つの病気は違う面を持っているのですが、同時に現れることもあります。

ウッチー自身、統合失調症を患いながら、うつ病の症状とも戦ってきたのです。

また、うつ病から統合失調症の症状を発症するケースもあります。

ですから、この2つの病気は違う病気なのですが、似ている面もあるのです。

いずれにしても、どちらの症状もクリニックを受診するようにするといいでしょう。

クリニックを受診することが、治療の第一歩です。

仮に2つの症状が同時に現れても、薬を服薬すれば必ずよくなります。

焦らずにじっくりと治療していきましょう。

精神の病気は、ゆっくりと回復していきます。

長く思える療養期間も、必要な時期だと割り切るといいでしょう。

この記事が、統合失調症とうつ病の症状で悩む方の参考になれば幸いです。

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