統合失調症患者さんの平均寿命。普通の人よりも寿命が短いってホント?

統合失調症のコラム

こんにちは、ウッチーです。

日本は長寿の国なので、100歳まで生きるという方は、結構いらっしゃいます。

皆さんも、長生きしたいと思っているのではないでしょうか?

そこで今回は、統合失調症の患者さんの平均寿命について、まとめました。

実を言うと、統合失調症を患う方は、普通の人よりも寿命が短いというデータがあるのです。

今回は、統合失調症患者と平均寿命というテーマで、ウッチーが語ります。

それでは、早速見ていきましょう。

本記事はこんな人にオススメ

  1. 統合失調症の患者さんの平均寿命を調べている方 
  2. 統合失調症だけど長生きしたい方

□統合失調症を患う方の平均寿命ってどのくらいなの?

統合失調症を患っても長生きしたい。

このように考える方も多いでしょう。

ただ、こんなデータがあるのです。

東京大学の研究チームが発表したデータなのですが、

「精神疾患を持つ人の平均寿命は、一般人口に比べて20年以上短い」

というものです。

この研究結果になよると、統合失調症をはじめとする、精神疾患を患う方というのは、一般人に比べて、平均寿命が20年ほど短いとされているのです。

平均寿命は、63歳としています。

この研究は、1992年から2015年までに精神科病院に、長期入院した方を対象にしています。

退院後、地域生活に移行した254名のうち、死亡した45名について調査を行い、その結果、平均寿命が、63歳だったと発表したのです。

□統合失調症の患者さんの主な死因とは?

平均寿命が63歳というのは、少し寂しい結果です。

今の時代、80歳以上生きるのが普通なので、それよりも20年近く短いというのは、未来が暗黒に見えてしまいます。

では、なぜこのように寿命が短いのでしょうか?

この項目では、統合失調症をはじめ、精神疾患を患う方の、主な死因をまとめます。

精神疾患を患う方の主な死因で多いのは、心血管疾患のようです。

その次に、自殺という結果になっています。

心血管疾患が50〜75%。

自殺が10%という結果になりました。

精神疾患を患うと、どうしても自分の未来に希望が持てなくなります。

辛い闘病生活を続けていくと、死にたくなる気持ちになってしまうのです。

ですから、自ずと自殺してしまう方が増えてしまうのでしょう。

また、心血管疾患が多いというデータもあります。

これは、心臓発作や脳卒中などが多いということです。

心血管疾患というのは、主に動脈硬化によって血管の内腔が狭窄し、臓器への酸素を豊富に含んだ、血液の供給が不足する疾患群になります。

このように精神疾患を抱える患者さんは、心血管疾患や自殺が多いようです。

□平均寿命が短いという研究データを見たウッチーの反応

ここまで見ると、統合失調症になると、寿命が短くてショックを受けたという方も少なくないでしょう。

確かに、一般の人に比べると、寿命は短いというデータも出ているようです。

ただ、これは主に長期間入院を経験した方を対象にしています。

今の統合失調症は、そこまで症状が重症化しないので、入院しなくても、治療が可能になっています。

またお薬も進化しているので、お薬を服薬している限りは、普通の人と同じ生活が送れます。

ですから、平均寿命が短いからといって落胆しないでください。

適切に運動を取り入れて、健康的に生活していけば、寿命を延ばせるのではないかと思っています。

統合失調症になると、どうしても好きな物ばかり食べて、あまり動かなくなります。

そうなってしまうと、健康には良くありません。

少しずつでいいので、体を動かしながら、体に良いものを食べていけば、健康的に生きられるようになります。

また、何か目標を持つのも良いでしょう。

統合失調症の患者さんは自殺率が高いですが、その理由は、人生に希望が持てないからでしょう。

つまり、何か目的を持って、それに向かっていく力があれば、自殺しようという気持ちはなくなります。

なんでも良いので、目標を持つと良いでしょう。

ウッチーも、ブログを書いたり、漫画を描いたり、あとは、YouTubeなどをはじめて、目標を持つようにしています。

こうすると、

「もっとやりたい」

「もっと頑張りたい」

という気持ちになれます。

健康的な生活を送りつつ、目標を持っていけば寿命は延ばせるのではないかと、ウッチーは考えています。

ウッチーも100歳まで生きられるように頑張っていくので、皆さんも一緒に頑張りましょう。

□統合失調症は寿命が短い? でも落胆しないで

今回は、統合失調症と平均寿命というテーマでウッチーが語ってきました。

東京大学が発表したデータでは、統合失調症をはじめとする、精神疾患を抱える患者さんの平均寿命が、一般人に比べて20年以上短いとしました。

そして、その死因が、心血管疾患や自殺が占めています。

確かに、平均寿命が短いというデータが発表されていますが、それが全てではありません。

健康的な生活を心がけ、目標を持って生きていけば、心血管疾患や自殺のリスクを減らせるのではないでしょうか?

最後にまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきましょう。

  1. 統合失調症を患う方の平均寿命ってどのくらいなの? 
  2. 統合失調症の患者さんの主な死因とは? 
  3. 平均寿命が短いという研究データを見たウッチーの反応

以上3つの内容でお届けしました。

少しショッキングが内容の研究データでしたが、それが全てではないのです。

寿命というのは、日々の心がけで伸ばせるのではないかと考えています。

ですから、落胆しないでください。

ウッチーは、この研究データを見て、健康に気をつけて、目標を持って生活しようと、逆に励まされました。

ですから、落胆せずに、一緒に頑張っていきましょう。

この記事が、統合失調症の患者さんの平均寿命について調べている方の、参考になれば幸いです。

今回の記事は下記のサイトの研究データを参考にしました⬇️

東京大学

精神疾患をもつ人の平均寿命は一般人口に比べて20年以上短い〜精神障がい者の健康格差〜

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