5分でわかる!統合失調症の「陽性症状」のお薬以外の対処法を当事者が語る

病気について

こんにちは、ウッチーです。

「お薬を飲んでも陽性症状がよくならないんだけど……」

と、こんな風に悩む当事者は多いです。

結論からお話しすると、

「陽性症状にはお薬を飲む以外にも対策がある」

と、ウッチーは考えます。

過去、ウッチーは陽性症状に苦しめられていました。

お薬を飲んでも、「幻聴」「幻覚」「妄想」が消えなかった時期があるのです。

ですから、このような陽性症状で悩む方の気持ちはよくわかります。

そこで今回は、陽性症状が酷かった時、ウッチーがしてきた対策をお話します。

すべての人に当てはまるかはわかりませんが、何かのヒントになるはず。

この記事が、統合失調症の「陽性症状」で悩む方の参考になれば幸いです。

□まるわかり! まずは統合失調症の「陽性症状」を把握しよう

統合失調症には、「陽性症状」という症状があります。

これは――

  • 幻聴
  • 幻覚
  • 妄想
  • 幻臭

などを感じる、統合失調症の嫌な症状です。

幻聴とは?

幻聴は、主に聞こえないはずの声を聞きます。

ウッチーには、次のような幻聴がありました。

  • ベルの音
  • 女の人の声で行動を読み上げられる
  • 本を読んでいると文句を言われる

このような幻聴です。

特に女の人の声で、自分の行動を逐一読み上げられるのには参ってしまいました。

とにかく不快な症状で、ウッチーは大声を出したりして、必死に戦っていたのです。

幻覚とは?

幻覚はありえないものを見る症状です。

例えば、ウッチーはこんな症状がありました――

  • ツルハシを持った人が電柱を登っていく
  • ドアノブがカセットコンロの点火スイッチに見えてしまい、ドアが開けられなくなる

などです。

幻覚を見ている時は、それが現実のものとして映っています。

そのためなかなか幻聴とは気づかないのです。

ですが、かなり突拍子もない光景を見るので、後か幻覚だったのかもと、わかることがあります。

妄想とは?

統合失調症の妄想は、特に被害妄想が多いようです。

ウッチーの場合、隣に住んでいる人が、自分を監視していて、悪口を町内の人に言いまわっていると妄想していました。

その結果、隣の人を尾行して、会社までいってしまい、かなり迷惑をかけてしまいました。

妄想も、幻覚と同じで、現実に起きていることと感じてしまいます。

ですから、なかなか自分の妄想だと気づけないのです。

幻臭とは

幻臭とは、ありえない臭いをかぐことをいいます。

例えば――

  • 自分のカラダが臭い
  • 焦げたようなニオイを感じる

などです。

ウッチーはあまり経験がありません。

ただ、自分のカラダが臭いのではないか? と感じる方が多いようです。

また、中には焦げ臭いニオイを嗅いで苦しむ方もいらっしゃいます。

統合失調症になると、このような「陽性症状」を覚え始めます。

本人にとっては、とても苦しい時期なので、ウッチーもかなり苦労しました。

では、「陽性症状」が出た時は、どんな方法で対策を立てればいいのでしょうか?

次項以降、詳しく解説していきます。

統合失調症の症状については、コチラの記事で詳しく解説しています↓

□徹底理解!「陽性症状」が出た時どうすればいい?

