こんにちは、ウッチーです。
以前の投稿で、僕が飲んできた抗精神病薬を紹介しましたよね?
実は、ウッチーはこれまで色々なお薬を試してきました。
そして、現在飲んでいるお薬が「シクレスト」というものです。
そこで今回は、ウッチーが飲んでいるお薬である「シクレスト」を紹介します。
- どうしてシクレストを選んだのか?
- このお薬の特徴や副作用
- お薬の飲み心地はどんな感じか?
このように、いろいろな角度から「シクレスト」というお薬を伝えていきます。
実際に、ウッチーが服薬しているお薬なので、お薬選びのヒントになるはずです。
この記事が「シクレスト」に関して調べている方の参考になれば幸いです。
□意外な過去! ウッチーはこうしてシクレストを選んだ
統合失調症のお薬は、実にいろいろあります。
また、統合失調症のお薬は、主に2種類あるのです。
それが――
- 定型抗精神病薬
- 非定型抗精神病薬
この2つです。
定型抗精神病薬は、古いタイプのお薬になります。
陽性症状によく効くのですが、陰性症状に効果がありません。
そこで登場したのが、非定型抗精神病薬というお薬です。
こちらは、別名「第2世代の抗精神病薬」とも呼ばれます。
非定型抗精神病薬は陽性症状だけでなく陰性症状に効果があります。
ですので、必然的に飲む薬の量が減り、それでいて確かな治療ができるのです。
シクレストは、2016年に登場した非定型抗精神病薬になります。
2016年に発売されたので、比較的まだ新しいお薬です。
では、ウッチーはなぜ、「シクレスト」を選んだのでしょうか?
ここには大きな理由があります。
それは――
「太ってしまうのが嫌だったから」
です。
ウッチーは、シクレストを飲む前、ロナセンという薬を飲んでいました。
しかし、空腹感があり、よく食べるという日々を送っていたのです。
その結果、やや肥えてしまいました。
但し、決して大デブになったわけではありません。
ロナセンという薬はバランスがよく、結構効いていたので、できるなら止めたくありませんでした。
ただ、ロナセンを飲み始めてから、肝臓の値が悪くなりました。
恐らく少し太り始めたので、脂肪肝になってしまったようでした。
そこで、思い切って医師に相談し、変薬することになったのです。
そして、その時提案されたのが「シクレスト」というお薬でした。
では、シクレストとはどんなお薬なのでしょうか?
次項以降、詳しく「シクレスト」の特徴を解説します。
□効果は期待できる!「シクレスト」ってどんな薬?
既に紹介していますが、シクレストは「非定型抗精神病薬」です。
つまり、新しいタイプの統合失調症のお薬になります。
色々な作用があるため、「MARTA(多元受容体標的化抗精神病薬)」と呼ばれています。
基本的に、過剰なドパミンを抑える働きがあるのです。
統合失調症はドパミンが過剰に働き、脳がパンクし始めると起こります。
ですから、このドパミンを抑えると、症状がなくなっていくのです。
また、シクレストは精神の安定作用もあります。
そのため、統合失調症になった時の、強い不安感を解消してくれます。
ウッチー自身、かなり不安を強く感じるタイプの人間です。
ただ、このシクレストに変えてから、いくぶんか前向きに生きられるようになった気がします。
そして、「幻聴」「幻覚」「妄想」にも強い効果があります。
ただ、ウッチーは最初、5㎎を使っていたのですが、幻聴が出てきたので、10㎎に強めました。
そうすると、かなり効果があり、嫌な症状はなくなっていったのです。
さらに、シクレストには鎮静作用があります。
これは簡単に言うと、興奮を抑えてくれる作用です。
そのため、睡眠作用があり、よく眠れるようになります。
ウッチーはこの薬がよくあっており、今のところシクレストを服薬しています。
シクレストは、少し変わった薬です。
舌下錠というタイプになります。
これは、舌の裏にくっ付けて溶かして服薬するお薬なのです。
そうすると、舌の裏側から有効成分が溶け出して、ダイレクトに血管に伝わっていきます。
統合失調症で、舌下錠タイプのお薬はシクレストしかありません。
ですから、かなり珍しいお薬と言えるでしょう。
□飲み心地悪し!「シクレスト」の3つの注意点とは?
