「統合失調症」はその昔「精神分裂病」と呼ばれていました

病気について

こんにちは、ウッチーです。

「統合失調症は昔【精神分裂病】と呼ばれていたんでしょ?」

と、こんな疑問を抱える当事者も多いようです。

結論からお話しすると――。

「統合失調症という名称は、2002年から使われています。それ以前は、【精神分裂病】と呼ばれていたのです」

これは、多くの当事者が知っているかもしれません。

今回は、アンケートを取り、精神分裂病から、統合失調症と名称が変わり、当事者がどういう風に感じているのかをまとめました。

ウッチー

一体、当事者の皆さんはどのように考えているのでしょうか?

この記事が、「統合失調症」「精神分裂病」について調べている方の参考になれば幸いです。

□2002年「統合失調症」という名称に変わりました

統合失調症という名称は、実はそれほど古くはありません。

今の若い人はあまり馴染みがないかもしれませんが、統合失調症はその昔――。

「精神分裂病」

と呼ばれていたのです。

精神分裂病というと、何だか怖いイメージを抱きますよね?

何となく精神が崩壊し、元に戻らないような感じがします。

実際にそう思っていた方も多いのでしょう。

その結果、2002年に日本精神神経学会が、名称を変更しました

そして――。

「統合失調症」

という名称になり、現在に至ります。

「精神分裂病」には差別的な意味合いがある

と、言うのが、変更の理由のようです。

ウッチー

ウッチーがこの病気になった時は、既に統合失調症と呼ばれていました。

ただ、その昔、「精神分裂病」と呼ばれていたことを知り、かなり驚いた記憶があります。

そんな統合失調症という名称ですが、当事者はどのように受け止めているのでしょうか?

コチラを調査してありますので見ていきましょう。

□「統合失調症」と「精神分裂病」どっちがふさわしい?

ウッチー

個人的には、統合失調症という名称になってよかったと感じています。

その理由は――。

「【精神分裂病】だと、他人に与えるイメージが強烈すぎる」

と感じるためです。

では、当事者の多くは、統合失調症と精神分裂病、どちらがふさわしいと考えているのでしょうか?

詳しくは次のグラフをご覧ください。

ウッチー調べ 2020.04.15

と、このような結果になりました。

  • 統合失調症の方がいい:80% 
  • 精神分裂病の方がいい:20%

アンケートを取ると、大多数の方が統合失調症の方がふさわしいと回答されました。

やはり、精神分裂病だと言葉の響きが強烈であるため、もっとソフトな統合失調症が受け入れられるのでしょう。

では、統合失調症の方がふさわしいと考える方は、なぜ、このように思うのでしょうか?

次項以降、詳しく解説していきます。

□「統合失調症」の方がふさわしいと考える方の意見

ウッチー

ウッチー自身も、統合失調症の方がふさわしいかなと考えています。

病気をソフトに表現していますし、何よりも、怖い印象がありません。

では、「統合失調症」のほうがふさわしいと考えている方は、どんな風に思っているのでしょうか?

アンケートを取り、実態を調査してあります。

精神分裂病というほうの名称は周囲へのマイナスイメージが大きいと感じて消去法で選びました。

また、重く暗い印象がなく、受け入れやすいと感じますね。

それに自分は精神の病気であるというよりは、障害の一つだと考えているから、統合失調症の方がいいと思います。

精神分裂という言葉があまりに残酷に聞こえたからです。

統合失調の方がなんとなくオブラートにつつまれている気がしたから統合失調症の方がいいと思います。

それに、よく見聞きしている点もポイントですかね。

「精神分裂病」は異常性が感じられイメージが悪いので、消去法です。

「統合失調症」は、よりソフトな印象で、その病気であることを話しやすい。

症状を表せているとも思います。

それに、現在で言われる陽性症状と陰性症状、そのバランスが保てなくなる症状であること、つまり精神が不安定で失調状態にあることから、統合失調症の方がわかりやすくもある。

精神分裂病だと端的に表しすぎている感じがする。

自分を失ったような精神病だから病名としてふさわしいと思いました。

「精神分裂病」は表現が過激すぎますし、近寄りがたい印象があります。

また、精神分裂病は古く崩壊的なイメージがあります。

でも、統合失調は回復でき病気であるイメージがあるので、統合失調症の方がいいといいですね。

脳の中での統合がうまくいかない疾患だから統合失調症の方がいいと感じます。

また。精神分裂病だとすごい重い病気のように感じますし、ちょっと大袈裟な言い方だと思います。

それに、精神分裂という言葉が、実際にその病気を患っている方に対しての偏見を生むと思うから統合失調症の方がふさわしいと感じます。

元々あったものが、何かをきっかけとして失ってしまったという感じがしますし、やはり医科学的にも統合失調症のほうが良いと感じます。

それに、精神分裂症だと直接的すぎる印象がありますよね。

分裂は悪いことのイメージがあります。

いま、バランスを失調しているが、いまはいまでその人の見方があるはず。

その人自身を否定するような名称ではなく、状態を表すだけの名称で十分だと思うから。

「分裂」だと異常者を想像してしまいますが、「失調」だと仕方ない病気という気がするから。

それに、病気であるというより症状である、というニュアンスで伝わるからです。

また、精神分裂病には差別性を感じるからです。

統合失調症だと、本来1つに統合されているものが、失われている。まとまっていない。と病名を見て判断できるからふさわしいと感じます。

後は、名前に安定感がある点もいいですね。

やはり、精神分裂病という強烈なイメージがよくないと回答される方が多かったです。

統合失調症だと、ソフトに病気を説明している感じがして、印象がいいような気がします。

□「精神分裂病」の方がふさわしいと考える方の意見

アンケートを取ると、20%の方が精神分裂病のほうがふさわしいと回答されました。

少し怖いイメージのある精神分裂病ですが、なせ、このように思うのでしょうか?

