【コラム】統合失調症のリハビリに理学療法は有効なのか調査

統合失調症のコラム

こんにちは、ウッチーです。

統合失調症のリハビリについて調べていると、こんな研究論文がありました。

それは――。

「統合失調症者に対する理学療法の有効性」

という研究論文です。

ウッチー

ウッチーは、理学療法の存在は知っていましたが、詳しく知りません。

しかし、この研究論文によると、理学療法は統合失調症の治療にも有効のようです。

そこで今回は、理学療法にスポットを当て、色々お話していきます。

この記事が、統合失調症のリハビリについて調べている方の参考になれば幸いです。

本記事はこんな方にオススメ

  • 統合失調症のリハビリについて調べている方 
  • 理学療法がどんな療法なのか調べている方

□まずは知ろう!「理学療法」ってどんな療法なの?

理学療法とは、どんな療法なのでしょうか?

簡単にまとめましたので、見ていきましょう。

理学療法とは?

理学療法とは、カラダの機能が低下した患者さんに対し、日常生活を行うための、基本的な動作の回復を目的にした治療法を指します。

例えばこんな風にして治療を進めます。

  • 体操などの運動
  • 温熱や水、電気刺激や光線を使う
  • マッサージなどをする

など、物理的な手段がメインになっています。

基本的な動作とは――。

  • 「座る」
  • 「歩く」
  • 「立ち上がる」

など、日常生活を行うための、基本となる動作です。

理学療法は、医師の指示のもと、理学療法士が行う医療行為になります。

そして、理学療法士は、理学療法を行う専門職です。

ちなみに、理学療法士は英語で「Physical Therapist」と呼ばれています。

ですから、その頭文字をとって、医療現場では「PT」と呼ばれているのです。

また、理学療法士は国家資格であり、年に1度実施される国家試験に合格しないとなりません。

ここまで見ると、理学療法というのは、カラダを自由に動かせない人が対象になるのだとわかります。

そうなると、一見、統合失調症とはあまり関係ないように感じますよね?

しかし、統合失調症になり、入院が長期になると、活動量が低下してしまいます。

そのような人のために、理学療法はあるのです。

それを踏まえて――。

「統合失調症者に対する理学療法の有効性」

という、研究論文を見ていきましょう。

□統合失調症のリハビリに理学療法は有効?

結論からお話しすると――。

「統合失調症のリハビリに理学療法は有効」

の、ようです。

「統合失調症者に対する理学療法の有効性」

という研究論文には、理学療法の有効性が確認されていました。

実をいうと、国内では統合失調症の患者さんを対象にしたリハビリで、理学療法はほとんど確立されていないようです。

そこで、統合失調症の患者さん12名に対し、毎週1回、12週間の理学療法を行いました。

そして、その有効性が確認されたようです。

実際に理学療法を統合失調症の患者さんに行うと――。

  • 「身体能力に関する項目」
  • 「陰性尺度」
  • 「総合精神病理尺度」

※陰性尺度・総合精神病理尺度:主として統合失調症の精神状態を全般的に把握することを目的として作成された評価尺度のこと

という項目で、有意な値の変化があったと発表しています。

つまり、統合失調症のリハビリに、理学療法は有効なのです。

また、この実験では次のような可能性を発表しました。

それは――。

「身体面と精神面の両方の面で治療効果がある」

ということです。

以上のことから、精神医療の現場でも、リハビリテーションとして、理学療法を導入するのが望ましいと言えるでしょう。

精神科と、他職種が連携をとれば、もっと効果的に治療が進むような気がしました。

この記事の元ネタとなった研究論文はコチラです

□やっぱり気になる「理学療法」ってどこで受けられるの?

既に述べてきましたが、精神医療の現場で、理学療法はあまり導入されていません。

これが、統合失調症のリハビリにおける理学療法の課題でもあると言えるでしょう。

ただ、いくつか理学療法が受けられる場所があるようなので、コチラでまとめました。

理学療法が受けられる場所

  1. 医療機関
  2. 障害福祉機関

このような機関で受けられるようです。

医療機関

例えば、一般病院や診療所、リハビリテーション専門病院には、理学療法士が在籍しています。

ただ、普通の病院やリハビリ施設は、身体疾患やケガを負った人が対象であり、統合失調症は含まれていないケースが多いです。

障害福祉機関

統合失調症になると、障害福祉と関係が深くなります。

例えば障害者の入所施設では、専門の理学療法士が在籍されているので、理学療法が受けられます。

また、近年は就労移行支援の事業所でも受けられるようになっているようです。

数が少ないのですが、このような施設も増えているようなので、徐々に精神医療の現場にも理学療法は浸透しているようですね。

※就労移行支援:障害のある方に向けて就労のサポートをしてくれる福祉サービス

□今後精神医療の現場に理学療法が浸透することが望まれる

今回は――。

「統合失調症のリハビリに理学療法は有効なのか?」

と、いうテーマで語りました。

実際に、有効性を示した研究論文もあり、今後の活動に注目したいところです。

ただ、実際の精神医療の現場では、まだまだ理学療法は浸透しないのが現実。

それでも理学療法は、確かな効果のある療法の1つなので、もっと、受けられる場所が増えてくれるといいですね。

統合失調症の患者さんにとって、希望になる話だと感じたため、今回1つの記事にまとめました。

この記事が、統合失調症のリハビリについて調べている方の参考になれば幸いです。

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コメント

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