「シクレストが使ってみたくなった」
そんな風に感じる方も多いでしょう。
しかし、シクレストには注意点があります。
実際にシクレストを使っているウッチーは、次のような注意点があると考えます。
- とにかくマズい
- 眠気が強い
- しびれがある
このような注意点です。
1つずつ見ていきましょう。
シクレストの注意点① とにかくマズい
ウッチーはこれまでいろいろなお薬を飲んできました。
そんな僕がシクレストに対して思うのは、とにかくマズいということです。
シクレストは、飲み心地が最悪レベルに悪いです。
ウッチーが飲んできたお薬の中で、一番マズいお薬と言えます。
とにかく苦みがあります。
舌の裏で溶かして服薬するので、苦みがダイレクトに伝わり、かなり不快です。
あっているので、仕方なく飲んでいる感じになります。
シクレストの注意点② 眠気が強い
シクレストは鎮静作用が結構強いです。
そのため、飲んで1時間くらい経つと、かなり眠くなります。
この眠気は強烈で、ウッチーは耐えられませんでした。
医師に相談すると、寝る前にまとめてお薬を服薬しましょうということになりました。
寝る前に飲むと、いい感じに眠くなり、スムーズに眠れるようになります。
基本は、朝・晩に飲むお薬ですが、朝飲む場合は注意が必要です。
シクレストの注意点③ しびれがある
シクレストの不快な症状の中に「しびれ」というものがあります。
このお薬は、飲んでからしばらくすると、舌がしびれてしまいます。
この症状は結構耐えがたく、ウッチーは苦労しています。
今は朝にお薬を飲んでいないのですが、朝飲んでいた時は辛かったです。
また、シクレストは服薬した後、10分間は飲食ができません。
そのため、しびれとダイレクトに戦う必要があり、余計にしんどく感じます。
□当事者が語る!「シクレスト」の副作用とは?
ウッチーは統合失調症のお薬を飲んでいて「副作用」に悩まされていました。
統合失調症は、お薬をずっと服薬する必要があります。
そのため、副作用が出やすくなってしまうのです。
副作用に関しては、コチラの記事で詳しく解説しています↓
ただ、ウッチーは現在、重篤な副作用は出ていません。
耐えられる程度の副作用が、軽く出ている感じです。
ですから、状態は安定していると言えるでしょう。
しかしながら、シクレストに変えた時は、結構副作用がありました。
どんな副作用があったのか?
これを説明していきます。
- アカシジアやカラダの震えがある
- 眠気が強い
- 舌のしびれ
このような副作用があります。
※アカシジア=カラダがそわそわとして勝手に動いてしまう副作用
眠気やしびれは、今でもあります。
そして、飲み始めた時は、アカシジアや舌の震えがありました。
とにかくカラダがそわそわとして、舌が震えました。
カラダの震えはそれほどひどくなかったのですが、舌の震えがひどかったです。
ですから、しゃべるのがしんどく、とても苦労した覚えがあります。
最初の頃は、副作用止めとして、抗パーキンソン薬を飲んでいました。
そうすると、いくぶんか副作用は収まりましたが、舌の震えは長く続いたのです。
ただ、徐々にお薬があってきたのか、重篤な副作用はなくなっていきました。
眠気や舌のしびれはあるものの、寝る前に服薬しているので、そんなに気になりません。
よって、今は安定して服薬できています。
例え副作用が出たとしても、副作用止めを飲めば何とかなる印象です。
また、しばらく経つと、副作用もなくなっていったので、安心して飲めるでしょう。
□やっぱり気になる!「シクレスト」って太るの?
統合失調症のお薬は太りやすいものが多いです。
では、シクレストは太りやすいお薬なのでしょうか?
