こんにちは、ウッチーです。
今回は、「ジストニア」という副作用をご紹介します。
ジストニアというには、目が上を向いたり、首が反り返ったりする副作用の1つです。
統合失調症の治療薬である「抗精神病薬」を服薬すると、発生しやすくなっています。
この記事では、そんなジストニアに関する情報をまとめていくので、確認しましょう。
実際に、ジストニアの経験のある方にアンケートを実施し、その実態を調査しました。
ジストニアについて調べている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事はこんな人にオススメ
- ジストニアという副作用を調べている方
- ジストニアが出た時の対策が知りたい方
□まずは確認!「ジストニア」ってどんな副作用?
統合失調症の治療は、薬物療法が中心です。
基本的には、「抗精神病薬」というお薬を使って治療を進めます。
ただ、抗精神病薬を服薬していると、副作用が出る場合があるのです。
その副作用の1つに、「ジストニア」というものがあります。
そこで、ジストニアがどんな副作用なのか見ていきましょう。
ジストニアとは?
ジストニアとは目が上を向く、ろれつがまわらない、首が反り返る、体が傾く、などの症状が出る副作用です。
抗精神病薬を服薬していると、発生するケースがあります。

実際にウッチーもろれつが回らなくなるなどの症状が出て困りました。
それほど、多い副作用ではありませんが、困っている患者さんも多いようです。
実際に当事者の方にアンケートを取り、ジストニアの実態を調査してあるので見ていきましょう。
□一体どのくらいの割合?「ジストニア」の発生率
今回は、実際に当事者の方にアンケート調査を実施して、ジストニアの実態を調べました。
まずは、ジストニアを経験した方の割合を見ていきましょう。

と、このような結果になりました。
- ジストニアの経験がある 43%
- ジストニアの経験がない 57%
約40%の方がジストニアの経験がありました。
ですので、そこまで多く発生する副作用ではないようです。
ただ、40%の割合なので、それなりに苦しむ方はいらっしゃいます。
それを踏まえて、アンケートに答えてくれた性別や年齢を見ていきましょう。
男女の比率

と、このような結果になりました。
- 男性 57%
- 女性 43%
では、年齢はどうなっているのでしょうか?
コチラも調査してあります。

と、このような結果になりました。
- 20代 23%
- 30代 47%
- 40代 27%
- 50代以降 3%
全体的に30代が多いという印象です。
やはり、若くしてこの病気を患う方が多いようですね。
□どうしたらいいの?「ジストニア」が出た時の対策
ジストニアが出た時は、どのような対策をすればいいのでしょうか?
実際に、ジストニアを体験してきた当事者に、対策をお話ししてもらいました。
詳しくは次のグラフをご覧ください。

- 副作用止めを飲む 15%
- 安静にする 23%
- 病院に行く 23%
- 黙って耐える 15%
- 水分を取る 23%
と、このような結果になりました。
安静にしたり、病院に行ったりするという回答が多かったです。
意外な点は、副作用止めを飲むと答えた方が少なかったことでしょう。
やはり、副作用止めを飲むと、お薬の量が増えますし、敬遠される方が多いのでしょう。
また、黙って耐えるという回答もあったので、みなさん苦労されています。
ちなみに、アンケートを取ると、こんな声が多く聞かれました。
抜粋してご紹介します。
- 「頓服の薬を内服した」
- 「他の病院を回って、薬を変えて貰いました」
- 「自分の場合、体が傾いてしまうことが多く、家族に支えてもらって出来るだけ安静にします」
- 「出来るだけ水を飲んで寝るようにした」
- 「家族の支えと自身の工夫で対処しました」
- 「おさまるまでじっとしていた」
- 「DBS治療(脳深部刺激療法)を受けました」
- 「その場に座りこんで、症状が収まるのを待つ」
- 「水分をとる。(血中濃度が濃くなったり、代謝が悪いと出やすいから)」
- 「病院に連絡を行いました」
- 「病院に行って薬を変えてもらった」
- 「眼球上転が出てしまったので、倒れたままでした。起きたらお水を飲み休めるしかないです」
□やっぱり気になる「ジストニア」が出て困ったこと
ジストニアが出ると、生活にも支障が出てしまいます。

実際に、ウッチーもジストニアが出た時は、なかなか仕事をするのが難しかった記憶があるのです。
では、ジストニアを体験している当事者は、どんな点が困っているのでしょうか?
こちらもアンケートで答えてもらいました。
一部を抜粋してご紹介します。
- 「体が思うように動かなかった」
- 「食べ物を噛み砕くことができなくなりました」
- 「外に出ようと思った時になってしまうと、外に出られなくなってしまいます。また、外にいるときになってしまっても、家族以外からはあまり理解が得られないので変な目で見られてしまいます」
- 「映画館でなってしまった時に映画を一本見逃した」
- 「伝えたい事が相手に伝わらないのが一番困りました」
- 「周りから奇異の目で見られることが辛かった」
- 「仕事でパソコン作業をしている時に違和感がして、仕事が捗らなかったです」
- 「ひとりで外出中にでたため誰もそばにいいなかったこと」
- 「人前だととても人目を気にすることになるから、人のいないところに移動したり、下を向いたりしないといけないのが困る」
- 「身体が思うように動きませんでした」
- 「いつどこでジストニアがでるかどれくらいでおさまるかがわからないのが困った」
- 「体重減少も起きてきているので困っています」
と、このような声が多く聞かれました。
みなさんジストニアを体験して困っていることが多いようですね。
□しっかり把握して「ジストニア」が発生した時期
では、ジストニアを体験している当事者は、いつ頃症状を経験したのでしょうか?
コチラもアンケートを実施し調査してあります。
詳しくは次のグラフをご覧ください。

- お薬を飲み始めてから3ヶ月~6ヶ月くらい経ってから 31%
- お薬の飲み始め(~3ヶ月以内) 69%
と、このような結果になりました。
多くの当事者はお薬の飲み始めにジストニアを体験しています。
よって、ジストニアは飲み始めに多い副作用なのかもしれません。

ウッチーも飲み始めの頃にジストニアを発生し、その後、お薬に慣れたらなくなっていきました。
時間の経過とともに副作用も少なくなるかもしれませんね。
□「ジストニア」という副作用を把握し治療を進めましょう
今回は「ジストニア」という副作用の情報をまとめました。
ジストニアに関しての情報は、あまり数が多くありません。
そこで、実際に当事者の方にアンケート調査をし、実態を調べました。
ですので、有益な情報になったのではないでしょうか?
最後に、まとめとしてこの記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 「ジストニア」ってどんな副作用?
- 「ジストニア」の発生率
- 「ジストニア」が出た時の対策
- 「ジストニア」が出て困ったこと
- 「ジストニア」が発生した時期
以上5つの内容でお届けしました。
当事者たちの生の声をまとめましたので、きっと何かのヒントになるはず。
この記事が、ジストニアについて調べている方の参考になれば幸いです。


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