【体験談】統合失調症と人混みの不安|花火大会で感じた恐怖と安心の工夫とは?

家族に知ってもらいたいこと

今年、私は長岡花火大会に行ってきました。

夜空いっぱいに広がる美しい花火に感動する一方で、同時に強く感じたのが「人混み」への恐怖と緊張でした。

統合失調症を持つ私にとって、人混みはただの混雑ではありません。

音や視線、周囲の情報が一気に押し寄せ、脳がパンクしそうになることがあります。

今回の記事では、花火大会という華やかなイベントを通して、「統合失調症と人混みの不安」についてお話しします。

また、自分なりに行った工夫や、少しずつ安心を増やすためのヒントも共有したいと思います。

統合失調症と「人混み」の関係性

ただの「苦手」ではなく症状の一部

統合失調症の症状には、幻聴や妄想といったわかりやすいものだけでなく、感覚過敏や強い緊張感も含まれます。

人が多い場所では、音・匂い・視線・会話などが一気に脳に押し寄せ、処理しきれずパニックに近い状態になることもあります。

特に初対面の人が多く集まるイベントでは、「自分が変な風に見られているのではないか」といった被害的な思考も出やすくなります。

「慣れなければいけない」とは限らない

よく「慣れれば大丈夫」と言われますが、無理をしてトラウマ的な体験になると、逆に外出自体が難しくなってしまうこともあります。

大事なのは、無理をしない範囲で、少しずつ経験を積むこと。

その「少しずつ」が、確実に自信につながっていきます。

実際に花火大会で感じた不安と工夫

行く前から不安はあった

当日は、花火の楽しみ以上に「本当に大丈夫かな」という不安の方が大きかったです。

混雑、行列、帰りの電車、人との距離感…。頭の中でシミュレーションを繰り返して、何度も「やっぱり行かない方がいいかも」と考えました。

でも、“行くかどうか”ではなく、どう過ごすかに意識を向けたことで、少し心が落ち着きました。

安心のために準備した3つのこと

1つ目は事前にルートや混雑状況を調べたこと。Googleマップで混雑時間を予測し、避ける時間帯をメモしました。花火大会当日の長岡駅は非常に混雑していたので、人混みを避けるのは難しいですが、それでもなるべく人が少ない方に行くなどして工夫しましえた。

2つ目は「無理だったら帰る」という選択肢を持っていたこと。無理に最後までいる必要はないと、自分に許可を出していました。しかし、行っているみると案外不安になることもなく、スムーズにできたのでよかったで。

3つ目は信頼できる人と一緒に行動したこと。同行者がいるだけで、不安の軽減効果は大きかったです。私の場合、父と父の友人と一緒に行きました。同行者がいたので、1人でいるよりも安心感があり、最初から最後まで花火を見続けられました。

「不安をゼロにする」ではなく「安心を増やす」

完璧を目指さないことがポイント

不安を完全になくすのは難しいです。

だからこそ、「不安を消す」のではなく、「安心の要素を増やす」ことが大切だと感じています。

たとえば:

  • 音が苦手なら、イヤーマフやノイズキャンセリングイヤホンを準備する
  • 会場マップを印刷しておく
  • 自分にだけ聞こえる安心ワード(例:「大丈夫、帰っていい」)を決めておく

こうした工夫の積み重ねが、「行ってもいいかな」と思えるきっかけになります。

「引き返す自由」も大事な選択肢

途中でつらくなったら帰ってもいい。

むしろ、「帰っていい」と自分に言えることで、安心して会場に向かうことができるんです。

この逃げ道の確保は、外出に対するハードルを下げる強力なツールです。

花火大会の映像に重ねた気持ちの変化

映像を通して伝えたかったこと

今回のYouTube動画では、花火の美しい映像を背景に、人混みへの不安と、それをどう乗り越えてきたかを語っています。

音声はBGMに差し替えていますが、言葉と映像の組み合わせによって、僕自身の気持ちの変化が伝わればと思っています。

視覚的な癒しと、心の中の葛藤の両方を感じ取っていただけたら嬉しいです。

花火の美しさが安心をくれた

実際に現地で見た花火は本当に美しく、しばらく人混みのことを忘れられる瞬間もありました。

光と音の中で、自分が「ただそこにいていい」と思えた時間は、ほんのわずかかもしれませんが、確かに希望を感じました。

【まとめ】統合失調症と人混み、それでも“外に出る”という挑戦

統合失調症の症状と人混みの関係には、他人にはわかりづらい苦しさがあります。

けれど、その苦しさを理解し、無理せず、でも可能な範囲で経験を積んでいくことは、少しずつ世界を広げていく道になります。

  • 無理に慣れなくていい。でも、工夫すれば少し楽になることもある
  • 不安をゼロにするより、“安心できる選択肢”を持とう
  • 外に出ることが目的ではなく、「自分のペースで過ごす」ことが大切

人混みが怖いという気持ちは、決して弱さではありません。

その中でも「自分に合った外出スタイル」を見つけることが、心の回復や安心につながるのだと思います。

▶ 動画はこちらからご覧いただけます

🎆 花火大会の美しい映像とともに、統合失調症と人混みにまつわる不安、そして安心するための工夫について語りました。

音声はBGMに差し替えていますが、僕の気持ちが映像に乗って伝わるように構成しています。

【YouTubeで見る】統合失調症と人混みの不安|長岡花火大会での体験

統合失調症の感覚過敏についてはこちらの記事も参考にしてください⬇️

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