こんにちは、ウッチーです。
僕は統合失調症になり、今は回復して寛解状態になっていますが、実はまだ、回復していないな、と感じる部分があります。
それは、認知機能です。認知機能というのは、簡単に言うと「脳の働き」になります。具体的には、集中力や理解力、そして記憶力などの知的な能力を指します。そして、統合失調症になると、この機能が低下するのです。
今回の記事では、ウッチーの認知機能低下の向き合い方についてまとめました。ぜひ、最後までご覧ください。
統合失調症になると必ず認知機能は低下するのか?
結論からお話しすると、統合失調症になった患者さんのほぼ100%に認知機能の低下が見られると言われています。そして、僕が今まで出会ってきた患者さんの多くも、認知機能低下による生活のし辛さを感じていました。
僕が主治医に聞いた話では、やはり統合失調症になると認知機能低下しやすいので、対策を考える必要があるとのことでした。僕が思うに、統合失調症には色々な症状がありますが、この認知機能の低下が一番問題になると感じています。
認知機能を回復させる薬は存在するのか?
統合失調症の薬は日々進化しており、中には認知機能改善に効果のある薬も開発されつつあります。しかし、現状では認知機能を改善させる統合失調症の治療薬は存在しません。ただ、現在発売されている薬の中には、認知機能の改善に効果があると書かれたものもあるのです。
なぜこのような矛盾が生じるのかというと、新しい薬の特徴である「鎮静作用の弱さ」から来ます。実は、新しい薬は鎮静作用が低いものが多いです。これは、近年の統合失調症の症状が比較的軽症であるため、それに合わせて鎮静作用が低いものが多いわけです。
そして、鎮静作用が低いと、鎮静作用がある薬に比べて活動性が低下し辛いです。その結果、認知機能が回復しているように見えたのです。しかし、本質的には何も変わっておらず、鎮静せず動ける分だけ認知機能が回復しているように見えただけなのです。
認知機能を回復させるためにはリハビリが効果的なのか?
残念ながら、治療薬で認知機能を回復させることはできません。では、どうやって認知機能を改善させていけばいいのかというと、やはりリハビリに尽きると感じます。統合失調症はリハビリが非常に重要です。
具体的には、絵を描いたり、スポーツをしたり、SSTなどを受けたり、行うリハビリはなんでもいいと思いますが、長く続けなければなりません。なぜなら、統合失調症のリハビリは、1〜2回行っただけではあまり効果がないからです。
最低でも3ヶ月以上リハビリを続けるようにしましょう。そうすると、少しずつですが、衰えた認知機能が回復していくと感じます。
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認知機能は病前と同じレベルまで回復するのか?
僕の経験上、認知機能はリハビリを続けると一定のレベルまでは回復します。しかし、病気になる前と同じ水準まで回復するかというと、非常に難しい感じがします。統合失調症になった患者さんがよく言うのは、「病気になってから、なる前にできたことができなくなった」というものです。
なぜこのようになってしまうのかというと、認知機能が完全回復しないためです。そのため、昔できたことが病気になった後できなくなってしまうのでしょう。但し、完全回復は難しいですが、普通の生活が送れるレベルまでは回復するので、この点は悲観的にならなくても大丈夫です。
【まとめ】認知機能低下と向き合い統合失調症と闘おう!
統合失調症になると認知機能が低下しやすいですが、リハビリを続ければ一定のレベルまでは回復します。特に、統合失調症になると、ほぼ100%の患者さんに認知機能の低下が見られるため、早めに対策を立てる必要があるでしょう。
今回の記事では、ウッチーの体験談を元に、認知機能が低下した時の向き合い方を解説してきました。やはり、最も効果的なのはリハビリだと感じます。自分に合ったリハビリを長く続ければ、認知機能も回復していくと思うので、無理のない範囲で、リハビリを日常生活の中に組み込んでいくといいでしょう。



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