私のせい?「統合失調症」の発病は家族の責任ではないので安心しよう

家族に知ってもらいたいこと

こんにちは、ウッチーです。

「子どもが統合失調症になってしまった。それって親のせいなの?」

と、こんな風に悩む家族がいらっしゃいます。

結論からお話しすると――。

「統合失調症の発病に、家族は関係ありません。責任はないので、この点は安心してください」

と、いうことが言えます。

今回は、未だに間違って伝わっている――。

「統合失調症の発病に家族が関係している?」

と、いうことについてまとめていきます。

ウッチー

家族に発病の責任はないので、この点は詳しく見ていきましょう。

この記事が、子どもが統合失調症になってしまい、責任を感じている家族の方の参考になれば幸いです。

本記事はこんな人にオススメ

  • 子どもが統合失調症になってしまった方 
  • 統合失調症の発病に責任を感じている家族

□ココは理解! 家族に統合失調症の発病の責任はない

くり返しになりますが――。

「統合失調症の発病に家族は関係ありません」

ですので――。

  • 「育て方が間違っていた」
  • 「家庭環境に問題があったから」

なと、考える必要はありません。

実をいうと、多くの家族が、発病に責任を感じているのです。

ただ、これは誤解なので、家族に責任はありません。

「育て方や家庭環境は、統合失調症の発病に関係ないのです」

実際問題、多くの方が誤解しているので、この点は理解しておいてくださいね。

□統合失調症の発病が家族のせいと誤解される理由

統合失調症の発病に家族は関係ありません。

ですが、これをわからず、誤解している方が結構いらっしゃいます。

では、なぜこのような誤解が生まれたのでしょうか?

その理由は――。

「精神障害と家庭環境が関連づけてイメージされる精神疾患があるから」

と、このように言えるでしょう。

例えば――、

  • 解離性同一性障害(多重人格)
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)

などの精神疾患がありますよね?

実は、この精神疾患は、幼少期に虐待されるなどが、引き金になっているケースが多いのです。

また、劣悪な家庭環境だと、発症の可能性が上がると言われています。

このような背景があり――。

「統合失調症の発病に家庭環境が関係しているのでは?」

と、言われてしまうのです。

ですが、統合失調症は家庭環境によって生じる障害ではありません。

統合失調症は教育問題や家庭環境と関わりなく、発生してしまう病気です。

また、昔は統合失調症の原因も家庭環境にあるのでは? と考えられている時期がありました。

一部の精神科医ですら、そのように考えていたのです。

今では、その説は否定されているので、問題ないのですが、昔の名残があって、教育や家庭環境が原因なのでは? と考える方も多くなっています。

統合失調症の原因についてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

□私の「遺伝子」が関係している可能性はないの?

子どもが統合失調症になると、当然ですが家族はショックを受けます。

特に、母親は罪悪感を抱えやすい傾向があるようです。

そして――。

「もしかすると、私の遺伝子が原因だったのかもしれない」

と、考えてしまうこともあるでしょう。

ですが、現代の統合失調症の研究を見ると――。

「ドーパミンをはじめとした複数の神経伝達物質の働きが、発症に関係しているのではないか?」

と、いう風に言われています。

ですので、親の育て方や教育などは、関係ないのです。

発症に関与する要因の1つになるかもしれませんが、本当の原因ではないのです。

また、責任を感じる母親は「遺伝」を心配します。

確かに、統合失調症は遺伝する病気と言われています。

発症に関連する遺伝子がいくつか見つかっているのです。

しかしながら、遺伝の可能性は本当に僅かになっています。

例えば、一卵性双生児を例に出してみましょう。

基本的に、一卵性双生児は同じ遺伝子を持ちます。

ですが、両方とも統合失調症になる可能性は、60%前後なのです。

「同じ遺伝子なのだから、100%にならないとおかしい!」

ですが、60%の割合なのです。

また、親が統合失調症で子どもに遺伝する可能性は、10%前後になっています。

つまり、遺伝の可能性はそこまで高くないのです。

統合失調症の遺伝の関係はコチラの記事でも詳しく解説しています↓

□統合失調症になりやすい体質や気質に関する遺伝子はある?

統合失調症は遺伝すると言われていますが、その可能性は僅かです。

よって、過度に遺伝の心配をする必要はないでしょう。

但し――。

「なりやすい体質や気質」

と、いった遺伝子があるのではないか?

このような仮説を立てる研究者もいらっしゃるのです。

この仮説によると――。

「約30%の割合で、統合失調症になりやすい体質や気質がある」

としています。

ですが、この仮説が正しいといする、遺伝的な要因を持つ人間はかなり多いことになるでしょう。

ただ、この仮説が正しいとすると、統合失調症は100人に1人罹患する病気なので、もっと多くないとおかしいでしょう。

よって、遺伝的な要因はあるが、そこまで重要ではないと言えるかもしれません。

ウッチー

事実、ウッチーはあまり遺伝的な要因を重く見ていません。

可能性はあるかもしれませんが、もっと別の原因があるのでは? と、考えています。

□統合失調症の発病は家族の責任ではありません。

今回は、子どもが統合失調症になってしまい、自分を責めてしまう家族が多いということで、それは間違いであるという情報をまとめました。

統合失調症は日々研究されています。

最新の研究を見る限り――。

「発病に家族の責任はない」

と、いうことが言えるでしょう。

最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 家族に統合失調症の発病の責任はない 
  2. 統合失調症の発病が家族のせいと誤解される理由
  3. 私の「遺伝子」が関係している可能性はないの? 
  4. 統合失調症になりやすい体質や気質に関する遺伝子はある?

以上4つの内容でお届けしました。

子どもが統合失調症になると、どうしても親は自分を責めてしまいます。

ですが、統合失調症は「脳の病気」なので、教育や家庭環境は問題ではないのです。

つまり、発病したのは、家族のせいではないので、安心してください。

未だに、自分を責めてしまう家族が多いので、その誤解を解くためにも、この記事を執筆しました。

この記事が、子どもが統合失調症になり自分のせいなのではないか? と考える方の参考になれば幸いです。

Follow me!

タイトルとURLをコピーしました