治療初期はお薬の量が増える? その理由とウッチーなりの見解をお話しします

家族に知ってもらいたいこと

こんにちは、ウッチーです。

今回は、治療初期のお薬の量について、ウッチーなりの見解をお話しします。

統合失調症の方なら知っているかもしれませんが、治療初期はお薬の量が増えます。

これは、症状を抑え、なるべく早く回復させるために必要な処置です。

この記事では、治療初期のお薬の量の話や、維持量までお薬を減らすプロセスなどをお話しします。

実際にウッチーが経験したことをベースにしてお話しするので、何かの参考になるはずです。

それでは、早速見ていきましょう。

本記事はこんな人にオススメ

  • 統合失調症でお薬の量が多いと感じる方 
  • 統合失調症の薬物療法について当事者の意見が聞きたい方

□治療の初期はお薬の量が増えるの?

統合失調症の治療の基本は、薬物療法です。

これは、抗精神病薬というお薬を使って治療を進めていきます。

統合失調症のイヤな症状である「幻覚」「妄想」などは、脳内のドーパミンという物質が過剰に生産されると発生しやすいです。

そして、抗精神病薬には、このドーパミンの働きを抑える効力があります。

したがって、抗精神病薬を服薬すると、「幻覚」「妄想」などの症状は消えます。

個人差がありますが、遅くても1ヶ月あれば、このような症状は消えるでしょう。

ウッチー

ウッチーの場合は、2週間程度でお薬の効力が出て、症状がなくなっていきました。

そんな抗精神病薬ですが、治療初期は結構量が増えるのが一般的です。

これは、担当する精神科医の先生によっても違いがあるのですが、初期はお薬の量が多かった印象があります。

この理由は、なるべく早く嫌な症状を抑えるためです。

抗精神病薬はある程度の量を使うと、効き目が強く出ます。

ですから、治療初期はお薬の量が増えがちなのです。

但し、ずっと、多量のお薬を使うわけではないので、安心してくださいね。

□症状が落ち着いたら少しずつお薬の量を減らしていく

既に紹介していますが、統合失調症のイヤな症状である「幻覚」「妄想」などは、お薬を飲むと、比較的早く収まります。

症状が治まっていくと、少しずつお薬の量を調整していきます。

ただ、ここで注意したいのは、自己判断で、お薬を止めてはいけないということです。

統合失調症の服薬については、色んな考えがありますが、自己判断で断薬するのは、もっと危険な行為です。

実を言うと、勝手にお薬を止めると高確率で症状が再発します。

詳しくは次のグラフをご覧ください。

引用:Robinson D et al. Arch Gen Psychiatry 1999

このグラフが示す通り、勝手にお薬を止めると80%という高い割合で再発してしまうのです。

ですから、処方されたお薬は飲むようにしましょう。

医師も細心の注意を払って、お薬の量を調整していきます。

決して、一気にお薬の量を減らしたりはしません。

少しずつ様子を見てお薬の量を調整していくのです。

よって、お薬の量については、基本的には医師の指示に従うようにしてください。

症状が落ち着けば、徐々に維持量という、症状がギリギリでない量までお薬を落としていきます。

こうすると、活動性もそこまで損なわれないので、日常生活を送るのが大分楽になるのです。

□お薬の量が減らない時はどうしたらいいの?

逆にいつまで経ってもお薬の量が減らない時もあります。

この場合は、医師にその理由を聞いた方がいいでしょう。

ちゃんとした医師ならば、必ずその理由を説明してくれます。

この時、話をあいまいにするような医師は、もしかすると危険かもしれません。

セカンドオピニオンという、別の医師の助言を聞いた方がいいかもしれませんね。

ウッチー

実を言うと、ウッチーも過去、なかなかお薬の量が減りませんでした。

ですから、過鎮静というか、カラダがだるくて動けない日が多く続きました。

あまりに動けないので、勝手にお薬を止めてしまいました。

すると、先程紹介したグラフのとおり、再発してしまったのです。

一度再発すると、最初よりも治りにくくなります。

したがって、なるべくならば、再発は避けたい道であると言えるでしょう。

その後、ウッチーは再発のリスクがあるため、お薬の量が増えたままでした。

ですが、ある程度薬が効いてきて症状が落ち着けば、減薬していこうという話になったので、結果的に、維持量までお薬の量を減らせました。

このようにして、ゆっくりと減薬して、維持量まで減らしていくのが一般的です。

ですので、お薬の量がずっと変わらない場合は、その理由を聞いてみるようにしくださいね。

□お薬の量が多いとカラダが重くて動けないんだけど……

お薬の量が多くて動けない。

このような悩みを抱える患者さんも多いようです。

特に治療初期は、お薬の量が多いので、だるさは残ります。

これは、ある程度割り切って考える必要がありそうです。

特に症状が強く出ている時は、お薬の量を一時的に増やして、症状を抑え込んだ方が、後から考えると良かったと感じると思います。

ウッチー

ウッチーは、お薬の量が多くて動けない時は、あえて動く必要がないと考えます。

この時は、カラダを休める時期なのだと、割り切って考えるようにしましょう。

症状が治まり、ある程度回復してきたら、必ず維持量までお薬の量を落としていきます。

こうなると、カラダは自然と動くようになるので、安心しましょう。

前項でも紹介しましたが、お薬の量がずっと変わらない時は、その理由を聞いてみましょう。

必ず何か理由があるはずです。

そして、その問題を解決できれば、必ずお薬の量は最低限必要なレベルまで減らせます。

自分でお薬の量で不安なことがあったら、医師をしっかり活用するのも治療ためには必要です。

□治療初期はお薬の量が増えるけど必ず減るから安心しよう

今回は、治療初期のお薬の量について解説しました。

やはり、症状を抑えることを優先するため、治療初期はお薬の量が増えるようです。

最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきましょう。

  1. 治療の初期はお薬の量が増えるの? 
  2. 症状が落ち着いたら少しずつお薬の量を減らしていく 
  3. お薬の量が減らない時はどうしたらいいの? 
  4. お薬の量が多いとカラダが重くて動けないんだけど……

以上4つの内容でお届けしました。

治療初期はお薬の量が増えても、安定すれば、維持量まで減薬するのが一般的です。

したがって、最初はお薬を使って症状を抑えることに専念しましょう。

この記事が、お薬の量について調べている方の参考になれば幸いです。

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