こんにちは、ウッチーです。
統合失調症は、100人に1人罹患する病気になっています。
したがって、自分の周囲に統合失調症を患う人がいてもおかしくありません。
ですが、統合失調症を患う患者さんへの接し方が難しい。
と、このような思う方も多いようです。
そこで今回は、統合失調症を患うウッチーが、どんな接し方をされるとありがたいのかまとめていきます。
これがすべてというわけではありませんが、統合失調症の患者さんと接するときのポイントを押さえていきましょう。
本記事はこんな人にオススメ
- 統合失調症の患者さんが身近にいる方
- 統合失調症の患者への接し方を調べている方
□接し方は意外と重要! まずは「EE」を理解しよう
統合失調症の患者さんと接するときに、重要になるのが――、
「EE」
という考え方です。
これは、英語の「Expressed Emotion」の頭文字を取っています。
日本語に訳すると、「感情表出」となります。
これどういうことかというと、統合失調症の患者さんを取り巻く関係者の――。
- 表情
- 口調
- 態度
などにスポットを当てた考え方です。
例えば、次のような感情表出があります。
①.批判的な感情表出
これは、患者さんに対して不満や文句を言うことです。
統合失調症になると、症状の関係でゴロゴロしたり、寝てばかりになったりします。
この症状は、何も知らない人から見ると、怠けているように見えるのです。
その結果、患者さんに対して、文句を言ったり、不満を言ったりするケース増えてしまいます。
②.敵意のある感情表出
これは、患者さんに対して敵対的な感情をぶつけることを言います。
例えば――、
- 「お前なんかいなければいい」
- 「一発殴ってやりたい」
- 「お前のせいで私の人生はめちゃくちゃになった」
など、敵対的な言葉を投げてしまうことを指します。
③.情緒的に巻き込まれている感情表出
これは、過保護や過干渉になっている状態です。
例えば――。
- 「この子は病気だから私がいないと何もできない」
- 「この子の気持ちは、私にしかわからない」
など、情緒的に重くなると、患者さんも負担になってしまいます。
以上のような①.②.③の接し方をすると、統合失調症の患者さんにはよくないのです。
同時に、この時の接し方を――。
「高EE」状態と呼んでいます。
□「高EE」状態になるとどうなってしまうの?
統合失調症の患者さんは、とても接し方に敏感です。
同時に、先程紹介した「高EE」状態になると、再発のリスクが高まります。
患者さんに対する感情表出が行き過ぎると、患者さんにとっても負担になるのです。
また、患者さんに不満を言ったり、敵意をあらわにしたりする以外にも、過保護すぎる接し方もいけません。
患者さんと適切な距離を取りながら、接する必要があるのです。
ただ、家族が高EE状態だったから、社会的に欠陥があるわけではありません。
実は、多くの家族が誤解しているのですが、家族が高EEだったから、患者さんが統合失調症になったわけではないのです。
この病気は、家族の問題ではなく、複雑な原因が絡み合い発症する脳の病気です。
ですから、患者さんが発病したからこそ、家族が高EE状態にならざるを得なかったと考えるのが自然と言えるでしょう。
統合失調症の発病と家族の関係については、コチラの記事で詳しく解説しています↓
□ウッチーが感じたちょうどいい接し方とは?
では、どんな風に統合失調症の患者さんと接すればいいのでしょうか?
ここでは、病気を患うウッチーが、療養中に家族にしてもらってよかったことをまとめます。
統合失調症の患者さんへの接し方① とりあえず見守る
ウッチーは療養中、家族の下で過ごしていまいた。
そして、大体寝てばかりいたのです。
この時、家族は特に何も言いませんでした。
多くの家族は、回復を焦ってしまい、無理に活動的にさせようとします。
しかし、この病気はとてもだるくなる時期があるので、この時に動けと言われても無理なのです。
ですから、寝てばかりいるのは、体力を蓄える大切な時期と考え、見守ってあげるようにしましょう。
統合失調症の患者さんへの接し方② それとなくサポートする
バランスが難しいのですが、あまりに放っておき過ぎるもの問題があります。
特に療養中は、今までできたことができなくなるので、辛さも感じてしまうのです。
ですから、できることを少しずつ増やしていき、それをサポートしてあげるようにしてください。
例えば、食器を洗うのを手伝ってもらうとか、テーブルを拭いたりするのを手伝ってもらうなど、簡単なものからサポートしてあげると、回復が早まっていくでしょう。
統合失調症の患者さんへの接し方③ 統合失調症という病について勉強する
統合失調症という病気は、まだまだ理解されていない面が多くあります。
その結果、ウッチーも色々な場面で差別されてきました。
この差別の源は、病気をよく知らないために発生します。
したがって、家族の方には、まずは病気をよく知ってもらいたいと感じるのです。

ウッチーの家族は、家族会に参加したり、本を買って読んだりして、知識を高めてくれました。
こうすると、自然と病気に対する知識が集まり、患者さんに優しく接することができるようになるでしょう。
このブログでも、オススメの本を紹介していますので、あわせて参考にしてみて下さいね。
□患者さんへの接し方を理解し回復のためのサポートをしてあげよう
今回は、統合失調症の患者さんへの接し方を、当事者の目線で解説しました。
冷たく突き放すのは、もちろんいけませんが、あまりに過保護になるのもまた問題なのです。
高EE状態になると、再発のリスクが高まるデータがあります。
したがって、患者さんと適切な距離を取って接するようにしましょう。
最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 接し方は意外と重要! まずは「EE」を理解しよう
- 「高EE」状態になるとどうなってしまうの?
- ウッチーが感じたちょうどいい接し方とは?
以上3つの内容でお届けしました。
家族のちょっとした思いやりが、回復を助ける早道になると感じます。
統合失調症の患者さんへの接し方で迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さいね。



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