統合失調症に潜む恐怖の闇「筒抜け体験」の情報をまとめました

病気について

こんにちは、ウッチーです。

「統合失調症になり自分の考えが筒抜けになっている感じがするんだけど」

と、このような悩みを抱える方も多いようです。

結論からお話しすると――。

「自分の考えが見抜かれているというのは【筒抜け体験】という症状です。統合失調症の症状の1つでもあります」

と、いうことが言えるでしょう。

今回は、統合失調症の症状の1つ「筒抜け体験」についてお話しします。

この記事が、筒抜け体験という症状について調べている方の参考になれば幸いです。

本記事はこんな人にオススメ

  • 筒抜け体験について調べている人 
  • 統合失調症の陽性症状で苦しんでいる人

□一体どんな症状?「筒抜け体験」について知ろう

筒抜け体験というのは、統合失調症の症状の1つです。

文字通り、自分の考えが他人に筒抜けになっていると錯覚する症状になります。

また、筒抜け体験という症状は、自我障害の1つです。

自我障害とは?

自我障害というのは、自我の壁があいまいになり、周囲から影響を受けやすくなる状態です。

こうなると、自分の考えと他人の考えの区別があいまいになります。

統合失調症には「幻覚」「妄想」などの症状がありますが、このような自我障害も発生するケースがあるのです。

また、こんな体験をするケースがあります。

  • 自我漏洩体験…自分の秘密が知られると錯覚する
  • 考想伝播…自分の考えが周囲に伝わっていると思い込む
  • 思考吹入…相手の考えがわかる。伝わってくると感じる

このような体験もあります。

同時に、このような自分の意思ではなく、他人に意思によって操られる症状を――。

「作為体験」

と呼んでいます。

そして、この作為体験というのは、統合失調症の症状としては、割と頻度の高い症状です。

自我障害については、コチラの記事で詳しく解説しています↓

筒抜け体験とは?

筒抜け体験とは、自分の思考がすべて筒抜けになっていると感じる症状です。

自分と他人の境界がはっきりしません。

ですので、思考や行動が、自分のものなのか、他人のものなのかわからなくなります。

ウッチー

ウッチー自身、筒抜け体験を経験しています。

自分の考えが他人に読み取られると思っていたのです。

その時は、医師さえも疑って、自分の考えを読み取られないように、頑なに診察を拒否していました。

□ココは確認!「筒抜け体験」がある患者さんの接し方

筒抜け体験を感じている患者さんは、常に疑心暗鬼の中にいます。

そうなると、接し方に迷ってしまうかもしれません。

経験上、次のような接し方をすると、関係を良好に保てると感じます。

それは――。

  1. しっかりと話を聞く
  2. 頭ごなしに否定しない

以上の点です。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

接し方① しっかり話を聞く

筒抜け体験は、実際にはありえない症状です。

人は他人の考えを読み取ったりできません。

しかしながら、筒抜け体験の中にいる患者さんは、それが本当だと思っています。

そんな時は、まずはしっかりと話を聞く姿勢が大切です。

自分の症状を理解している存在があるだけで、気持ちにゆとりが生まれます。

また、頑なに受診を拒否する患者さんであっても、話を聞くだけで、医者に行ってみようという気持ちになるのです。

接し方② 頭ごなしに否定しない

意外とやりがちなのが、患者さんを頭ごなしに否定することです。

筒抜け体験の話は、かなり突拍子もないので、聞いている方は疲れます。

しかし、患者さん本人は本当に苦しんでいるのです。

そんな中、頭ごなしに否定されると、ショックを受けてしまいます。

ですので、まずは患者さんの話を聞いてあげましょう。

その上で、それを受け入れて同調します。

また、怖い思いをしないためにも、クリニックに行って治療を開始しようと諭すと、患者さんも安心するでしょう。

□徹底解説!「筒抜け体験」の3つの対策を紹介

筒抜け体験の具体的な対策はどんなものでしょうか?

経験を踏まえると、主に3つあると感じています。

それは――。

  1. 薬物療法 
  2. 十分な睡眠 
  3. カウンセリングなどのリハビリ

この3つです。

それぞれ見ていきましょう。

筒抜け体験の対策① 薬物療法

筒抜け体験は、統合失調症の症状の1つです。

よって、症状を抑えるために、薬物療法を開始する必要があります。

特に、症状が強く出ている時は。十分な量のお薬を服薬する必要があるのです。

お薬の量が多いと、不安になる方も多いでしょう。

ですが、安心してください。

お薬は症状が治まり、安定してきたら、減薬ができます。

そして、維持量というギリギリ症状を抑え込む量まで落としていくのです。

筒抜け体験の対策② 十分な睡眠

睡眠は神経を休めることにつながります。

ですので、十分な睡眠が取れないと、神経が休まらないのです。

そうなると、統合失調症のイヤな症状が出やすくなります。

筒抜け体験が出ている時は、神経が高ぶり、眠れなくなってしまうかもしれません。

そんな時は、素直に睡眠薬の力を使って、眠りの質を高めるといいでしょう。

睡眠薬は癖になって怖い。

と、考える方もいらっしゃいますが、現在の睡眠薬は、安全なものばかりです。

医師の指示にしたがって使う分には、特に問題ありません。

また、症状が落ち着き、自分で眠れるようになったら、徐々に減薬が可能です。

最終的にはカットできるので、あまり不安にならずに、睡眠薬を使ってもいいと感じます。

睡眠薬については、コチラの記事で詳しく解説しています↓

筒抜け体験の対策③ カウンセリング

筒抜け体験を感じている患者さんは、それが本当だと思っています。

この時、むやみに否定すると、治療が上手くいかないので注意しましょう。

よって、患者さんの言動を認めて、そこから対策を考える必要があります。

患者さんの意見を聞き、それを認める治療法を――。

「支持的精神療法」

といいます。

現在の精神科の診察は、この支持的精神療法が主流です。

ただ、日々の精神科の診察では、そこまで時間が取れないでしょう。

そんな時は、カウンセリングなどを利用すると効果的。

こうして、患者さんの不安を吐き出す環境を作ってあげましょう

自分の不安を聞いてくれる存在があると、治療効果が上がります。

支持的精神療法については、コチラの記事で詳しく解説しています↓

□筒抜け体験を知り治療を進めましょう

今回は、筒抜け体験という統合失調症の症状を紹介しました。

自分の考えが他人に筒抜けになっていると、患者さんは錯覚するのです。

そうなると、プライバシーがなくなったと感じ、患者さんは苦しみます。

ですので、その苦しみを少しでもわかってあげましょう。

最後にまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 「筒抜け体験」について知ろう 
  2. 「筒抜け体験」がある患者さんの接し方 
  3. 「筒抜け体験」の3つの対策を紹介

以上3つの内容でお届けしました。

筒抜け体験は、突拍子もない話なので、なかなか理解されません。

よって、この記事を熟読し、筒抜け体験について知りましょう。

本記事が、筒抜け体験について調べている方の参考になれば幸いです。

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