統合失調症になると、五感が過敏になるような感じがします。例えば、物音に敏感になったり、普通の街が騒音に聞こえたりなどです。実際、僕も統合失調症になり、五感が過敏に働くようになったと思っています。
そこで今回は、「統合失調症と五感の過敏さ」というテーマでお話ししたいと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
統合失調症になると物音に敏感になりやすい?
統合失調症の患者さんは、健常者の方に比べて、音に敏感な人が多いような気がします。これも恐らく、神経が過敏に働くからなのでしょう。実際に僕も、病気になってから、些細な物音によく反応するようになりました。
例えば、冷蔵庫の「ブーン」という音や、照明器具の微かな「ジジジ」といった音などです。これは普通の人だったらほとんど気にならない程度の音です。しかし、統合失調症になると、このような些細な音にいたずらに反応しやすくなります。
音に敏感になるという症状はこちらの記事でも詳しく解説しています⬇️
街の人の流れが騒音のように聞こえる
これも統合失調症に患者さんによくあることだと思うのですが、街の喧騒が、ものすごい騒音に聞こえるというものです。僕も昔はそうでした。僕は決して都会に住んでいるわけではないのですが、普通の街に出かけていくと、人の流れがうるさくてたまらないという経験を何度もしました。
だからこそ、僕は静かな環境が好きです。僕はフィリピンに半年間留学していたのですが、フィリピンのカフェやバーはものすごくうるさいです。生バンドがガンガンに音を鳴らして演奏しているので、会話の声すら聞こえません。でも、フィリピン人は音楽が好きなのだと思います。
このような爆音の環境が、些細な街の喧騒でも聞こえるようになるが、統合失調症の特徴だと思います。
神経が過敏に働くというのは才能の証?
神経が過敏に働くと、生きづらさを感じます。なぜなら、普通の人とは違った感覚を持っているからです。でも、僕は思います。神経が過敏というのは、マイナスにもなるかもしれないけれど、プラスにも働くと…。
例えば、些細な物音が騒音のように聞こえる人の場合、その聞こえた音をそのまま絵に表現してみるとどうなるでしょう。普通の人には描けない、感覚的に素晴らしい絵画が描けるような気がします。
もちろん、すべての人がそうなるというわけではないのですが、神経の過敏さというものは、時として才能として現れるケースがあるとと思います。
統合失調症の患者さんの芸術表現「アウトサイダーアート」
芸術教育を受けていない人の芸術表現をアウトサイダーアートといいます。有名な人を挙げると、アドルフ・ヴェルフリやヘンリー・ダーガーなどです。日本の芸術家だと山下清さんなどが有名なアウトサイダーのアーティストです。
僕もリハビリの一環として絵画療養を受けてきましたが、その中で統合失調症の患者さんが書くアートをたくさんみてきました。思うのは、独特な感性を持っているということで、これらを正当に評価する仕組みさえあれば、統合失調症の患者さんはもっと自由に生きられるように思います。
【まとめ】五感が過敏になる症状があっても統合失調症は克服できる!
今回の記事でまとめたとおり、統合失調症の患者さんは、五感が過敏であるような感じがします。それは病気による影響なのか、持って生まれた性質なのか、それは僕にはわかりませんが、健常者よりも敏感であるのは事実です。
実際に、僕も五感が敏感に働くようになり、それはプラスになる時もあれば、マイナスに働く時もあります。でも、それらすべて合わせて統合失調症の患者さんの個性になるのだと思います。そして、これらの感性は時として強力な武器になるケースもあると思うので、皆さんも自分の個性を大切にしてください。



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