最初に断っておくと、陽性症状がひどい時は、まずお薬を見直してください。

統合失調症の治療は、お薬の服薬が基本だからです。

ですので、最初にお薬があっているのか? などを考えるようにしてください。

しかし、普通にお薬を飲んでいても、「陽性症状」が出る場合があります。

実は、統合失調症は再発しやすい病気なのです。

ウッチーも、普通にお薬を飲んでいたのに、症状がぶり返したことがありました。

そんな時は、薬の量を増やしたり、変薬したりして対処します。

ですが、お薬が効き始めるまでには、時間がかかります。

早くても1週間程度かかるでしょう。

そのため、ウッチーは陽性症状が出た時の対策を考えていました。

ウッチーが考えた、お薬を飲む以外の「陽性症状」の対策は、下記のとおりです。

  • 音楽を聴く
  • ランニングをする
  • 手記を書く

などの対策を考えました。

基本は服薬が大切ですが、補助的な役割で、薬以外の対策を考えておくと効果的。

すべての人に当てはまるかはわかりません、

しかし、ウッチーは上記の対策をして、陽性症状と戦ってきました。

ですから、何かの参考になるはずです。

これから、1つずつ解説していくので、一緒に確認していきましょう。

□リラックス効果あり! 音楽を聴くと気分が安らぐ

統合失調症の陽性症状が出た時、ウッチーは音楽を聴くようにしました。

これは、治療中に出会った、統合失調症の方に教えてもらった方法です。

音楽を聴くと、特に「幻聴」に効果があります。

幻聴は、確かに聞こえる不思議な声です。

ただ、音楽を聴くと、その幻聴がいくぶんかまぎれます。

音楽を聴く場合、歌詞がわからないほうが、効果が高いように感じます。

歌詞の意味が分かる日本語の歌を聞くと、歌詞を幻聴がささやいたりして、邪魔をするのです。

そのため、次のような音楽がオススメです

  • クラシック
  • ジャズ
  • 洋楽

などです。

ウッチーはクラシックが好きですので、特にクラシックを好んで聞いていまいた。

クラシックの音色が、嫌な幻聴をかき消してくれるのです。

また、クラシックに飽きたらジャズや洋楽を聞いていました。

この時のポイントも――

「歌詞がわからないほうが効果が高い」

ということです。

歌詞がわかると、幻聴がそれに対して文句を言ってきたりするので注意が必要になります。

また、コンポなどを使って音楽を流すよりも、イヤホンを使った方が効果がありました。

イヤホンは、耳を直接封じてくれます。

ですので、幻聴をしっかり押さえ込んでくれるような気がするのです。

幻聴以外にも「幻覚」「妄想」にも効果があります。

音楽を聴いている時は、不思議なものをみたり、被害妄想を覚えたりしませんでした。

音楽は確かな効果があります。

よって、「陽性症状」の対策として覚えておくといいでしょう。

□リフレッシュ効果!「ランニング」で対策を立てよう

統合失調症の陽性症状が出た時、ウッチーは走るようにしていました。

療養中、ウッチーはよく散歩をしていていたのです。

ですが、次第にステップアップして、ランニングするようになりました。

ランニングには、脳内をリフレッシュする作用があります。

また、走っていると、陽性症状を感じることがなくなるのです。

走ることに集中し、それ以外は考えられなくなります。

恐らくですが、陽性症状が出た時は、何か別に集中することがあるといいです。

その点、ランニングは強制的に集中するので、確かな効果があります。

ウッチーの場合、10㎞くらい走って、陽性症状を抑え込んでいました。

ただ、ランニングは少しハードルが高いです。

それまで運動してこなかった人が、いきなりやるのは難しいでしょう。

そんな時は、散歩から始めると効果的

散歩もリフレッシュできるので、ランニング並みに効果があると言えます。

陽性症状が出そうになった時は、散歩やランニングをしましょう。

ぶつくさひとりごと言っても、誰にも文句は言われません。

最初は、散歩からスタートして、徐々にランニングに移行するものありです。

余談ですが、ウッチーはランニングを進めていき、最終的にフルマラソンも完走できました。

このような別の目標も生まれるので、散歩やランニングはオススメです。

□まとまらなくてもいい!「手記」を書いてみよう

手記とは、自分の体験や感想をつづったものです。