結論からお話しすると――
「ウッチーは太りませんでした」
ですが、シクレストを服薬して太ってしまう方もいらっしゃるようです。
これから、その理由を説明しています。
シクレストが太る理由は、次のとおりです。
- 食欲が増加する
- 代謝が低下する
この2つがあります。
1つずつ見ていきましょう。
シクレストが太る理由① 食欲が増加する
統合失調症のお薬は抗ヒスタミン作用という作用があります。
これは主に血管を拡張させる作用です。
しかし、困ったことに食欲を増加させる作用もあります。
ウッチーはそれほど感じませんが、中には食欲がわいてしまう人もいるようです。
ただ、そこまで強烈ではないので、ある程度コントロールできると感じます。
シクレストが太る理由② 代謝が低下する
統合失調症のお薬は、代謝を低下させる作用があると言われます。
これは、原因がよくわかっていません。
シクレストにも同じような作用があり、代謝が下がってしまいます。
ですから、たくさん食べればその分太ってしまうのです。
ただ、適度に運動を取り入れれば、代謝の低下は補えます。
この点は過度に心配する必要はないでしょう。
ウッチーはシクレストに変えましたが、体重は変わっていません。
むしろ、過去最高に体重があった時と比べると、5㎏くらい痩せています。
そのため――
「シクレストだから100%太る」
ということにはなりません。
ウッチーは実際に服薬してみて、食欲の増加はそこまで感じません。
また、代謝の低下も、適度に運動をしているのでほとんど感じていません。
ウッチーが思うに、
「シクレストは統合失調症のお薬の中では太りにくい」
と感じます。
ですから、太るのが怖いという方は、シクレストに変更しても問題ないでしょう。
□値段が高い?「シクレスト」ってジェネリックはあるの?
統合失調症のお薬を服薬していて、ジェネリックを使う方もいらっしゃるでしょう。
ただ、結論からお話しすると――
「シクレストにジェネリックはない」
です。
既に紹介していますが、シクレストは2016年に登場したお薬です。
つまり、比較的新しい新薬になります。
そして、発売から10年は製薬会社の特許が認められています。
ですから、シクレストのジェネリックが登場するのは、早くても2026年以降になるでしょう。
お薬の開発には結構お金がかかります。
ですから、その開発をした製薬会社に対して、独占的に発売できる期間が10年と定められているのです。
それにあわせて、シクレストは薬価が高いです。
シクレストの薬価は次のようになっています。
- 5㎎:約264円
- 10㎎:約396円
※1錠あたりの薬価
ウッチーは10㎎を服薬しています。
基本的に月に1回受診しているので、大体お薬代で3,000円を超えます。
ただ、自立支援医療制度を使っているので、そこまで負担は重くありません。
自立支援医療制度に関しては、コチラの記事で詳しく解説しています↓
しかしながら、1割負担でもお薬代が3,000円を超えるので、やはり薬価は高い印象です。
ジェネリックが待ち遠しいですが、まだまだ先の話なので、仕方ありません。
しばらくは、このまま使い続けるつもりです。
□統合失調症の新しいタイプのお薬「シクレスト」を紹介しました
今回は、ウッチーが使っている統合失調症のお薬「シクレスト」を紹介しました。
シクレストは、舌下錠というタイプのお薬です。
そのため、舌の裏で溶かして服薬します。
シクレストは、2016年に登場した、新しいタイプのお薬です。
よって、まだまだ知られていないことが多いと感じます。
ウッチー自身、この薬があっているので、もっと多くの方に情報をシェアしたいと思いました。
今回の記事をまとめると、次のような形になります。
- シクレストは飲み心地が悪いが効果は高い
- 副作用はそこまでひどくない
- 太るという作用も強くない
- ジェネリックがなく薬価が高い
このようなポイントがありました。
いずれにしても、シクレストは統合失調症の症状を抑える効果が強いと感じます。
もちろん、人によって「あう」「あわない」があるでしょう。
それでも、確かな効果があるので、気になった方は医師に相談してみて下さい。
シクレストを試してみたいと言えば、医師も相談に乗ってくれるでしょう。
統合失調症のお薬は、数多くあります。
ですので――
「必ず自分に合ったお薬が見つかる!」
これは事実です。
お薬が合わないと感じている方も、根気強くお薬を探していきましょう。
この記事が、シクレストについて調べている方の参考になれば幸いです。




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