こんにちは、ウッチーです。
今回は、統合失調症に関するコラムをお届けします。
統合失調症の病期で調べていると、何やら聞き慣れない言葉が……。
それは――。
「亜急性期」
という単語です。

一瞬?が浮かびました。
一体、「亜急性期」とはどんな病期を指すのでしょうか?
それでは、早速見ていきましょう。
本記事はこんな方にオススメ
- 統合失調症の病期を調べている方
- 亜急性期という病期について調べている方
□聞き慣れない言葉「亜急性期」って一体何?
統合失調症は主に4つの病期があると言われています。
それは――。
- 前兆期
- 急性期
- 回復期
- 安定期
です。
ただ、ネット上で病期について調べると、「亜急性期」という単語が出てきます。
これは、一体何なのでしょうか?
亜急性期とは?
亜急性期とは英語で「subacute」と書きます。
そして、医療現場で時間経過を表す言葉の1つであるようです。
主に、急性期の段階を過ぎて、病状が安定した時に使われます。
ですから、回復期とほとんど同じ意味合いの言葉で使われるようですね。
□一体なぜ?「亜急性期」と呼ばれる理由とは?
では、なぜ亜急性期と呼ばれるのでしょうか?
この答えは非常にシンプルです。
実は【亜】という言葉は、【次ぐ】という意味があります。
ですから、急性期に次ぐということをさして、「亜急性期」と呼ぶのです。
亜急性期は回復期と同じ意味で使われます。
急性期の次は、回復期というステージですよね?
急性期に次ぐ、次のステージということで、「亜急性期」と呼ぶのでしょう。
「亜」という言葉は、見慣れないので、少し不思議な感じがしますよね。
□「亜急性期」って今も使われているの?
「亜急性期」は今でも使われている言葉なのでしょうか?
「公益社団法人 全日本病院協会」が制作している、全日病ニュースというものがあります。
これは、全日本病院協会が毎月1日と15日発行する機関誌です。
主に、病院関係のニュースを掲載しています。
少し古いですが、2013年の8月1日の全日病ニュースにこんなことが書いてありました。
「新たな医療機能案は4区分。「亜急性期」という呼称を止める」
とのことです。
この記事によると、「亜急性期」という呼称を止め、新しい言葉を作ると発表しています。
これまで提案してきた「亜急性期」は――。
- 在宅等の急性増悪を含む診療密度が比較的軽度の急性期患者への対応を表す呼称
- また、急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療の提供などの際にも使う呼称
- そして、幅広い患者に対応する複合的な機能を表わす呼称
などとしています。
よって、病期概念としてはポストアキュートである「亜急性期」という呼称は止め、適切な呼称を検討するとしています。
つまり、「亜急性期」は現在ではほとんど使われていないようです。
確かに、ネット上の統合失調症の病期を見ても、「亜急性期」とは出てきません。
ただ、それでも一部では使われているようです。
例えば、日本精神保健看護学会の学会誌で、こんな記事が掲載されていました。
それは――。
「亜急性期における治療抵抗性統合失調症患者に対する心理教育とコンコーダンス・スキルの効果」
という記事です。
これは2018年に発表された記事ですが、亜急性期という言葉を使っています。
よって、今でも使われる場合はあるようですね。
□「亜急性期」という病期も覚えておくと使える
今回は、統合失調症の病期の1つである「亜急性期」についてまとめました。
コチラは、「回復期」と同じ意味合いで使われています。
ただ、現在ではあまり使われていないので、初めて聞いたという方も多いかもしれません。

ウッチー自身、調べていて「亜急性期」という言葉を初めて聞きました。
統合失調症に関する単語やニュースは結構たくさんあります。
ですので、定期的にこのようなコラム記事も執筆していくつもりです。
「こんな言葉もあるんだ」
「こんなニュースもあるんだ」
と、楽しんで読んでもらえれば嬉しいです。
この記事が、「亜急性期」という統合失調症の病期を調べている方の参考になれば幸いです。


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