こんにちは、ウッチーです。
「統合失調症の患者さんをサポートしてくれる支援施設ってあるの？」
と、こんな疑問を持つ方も多いようです。
結論からお話しすると――。
「統合失調症の患者さんを支援する施設はいくつあります。その代表的なサービスはデイケアなどです」
もちろん、デイケア以外にも支援施設は多々あります。
そこで今回は、統合失調症の患者さんを支援する、代表的な施設をご紹介。
一体、どんな施設があるのでしょうか？
この記事が、統合失調症の患者さんを支える支援施設について調べている方の参考になれば幸いです。
本記事はこんな人にオススメ
- 統合失調症の患者さんを支える支援施設を調べている方
- 支援施設ではどんなサービスをしてくれるのか気になっている方
□まずは確認！ 一体どんな支援施設があるの？
統合失調症の患者さんをサポートしてくれる支援施設はいくつかあります。
その代表的なものをまとめましたので、見ていきましょう。
具体的には、次のような支援施設が有名です。
- ホームヘルプ
- デイケア
- 就労移行支援
- 就労継続支援
- グループホーム
- 地域生活支援センター
などです。
一つずつ見ていきましょう。
統合失調症の支援施設① ホームヘルプ
ホームヘルプとは、患者さんが地域で暮らしていくためのサービスです。
ホームヘルパーが、患者さんの自宅を訪問して、色々お世話してくれます。
例えば――。
- 入浴
- 排せつ
- 食事
- 調理
- 洗濯
- 掃除
など、家事や生活全般の作業を手伝ってくれるのです。
また、相談やアドバイスなどもしてくれます。
つまり、生活全般にわたる支援をしてくれるわけです。
障害のある方に向けたサービスであり、その患者さんが地域で生活できるような、基本的なサービスを展開しています。
よって、利用者本人のためのサービスと言えるでしょう。
統合失調症の支援施設② デイケア
デイケアというのは、精神に障害を抱えた方に向けた日帰りのリハビリサービスです。
精神疾患の患者さんが、生活しやすいように、リハビリをしていきます。
同じ立場の人たちと、一緒にさまざま活動をするのです。
例えば――。
- 絵を描く
- 音楽を聴く
- スポーツをする
などのプログラムを通して、楽しみながら社会参加を目指すのが目的です。
デイケアについてはコチラの記事で詳しく解説しています↓
統合失調症の支援施設③ 就労移行支援
就労移行支援サービスを知っているでしょうか？
こちらは、障害のある方に向けた、就労のサポートをしてくれるサービスです。
国の支援制度である障害者総合支援法にもとづいて行います。
一般企業への就職を目指す障害のある方（65歳未満）を対象にしているのです。
そして、その方たちが就職できるように、必要な知識やスキルをトレーニングにしてくれます。
就労移行支援はコチラの記事で詳しく解説しています↓
統合失調症の支援施設④ 就労継続支援
就労継続支援とは、企業などで働くのが困難な障害者が対象です。
障害や体調にあわせて、働く場所を提供してくれます
また、就労に向けたサポートもしてくれます。
仕事をしながら、社会復帰の訓練ができる福祉サービスです。
就労継続支援には、A型とB型の2つのタイプがあります。
これらの違いは――。
- 「雇用契約を結ぶか？」
- 「対象年齢」
この違いがあります。
就労継続支援A型は雇用契約を結びます。
それに対し、就労継続支援B型は雇用契約を結びません。
また、就労継続支援A型は原則18歳から65歳未満の方が対象です。
就労継続支援B型の場合は、利用するのに年齢制限はありません。
いずれも福祉事務所で働くことになり、その仕事内容は事業所によって変わってきます。
就労継続支援についてはコチラの記事で詳しく解説しています↓
統合失調症の支援施設⑤ グループホーム
精神障害を対象にしたグループホームがあります。
グループホームは、精神障害がある方に対して、住宅の提供をするサービスです。
スタッフが駐在しており、日々の生活の支援をしてくれます。
例えば――。
- 調理
- 洗濯
- 掃除
- 相談
- 助言
- 服薬支援
- 金銭管理
などを、手伝ってくれます。
また、グループホームは同じ境遇を持つ方と、共同生活をしていくのです。
ですから、悩みの共有ができますし、精神の安定につながります。
グループホームにはいくつかの種類があります。
それは――。
- 日中から夜間まで職員の体制があるグループホーム
- 準24時間体制のグループホーム
普通の一人暮らしと同じような環境が整っているので、ゆくゆくは一人で暮らしたい方も有効。
もちろん、長く住み続けたい方は、そのまま住み続けても大丈夫なサービスです。
統合失調症の支援施設⑥ 地域生活支援センター
地域生活支援センターとは、障害のある方に向けた社会との交流の機会を提供するサービスです。
障害者総合支援法にもとづいたサービスになります。
主に――。
- 創作活動
- 生産活動
- 社会との交流活動
など、日々の居場所として活用できるサービスになります。
障害のある方の地域生活を支える、国がやっている「地域生活支援事業」の1つとして位置づけられているのです。
□統合失調症の支援施設を知り治療を進めましょう
今回は、統合失調症の患者さんを支える支援施設を紹介しました。
支援施設はいくつかあるので、自分に合った場所を探してみるといいでしょう。
最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 統合失調症の支援施設① ホームヘルプ
- 統合失調症の支援施設② デイケア
- 統合失調症の支援施設③ 就労移行支援
- 統合失調症の支援施設④ 就労継続支援
- 統合失調症の支援施設⑤ グループホーム
- 統合失調症の支援施設⑥ 地域生活支援センター
以上6つの内容でお届けしました。
どの施設も、統合失調症の患者さんを支える仕組みがしっかりしています。
ですので、統合失調症を患い、支援してくれる場所を探したいと思った時は、ぜひ、本記事を参考にしてみてください。
きっと、あなたの生活を最大にサポートしてくれるでしょう。
この記事が、統合失調症を患い支援施設を探している方の参考になれば幸いです。
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