「エビリファイ」ってどんなお薬? マルチに効く統合失調症の治療薬です

薬・副作用について

こんにちは、ウッチーです。

今回は「エビリファイ」というお薬をご紹介します。

エビリファイは、非定型抗精神病薬の1つであり、統合失調症の治療薬として開発されました。

なかなかメジャーな抗精神病薬の1つなので、知っている方も多いでしょう。

しかしながら、どんな作用があり、副作用などはないのかは、結構不安になる点ではないでしょうか?

そこで、エビリファイに関する情報を、細かくまとめていきます。

この記事が、エビリファイについて調べている方の参考になれば幸いです。

本記事はこんな人にオススメ

  • エビリファイというお薬を調べている方 
  • 統合失調症の治療薬にはどんなものがあるのか調べている方

□しっかり確認!「エビリファイ」ってどんなお薬?

エビリファイは、2006年に登場した統合失調症のお薬です。

第2世代の抗精神病薬であり、別名、非定型抗精神病薬と言います。

エビリファイは、ドーパミンの量を適切に調整する働きがあります。

このタイプのお薬は――。

「DSS(ドーパミン・システム・スタビライザー)」

と呼ばれています。

ドーパミンが過剰に生産される時は、働きを制限します。

その反面、不足している時は、生産を補ってくれる作用があるのです。

また、気分を安定させる働きもあります。

例えば――。

  • 低用量では気分を持ち上げる
  • 高用量では気分を抑える効果がある

気分を安定させる作用があるので、うつ病や双極性障害の治療にも使われるケースがあります。

ちなみに、日本で発売されているDSSはエビリファイだけです。

□すぐにわかる!「エビリファイ」の効果

エビリファイの効果をまとめていきます。

既に少し紹介していますが、エビリファイは変わった作用があります。

ドーパミンの部分作動薬として働く特徴があるのです。

ですので、ドーパミンを適度な量に調整してくれる働きがあります。

つまり、過剰に生産されるドーパミンを抑えて、不足しているドーパミンの動きを強めるのです。

統合失調症の症状は、ドーパミンの過剰に生産されると発生します。

ですから、ドーパミンの生産を抑えてくれると、「幻覚」「妄想」などの陽性症状に効果があるのです。

また、エビリファイは穏やかな鎮静や気分安定が期待できます。

このため、抑躁効果、抑うつ効果、再発予防効果もあるのです。

統合失調症の症状全般に効き、さらに気分安定薬としても側面もあるので、マルチに使えるお薬と言えるでしょう。

□ココがスゴイ!「エビリファイ」の4つメリット

エビリファイはどんな点が優れているでしょうか?

ウッチー

ウッチーは主に、4つの点が優れていると感じます。

それは――。

  1. 陰性症状や認知機能の改善に効果がある 
  2. 副作用が少ない 
  3. 気分安定薬としても使える 
  4. 1日1回の服薬でOK

これらの点が優れていると感じます。

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

エビリファイのメリット① 陰性症状や認知機能の改善に効果がある

エビリファイは「幻覚」「妄想」などの陽性症状に効果がありますが、「意欲の低下」「感情の鈍化」などの陰性症状にも効果があるようです。

また、認知機能の改善にも有効なので、主に統合失調症の慢性期に使われるケースが多くなっています。

エビリファイのメリット② 副作用が少ない

エビリファイはドーパミンの働きを整える作用があります。

過剰に抑えすぎないので、その分副作用が少なめになっているのです。

副作用があまり多くないので、子どもや高齢者にも使われるケースがあります。

従来の抗精神病薬で副作用が気になる方は、エビリファイに切り替えても効果があるでしょう。

エビリファイのメリット③ 気分安定薬としても使える

既に紹介していますが、エビリファイは気分安定薬としても使えます。

抑躁効果、抑うつ効果、再発予防効果に期待ができます。

このような作用があるため、気分の波がある方にも対応できるでしょう。

1つのお薬で、いろいろな働きがあるので、お薬の量が増えずに効果を出す特徴があります。

エビリファイのメリット④ 1日1回の服薬でOK

エビリファイは1日1回の服薬で効果があります。

ですので、服薬の管理がしやすいお薬であると言えるでしょう。

統合失調症のお薬の中には、1日何度も服薬しなければならないものがあるので、この点は優れているのではないでしょうか?

以上のようなメリットがあると感じました。

あわせて参考にしてみてください。

□一体どこが?「エビリファイ」のデメリット

全体的に見て、エビリファイは優れたお薬であると言えそうです。

ただし、少なからずデメリットもあります。

ウッチー

ウッチーは主に、次の点がデメリットであると感じました。

それは――。

「鎮静作用は弱い」

という点です。

鎮静作用というのは、興奮や衝動を鎮める作用のこと。

そして、エビリファイは幾分かこの作用が弱めです。

ですので、興奮や衝動がひどい患者さんには向かないでしょう。

統合失調症の中でも興奮や衝動が目立たない患者さんに使われるケースが多くなっています。

このようなデメリットがありますが、基本的にはメリットの方が大きいと感じるので、この薬が合う方は、続けていく価値があるでしょう。

□やっぱり気になる!「エビリファイ」の副作用

エビリファイは副作用が少ないお薬です。

しかしながら、まったく副作用がないわけではありません。

この項目では、主な副作用をまとめました。

エビリファイで多い副作用は「アカシジア」のようです。

アカシジアというのは、じっとしていられない症状で、錐体外路症状と呼ばれています。

また、用量を増やすと、眠気の副作用が出やすいようです。

眠気は維持量まで用量を減らすと、自然となくなるでしょう。

ですから、高用量で使う時のみ注意してください。

アカシジアは、用量に関係なく発生しますが。副作用止めもありますので、あまり過度に心配する必要はありません。

いずれにしても、このような副作用が出た時は、必ず医師に相談するようにしてください。

アカシジアについては、コチラの記事で詳しく解説しています↓

□マルチに効く!「エビリファイ」を使って治療を進めましょう。

今回は、エビリファイという統合失調症の治療薬を紹介しました。

陽性症状はもちろんですが、陰性症状や認知機能の低下の改善にも効果があります。

服薬も1日1回でいいので、管理がしやすいマルチなお薬であると言えるでしょう。

最後にまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 「エビリファイ」ってどんなお薬? 
  2. 「エビリファイ」の効果 
  3. 「エビリファイ」の4つメリット 
  4. 「エビリファイ」のデメリット 
  5. 「エビリファイ」の副作用

以上5つの内容でお届けしました。

エビリファイは比較的副作用も少ないようなので、従来のお薬で、副作用が気になるという方には、選択肢の1つになるでしょう。

本記事では、エビリファイについてわかりやすくまとめましたので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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