日記とも言えるかもしれません。

ただ、日記のように細かく書く必要ありません。

その日感じた陽性症状の内容を、ただ書いていくだけです。

手記を書く場合は、PCでキーボードを打つよりも、実際に手で書いた方がいいでしょう。

手で文字を書いた方が、実際に何か書いている気持ちになり、陽性症状に効果があります。

陽性症状である「幻聴」「幻覚」「妄想」などは、自分ではなかなか判断できません。

そんな時は、とりあえずその日起きたことを、箇条書きで書くようにするといいでしょう。

まとまらなくてもまったく問題にはなりません。

ただ、淡々と書いていけばいいのです。

ウッチーはノートに手記を書いていき、診察の時に医師に見せて相談したりしました。

そうすると、どれが幻聴や幻覚なのかわかり、客観的に陽性症状を見られるようになります。

ウッチーは、手記をまとめて、最終的に一冊の小説にしました。

それをある文学賞に投稿した経験もあるのです。

ただ、受賞とは無縁です。

1次選考で落選してしまいました。

ですが、小説を書いたという達成感が生まれ、気分もよくなったのです。

手記を書いていくと、どれが「幻聴」「幻覚」「妄想」がわかるようになります。

こうなってくると、自分でもこれは陽性症状だから相手にしない! と思えるようになるのです。

□これだけは覚えて!「陽性症状」は相手にしてはいけない

ここまで、統合失調症の陽性症状が出た時の対処法を述べてきました。

ウッチーがさらに言いたいのは、次の点です。

「陽性症状は相手にしてはいけない」

これに尽きます。

ウッチーは過去、幻聴や幻覚に対して、激しく反応を示していました。

幻聴に対して、文句を言って騒いだりしていたのです。

ただ、陽性症状を相手にしても意味がありません。

むしろ、より一層陽性症状をひどくしてしまうでしょう。

ウッチーはこれまで述べてきた対策をするようになり、どれが陽性症状なのか、何となくわかるようになりました。

そして、それがわかるようになってから、いちいち反応するのを止めたのです。

ウッチーの経験上、幻聴、幻覚、妄想などは、反応すればするほど、調子づく傾向があります。

ですから、幻聴や幻覚が出ても無視するようにしましょう。

もちろん、妄想でひどいことを言われていると感じても、ウッチーは徹底して無視しました。

こうすると、いちいち陽性症状で腹を立てることがなくなります。

ウッチーは、陽性症状を無視するようにしてから、この症状で苦しむことがなくなりました。

もちろん、最初から徹底的に無視するのは難しいでしょう。

そんな時は、これまで紹介した対策をしてみて下さい。

きっと、何らかの効果があるはずです。

まずは騙されたと思って試してみるといいでしょう。

□一気に解決!「陽性症状」が出た時はこんな風にして対策しよう

今回は、統合失調症の陽性症状が出た時のお薬以外の対策を解説していきました。

実際に、ウッチーが実践してきた方法なので、確かな効果があるはずです。

最後に、この記事で紹介した内容をまとめていきましょう。

陽性症状が出た時の対策は――

  • 音楽を聴く
  • ランニングをする
  • 手記を書く
  • 陽性症状は徹底的に無視する

以上の点を守るといいでしょう。

誰でも気軽に試せるので、陽性症状に苦しむ場合は試してみて下さい。

特に、音楽はオススメです。

イヤホンを付けて、クラシックなどを聞くと、嫌な症状が消えていきます。

もちろん、これで完全に陽性症状がなくなるわけではありません。

基本は服薬が中心ですが、その補助的な役割として、上記の方法を試してみて下さい。

また、ある程度陽性症状がわかるようになったら、無視するようにしてください。

幻聴や幻覚などは付き合っているだけ無駄です。

無視をするようにすると、気分も楽になっていきます。

いずれにしても、ウッチーはこのような対策をして、陽性症状と戦っています。

ですので、陽性症状に苦しむ方の気持ちはよくわかります。

ウッチー自身、とても辛い経験をしていますが、何とか乗り切ってきたのです。

よって、あなたも必ず乗り越えられるはず!

安心して治療を進めましょう。

この記事が、陽性症状に苦しむ方の参考になれば幸いです。

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