統合失調症と不安障害を徹底比較!あなたの理解を深めるガイド

病気について

こんにちは、ウッチーです。

皆さんは、不安障害という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「なんとなく聞いたことがあるけど、詳しくは知らない」と、思っている方も多いかもしれません。

今回は、不安障害という病気についてご紹介します。

  • 統合失調症と似ている面はあるのか?
  • または違いはあるのか?

このような点を、詳しくまとめていきたいと思います。それでは、早速見ていきましょう。

そもそも「不安障害」ってどんな病気なの?

大勢の人の前で話したり、大事な試験などがあった時、緊張して汗をかいたり、心臓がドキドキしたりするというのは、誰でも経験があることでしょう。

ただ、不安障害になると、この心配や不安が過度になり過ぎてしまうのです。そして、不安でたまらなくなって、日常生活に支障をきたすようになります。

もしも、日常生活を送るのが難しいほど、不安を抱えているのであれば、それは不安障害かもしれません。不安障害は、精神的な不安はもちろんですが、心と体にいろんな影響を与えます。

例えば、不安になり過ぎて、心と体に不快な変化が出るのが特徴です。また、不安障害というのは、いくつかの種類があると言われています。それを見ていきましょう。

不安障害① パニック障害

パニック障害も、不安障害に分類される病気の1つです。突然理由もなく激しい不安に恐れて、心臓がドキドキとしてしまいます。

また、めまいがしたり、呼吸が苦しくなったりするのです。さらに、自分が死んでしまうのではないかという恐怖に取り憑かれます。このような発作的な不安や、体の異常の反応のことを、「パニック発作」と呼んでいます。

パニック障害については、こちらの記事でも詳しくまとめています⏬

不安障害② 社会不安障害

社会不安障害も、不安障害の1つです。

人に注目されることや、人前で恥ずかしい思いをするのが怖くなって、人と接することができなくなります。特に人の多い環境にいると、不安になり、強い苦痛を感じるのです。ですから、バスや電車などに乗れなくなってしまう方もいらっしゃいます。

不安障害③ 強迫性障害

強迫性障害も、不安障害の1つです。

例えば

  • 「繰り返し手を洗い続ける」
  • 「火の元や戸締りを何度も確認する」

など、とにかく細かいことが気になってしまい、不安になるのです。

自分では不合理だと分かっていても、行為をやめられず、苦しみます。しないではいられない強迫行為を繰り返すことで、日乗生活に支障をきたすようになるのです。

強迫性障害については、こちらの記事でも詳しくまとめています⏬

不安障害④ 全般生不安障害

全般性不安障害も、不安障害の1つです。これは、学校や会社、家族や友達のことなど、生活の様々なことが気になってしまい、極度の不安に襲われる状態になります。

この病気は、不安だけではなく、落ち着きがなかったり、疲れやすかったりする特徴があります。このように、不安障害と分類される病気は複数あります。では、統合失調症と似ている面や違う点はあるのでしょうか?

次項以降、詳しくまとめていきます。

統合失調症と不安障害の共通点

統合失調症も不安障害も同じ精神の病気です。したがって、似ている面もあるでしょう。実を言うと、統合失調症になると、漠然とした不安に襲われることがあります。

これは

  • 「病気が治らなかったらどうしよう」
  • 「このまま働けなかったらどうしよう」

など、いろいろな不安が重なって、極度に疲れてしまうのです。ここが、不安障害と似ている点と言えるでしょう。

不安障害も、漠然とした不安があり、当事者は苦しんでいきます。精神障害を抱えると、やはり不安との闘いになります。ですから、漠然とした不安があり、イライラしたり、落ち着きがなくなったりしてしまうのです。

統合失調症と不安障害の違い

統合失調症と不安障害の違いとはどんな点でしょうか? 2つの病気は、同じ精神疾患ですが、やはり違う病気なのです。ウッチーは主に、3つの点が違うと考えます。

統合失調症と不安障害の違い① 使うお薬が違う

統合失調症は、抗精神病薬を使って治療を進めます。ですが、不安障害の場合は、抗不安薬という治療薬を使うのです。また、うつ症状が出ているときは、抗うつ薬を使うケースもあります。このようの使うお薬が違うという点が、両者の違いです。

統合失調症と不安障害の違い② 治療方法が違う

不安障害は、お薬を使うケースもあるのですが、一番大きなのは、カウンセリングです。不安障害は、自分がどんな時に不安を抱えて、どうなってしまうのか?そして、どうすれば、不安を鎮めていけるのか?このようにして、自分の病気の特徴を知っていくことが大切です。

ですから、カウンセリングなどをして、自分の症状をよく確認していきます。また、認知行動療法などをして、自分の不安を抑える方法を学んでいくのです。

統合失調症もカウンセリングをする場合がありますが、メインは薬物療法なので、この点も、2つの病気の違いと言えるでしょう。

統合失調症と不安障害の違い③ 症状が違う

統合失調症の症状で多いのは、幻聴や妄想などです。ですが、不安障害の場合は、このような幻聴や妄想などはありません。あくまでも、不安障害というのは、物事に対する不安が過度になってしまうのです。

統合失調症にも不安がありますが、やはり大きなのは幻聴や妄想などなので、この点も2つの病気の違いと言えます。

統合失調症と不安障害という病気について知りましょう

今回は統合失調症と不安障害をテーマにして、ウッチーが記事をまとめました。不安障害は、精神的な不安から、心や体に不快な変化が現れます。最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. そもそも「不安障害」ってどんな病気なの? 
  2. 統合失調症と不安障害の共通点 
  3. 統合失調症と不安障害の違い

以上3つの内容でお届けしました。

統合失調症と不安障害は、厳密には違う病気です。しかしながら、似ている面もあります。

今回の記事では、不安障害がどんな病気なのかをまとめ、その上で統合失調症との共通点や違いなどを解説しました。2つの病気についての知識が増えると、治療にも前向きになれるでしょう。この記事が、統合失調症と不安障害について調べている方の、参考になれば幸いです。

 

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