こんな意見が聞かれました。

聞いた時にパッとイメージがしやすいと思うし、統合失調症は精神的な問題だと思うから。

幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患と書いてあったからです。

感覚、思考、行動が病気のせいで、自分で振り返って考えることが難しいと書いてあるから精神的な物だと思うので、精神分裂病のがふさわしいと思うし、知らない人にも精神疾患系?かなと分かりやすいと思いました。

ほとんどの症状が精神に関係するからです。

あとは、名前から病状がイメージしやすいからです。

と、このように考える方が多いようです。

確かに、統合失調症だと、どんな病気なのかよくわかりません。

しかし、精神分裂病になると、言葉の響きだけで何となくどんな病気なのかがわかります。

わかりやすさという観点で見ると、精神分裂病の方がふさわしいのかもしれません。

いずれにしても、このように考える当事者もいらっしゃいますので、とても参考になりました。

□「統合失調症」という名称になってどのように感じるか?

統合失調症の当事者たちは、「統合失調症」という名称になり、どのように感じているのでしょうか?

コチラの情報も調査してありますので見ていきましょう。

精神分裂症は、普通の病気というよりは、特殊な危ない病気のイメージがあり、差別対象になるように思うので、総合失調症に変わったことでそのイメージが改良されたと思います。

ただ、聞こえ方としてはよくなったと思いますが、名称がかわったことにより、より病気の中身がわかりづらくなったと思います。

変わったことを知らなかったので、統合失調症が聞き慣れているのでそんなに違和感はないです。

だけど、よい効果があると思っています。

差別的な印象がなくなり、よいと思いました。

「精神分裂病」よりはいいんじゃないかと思います。

少し、わかりづらくはなったものの、精神分裂病と聞いただけだと、イメージがたやすい分偏見ができてしまうのではないかと思うので、そのような点では良いのではないかと思う。

また、印象として、差別的な意味合いが薄くなったように感じる。

世間の病気に対する偏見が少なくなったのではないか、と思うし、受け入れやすく感じられます。

ただ、それでも精神病のイメージや人権が少し前進したとは思うが、まだ悪いイメージを払拭できていないのではないでしょうか? 

だけど、時代の流れというか特徴をとらえていると思えました。

人権に配慮した病名に変わって良かったと思う。

分裂という言葉はマイナスでしか感じない。

しかも、精神が分かれているということは危険なイメージまで生み、差別までもを生む可能性があるので変わってよかったのではないかと思う。

また、名前が変わったことで世間に浸透しやすくなった気がする。

それに、正しい名前だと思います。

幻覚や妄想がありまた丸く表現してると思います。

精神が分裂するというのは分かりにくいので適していると感じますかね。

また、病名だけみたら、幅広くなったように感じます。

分裂のように、名称だけで悪いことを連想させるようなことは必要ないと思います。

おそらく「精神分裂」という表現に問題があったのだと思いました。

「精神分裂病」という名称には差別的な印象を受けるので変わって良かったと思います。

社会的な差別が減少し、疾患として認知されてきたと感じます。

難しそう名前から少し柔らかくなったイメージがあります。

精神分裂だと、差別している感じがしますね。

統合失調症は、病気として扱われていると思うので、わかりやすいと思いました。

それに覚えやすいので好印象です。

と、このような意見が多くなっています。

みなさん共通しているのは――。

「差別的な意味合いがなくなった」

と、感じているようです。

確かに、「統合失調症」の方が、差別的な感じがしないので、好印象であると思います。

精神障害者に対する偏見の目はまだまだありますので、このように差別的な要素がなくなる名称への変更は、多くの当事者に受け入れられるでしょう。

□多くの当事者が「統合失調症」という名称に好印象を抱いていました

今回は、「統合失調症」「精神分裂病」についてまとめました。

くり返しになりますが――。

「2002年に精神分裂病は、統合失調症という名称に変わりました」

そして、多くの当事者が、この名称変更に好意的な印象を抱いています。

ウッチー

確かに、精神分裂病になると、差別的な意味合いが強いと感じるので、ウッチーも統合失調症の方がいいと考えています。

最後にまとめとして、この記事で紹介した内容を振り返っていきましょう。

  1. 2002年「統合失調症」という名称に変わりました 
  2. 「統合失調症」と「精神分裂病」どっちがふさわしい? 
  3. 「統合失調症」の方がふさわしいと考える方の意見 
  4. 「精神分裂病」の方がふさわしいと考える方の意見 
  5. 「統合失調症」という名称になってどのように感じるか?

以上5つの内容でお届けしました。

今回はいつもとは少し違った趣向でまとめましたので、ぜひゆっくりと読んでみてください。

このような、コラム的な記事も反響があればアップしていきたいと思います。

この記事が、「統合失調症」「精神分裂病」について調べている方の参考になれば幸いです。

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