こんにちは、ウッチーです。
「統合失調症になると対人関係が苦手になるって聞いたけどどうなの?」
と、このような悩みを抱える当事者や家族が多いです。
結論からお話しすると――。
「確かに、統合失調症になると対人関係が苦手になります。……しかし対策もあるので安心してください」

実は、ウッチーも対人関係が苦手です。
そのため、結構人間関係では苦労してきました。
ですが、対人関係を円滑にするための秘訣はあります。
今回は、統合失調症の当事者が抱える「対人関係」の悩みについてお話します。
この記事が、統合失調症になり、対人関係が苦手になった方の参考になれば幸いです。
□どうして統合失調症になると「対人関係」が苦手になるの?
統合失調症になると、対人関係が苦手になったりします。
一体、なぜこのようなことになるのでしょうか?
現実問題、ウッチーも対人関係が苦手で結構苦労しているのです。

そんなウッチーは、対人関係が苦手になるのは、次のような原因があると考えています。
それは――。
- 幻覚・妄想があるため
- 集中力が続かなくなるため
- 自分のカラに閉じこもってしまうため
このような原因があると考えています。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
統合失調症になると対人関係が苦手になる理由① 幻覚・妄想
統合失調症になると、陽性症状が発生します。
これは、幻覚や妄想が発生する、統合失調症の一番苦しい時期です。
そして、幻覚や妄想があると、人間関係は上手くいきません。
なぜなら――。
- 自分の悪口を言われている
- 自分を陥れようとしている
などの幻覚や妄想があるためです。
このような症状があると、人に対して常に疑心暗鬼になります。
ですから、対人関係がスムーズにいかなくなるのです。
統合失調症になると対人関係が苦手になる理由② 集中力の低下
統合失調症には、認知機能の障害が発生するケースがあります。
認知機能が低下すると、集中力が保てなくなります。
こうなると、人の話を理解することができなくなるのです。
もちろん、こんな状態では、人とコミュニケーションをとるのは難しいでしょう。
ですので、相手がよほど病気について理解がないと、コミュニケーションがとれません。
集中力の低下も、対人関係が苦手になる理由と言えるでしょう。
統合失調症になると対人関係が苦手になる理由③ 閉じこもる
統合失調症には、陰性症状という状態があります。
これは――。
- 無気力
- 感情がなくなる
などの状態のことを指します。
そして、この状態になると、どうしても自分のカラに閉じこもりやすくなります。
一度、閉じこもってしまうと、人と接するのが億劫になり、どうでもよくなります。
陰性症状が続くので、対人関係を円滑に進めるのが難しくなってしまうのです。

このような原因があると、ウッチーは考えています。
簡単にまとめると、統合失調症の症状がそのまま対人関係の悪化に拍車をかけているのです。
□統合失調症の「対人関係」はストレスにもつながるので注意
統合失調症の当事者を抱えた家族は、結構焦りがちです。
とにかく、当事者によくなってもらいたいと考えるあまり、無理をしやすくなっています。
例えば――。
- 働いていないと体裁が悪いから無理をして仕事をさせる
- 家の中にばかりいるので、無理矢理外の環境に出させる
などです。
実を言うと、統合失調症の回復はそんな早く進みません。
亀のように鈍足でしか回復しないのです。
そのため、あまりにペースを速めた治療は、むしろ逆効果です。
そして、対人関係にも似たようなことが言えます。
当事者が閉じこもってしまい、なかなかコミュニケーションが取れない時は無理をする必要はありません。
無理をさせると、逆にストレスになってしまうので、注意が必要なのです。
当事者のペースに合わせて、ゆっくりと対人関係の練習をしていくようにしてください。

具体的には、ウッチーは3つのステップがあると考えています。
次項以降、その3つのステップについて詳しく解説していくので、確認しましょう。
□統合失調症の「対人関係」を円滑するための3つのステップとは
統合失調症は、ゆっくりとしか回復しません。
同時に、統合失調症の問題である「対人関係」も同じようなことが言えます。
例えば、療養を始めたばかりの当事者を、人の多い環境に連れて行くのはやめてください。
大きなストレスになり、回復が遅くなってしまいます。

ウッチーは段階を踏んで、対人関係の訓練をしていくと効果的である考えています。
具体的には次の3ステップです。
- まずは家庭から対人関係の訓練をする
- 慣れてきたら医師やカウンセリングを利用する
- 最終的にはデイケアなどに通い集団行動を
以上のようなステップを踏むようにするといいでしょう。
ウッチーは、このようなステップで対人関係のリハビリをしました。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
統合失調症の「対人関係」のリハビリ① 家庭で訓練
統合失調症の当事者にとって、大きなコミュニケーションの場となるのは「家庭」です。
ですので、家庭の中でコミュニケーションをとるようにすると効果的。
例えば――。
- あいさつをする
- 簡単な仕事を手伝う
などです。
まずは、あいさつから始めてみてはいかがでしょうか?
あいさつをすると、した方もされた方も気持ちよくなります。
- 起きてきたら「おはよう」
- 食べる時は「いただきます」
など、あいさつをする機会はたくさんあります。
同時に、あいさつはそれほどハードルが高くないので、対人関係のリハビリの最初の一歩として有効です。
そこから少しずつできることを増やしていき、家庭内で簡単な手伝いをさせるようにするといいでしょう。
あくまでもゆっくりが原則ですが、家庭でも対人関係のリハビリはできるのです。
統合失調症の「対人関係」のリハビリ② クリニックやカウンセリング
統合失調症は薬物療法が基本です。
そのため、クリニックを通院して治療を進めます。
最初は、一人で通院するのが難しいかもしれません。
ですが、慣れてきたら一人で行けるようになると、いいリハビリになります。
医師に状況を説明して、お薬をもらって帰ってくる。
これだけでも対人関係の練習になるのです。

また、ウッチーはカウンセリングなどを利用してきました。
カウンセリングは自由診療といい、健康保険が適用されないのがネックですが、対人関係の練習になります。
心理士さんと、30分くらい話して過ごします。
ウッチーは最初、全く話せませんでした。
常に疑心暗鬼で、自分を狙っているのではないかと勝手に考えていました。
しかし、それは続けていくうちに慣れていきます。
いつしか、心理士さんとは話せるようになり、話を聞いてもらえるので、満足感も高くなるのです。
このようにして、クリニックやカウンセリングを利用するのは、対人関係の練習になるのでオススメです。
統合失調症の「対人関係」のリハビリ③ デイケア
ある程度、対人関係の訓練をしてきたら、集団の中に入るようにしましょう。
中でも、デイケアは同じような精神障害の方ばかりなので、治療効果は高いです。
デイケアは、基本的に1日6時間程度を、デイケアをやっている病院で過ごします。
そこで――。
- ゲームをする。
- スポーツをする
- 絵を描いたりする
などして過ごします。
必然的に他者としゃべる機会が多くなるので、対人関係の訓練になります。
ただ、最初からデイケアに行くのは結構ハードルが高いです。
ですので、無理のないペースで、リハビリをしていき、「もう少し人と話したいな」と思えるようになったら、デイケアに進むといいでしょう。
最初から無理をしてデイケアに行く必要はありません。
自分のペースで、少しずつ対人関係の練習をしていきましょう。
デイケアについてはコチラの記事で詳しく解説しています↓
□統合失調症の「対人関係」は訓練しないと色々問題になる
統合失調症の「対人関係」は、リハビリすれば改善します。
まずは、家庭から、少しずつコミュニケーションの範囲を広げていきましょう。
同時に、対人関係の練習をしておかないと、後々問題になることも多いです。
大きな問題は、やはり「仕事」でしょう。
当事者の多くは、働いていない環境を、いいものだとは思っていません。
ですので、早く社会復帰したいと考えているものなのです。
しかしながら、対人関係の練習をしておかないと、仕事に就くのは難しいと言えます。

実はウッチーは、対人関係のリハビリをしないまま、働いてしまい、結果的に1ヶ月持たずに辞めてしまっているのです。
まったく人の言葉が理解できず、また、仕事もできないので、怒られてばかりでした。
それがストレスになり、最終的には「使い物にならない」とののしられていたのです。
こうなると、逆に仕事に挫折してしまい、回復が遅くなってしまいます。
ウッチーも全然仕事ができなかったので、挫折してしまい、塞ぎ込んでしまいました。
このような経験があるので、無理をする必要はないのですが、早い段階から対人関係のリハビリをした方が、後々楽になります。
もちろん、無理は禁物です。
それでも、家庭の中から、少しずつコミュニケーションを増やしていけるようにすれば、効果的に治療ができるようになるでしょう。
対人関係がある程度円滑に進めないと、仕事に就くのは難しいので、このような問題が発生する前に、少しずつリハビリをするようにしてくださいね。
□統合失調症の「対人関係」の能力は回復するから安心しよう
今回は、統合失調症の「対人関係」についての情報を紹介しました。
くり返しになりますが――。
「統合失調症になると対人関係が苦手になる」
これは、統合失調症の症状の関係上、仕方のない側面があります。
しかしながら、対人関係はリハビリすれば、問題なく生活できるレベルになるので安心してください。

ウッチー自身、対人関係が苦手で苦労しましたが、徐々にステップアップしてリハビリしてきました。
その結果、今では普通に暮らしていけるようになったのです。
もしも、無理して仕事を続け、徐々にステップアップしてリハビリしなければ、こんな風に回復しなかったかもしれません。
最後にまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- どうして統合失調症になると「対人関係」が苦手になるの?
- 統合失調症の「対人関係」はストレスにもつながるので注意
- 統合失調症の「対人関係」を円滑するための3つのステップとは
- 統合失調症の「対人関係」は訓練しないと色々問題になる
以上4つの内容でお届けしました。
本記事でも紹介した通り、無理は禁物です。
特に家族の方には、当事者の回復のペースに合わせて、手助けして欲しいと感じます。
まずは、身近でできる範囲でリハビリし、少しずつ範囲を広げていきましょう。
そうすれば、無理なく「対人関係」のリハビリができるはずです。
この記事が、統合失調症になり、対人関係が苦手になったと感じる方の参考になれば幸いです。



コメント
[…] […]