こんにちは、ウッチーです。
「統合失調症のお薬って絶対飲まないとダメなの?」
と、このような疑問を抱く当事者や家族も多いようです。
結論からお話しすると――。
「お薬が嫌なら、無理して飲まなくてもいいという医師もいらっしゃいます。ですがウッチーは、お薬はキチンと飲んだ方がいいと考えます」
今回はいつもと趣向を変えて――。
「お薬を飲まない選択肢はアリなのか?」
コチラについて、ウッチーなりの見解をお話していきます。
もしもお薬を飲むのが辛いと感じるのであれば、本記事を読んでみましょう。
この記事が、統合失調症のお薬を飲むのが辛いと感じる方の参考になれば幸いです。
本記事はこんな方にオススメ
- 統合失調症のお薬を服薬するのが辛い方
- お薬を飲まない選択肢とはどんなものなのか知りたい方
□絶対飲むの? 統合失調症のお薬が必要な理由とは?
本記事では、お薬を飲まない選択肢についてまとめますが、まずは、お薬の重要性を理解しておきましょう。
統合失調症の治療は、薬物療法という、お薬と使った治療が一般的です。
というよりも、ウッチーの経験上、お薬を飲まないと、嫌な症状は消えません。
嫌な症状というのは、「幻覚」「妄想」などの陽性症状を指します。
陽性症状は、放っておいてもよくなりませんし、むしろ悪化してしまうでしょう。
よって――。
「しっかりお薬を飲む必要がある」
これが、統合失調症の治療の基本になっています。

ただ、お薬を服薬するのって辛いですよね。
副作用がありますし、活動性も下がってしまいます。
ですから、できるならお薬に頼りたくないという人がいるのはわかります。
そんな中、お薬を飲まない選択肢もアリだと言っている精神科医の先生がいらっしゃいます。
それが――。
「福智寿彦先生」
です。
福智先生は、患者さんと医療と福祉の両方からサポートし、社会復帰させることに尽力されています。
詳しくはコチラの記事で詳しく解説しています↓
そんな福智先生は、お薬を飲まない選択肢もアリだと述べているのです。
次項以降、こちらについて詳しくまとめていきます。
□お薬を飲まないという選択肢の原点とは?
統合失調症のお薬は色々な種類があります。
そして、多くのお薬は服薬すると活動性が低下してしまうのです。
お薬を飲むと――。
- 何だか疲れてしまう
- だるくてしんどくなる
などと感じるのは、活動性をつかさどるドーパミンが抑制されるために、発生します。
同時に、社会復帰を考えた時、この活動性の低下が大きな問題になるのです。
実は、欧米の統合失調症の治療では、活動性が下がらないお薬を使うケースが多くなっています。
ドーパミンをそこまで抑制しないので、活動性が下がらないメリットがあります。
ただ、このお薬は鎮静作用が大きくないので、そこまで症状が消えないというデメリットもあるのです。
それでも、欧米では、活動性を落として動けなくなるよりも、多少症状が出てもいいと考えるのでしょう。
ですから、欧米の統合失調症の治療は、社会復帰がしやすくなっているのです。
しかし、日本は鎮静作用が大きなお薬を使うので、どうしても活動性が下がってしまいます。
日本で使う統合失調症のお薬は、どうしてもドーパミンを抑制する働きが強いので、症状がなくなっても、活動性が下がってしまうのです。
福智先生は、このような状況を考え、活動性を犠牲にして社会復帰が遠のいてしまうのなら、再発のリスクがあっても、活動性を高め社会復帰を目指すべきだ説いています。
これが、お薬を飲まないという選択肢の原点になっているのです。
□お薬を「飲む」「飲まない」は患者さん本人が決めるべき
統合失調症の情報は、色んな場所で得ることができます。
例えば――。
- 本
- ネット
- クリニック/病院
などです。
そして、そのほとんどすべてで――。
「お薬はずっと飲むべき」
と、説いています。
ですが、福智先生は、お薬を飲まないリスクを把握したうえで、本人がお薬を飲みたくないというのであれば、無理に飲ませなくてもよいと告げています。
実を言うと、現在の薬であっても、症状を全て押さえるのは不可能なのです。

事実、ウッチーはお薬を服薬しても「幻覚」「妄想」が出る場合があります。
また、現在の統合失調症は軽症化しつつあるのです。
そんな中――。
「活動性を落として社会性を犠牲にしてまで症状を抑える意味はあるのでしょうか?」
と、このように福智先生は、おっしゃっています。
同時に、リスクを把握したうえで、お薬を「飲む」「飲まない」を選択するのは患者さん本人なのです。
□ホントにお薬を飲まなくても大丈夫なの?
最初に言っておきたいのは――。
「お薬を止めると、まず間違いなく症状は再発する」
ということでしょう。
これは、ウッチーの経験上わかっているのです。
ただ、お薬を止めても悪化しない人も多くいます。
これは個人差もあるのですが、多少症状が出ても、活動的でいたいと考える方も多いようです。
このような場合は、お薬を飲まない選択肢もアリなのでしょう。

ウッチーは、条件付きでお薬を飲まない選択肢も可能だと考えます。
その条件とは――。
- 症状がそれほど重くない
- 症状が再発しても苦痛でないと感じられる
このような条件に当てはまる方は、お薬を止める選択肢もアリなのかもしれません。
実は、ウッチーもお薬を全く飲まない当事者に会ったことがあります。
その方は、結構症状が出ていて、たまにおかしなことを言うのですが、活動性が下がらないので、社会の中に入っていく力のある方でした。
常にギリギリの状態ですが、こうした前向きのトライの気持ちが、症状をかろうじて抑え込んでいるのかもしれません。
ただ、一つ言いたいのは――。
「自己判断でお薬を止めてはいけない」
と、いうことでしょう。
もし仮に、お薬を止めるのであれば、それを支持してくれる医師のもとで、しっかり様子を見ながら行うべきです。
そうしないと、辛い目にあい、治療が進まなくなってしまうでしょう。
キチンと、薬を飲まない理由を説明して、医師と相談しながらお薬の調整をしていくようにしてください。
□リスク覚悟でお薬を止める選択もアリのようです
今回は統合失調症のお薬を止めるのはアリなのか?
この点にスポットを当て、色々まとめました。

基本的に、ウッチーはお薬を止めるのは反対です。
やはり、症状が出てしまうのと、辛いですし、仕事にも集中できないと感じます。
ただ、症状が軽く、多少症状が出ても活動性をキープしたいという方は、検討の余地があると思いました。
もちろん、勝手にお薬止めるのは絶対にダメです。
医師の指示にしたがって、何かあったときにサポートを受けられる環境で行うべきでしょう。
最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 統合失調症のお薬が必要な理由とは?
- お薬を飲まないという選択肢の原点とは?
- お薬を「飲む」「飲まない」は患者さん本人が決めるべき
- ホントにお薬を飲まなくても大丈夫なの?
以上4つの内容でお届けしました。
統合失調症の治療は薬物療法が基本なので、お薬を飲まない選択肢を支持する専門家は、まだまだ少ないようです。
ですが、飲まない選択肢を支持する専門家の方もいらっしゃいますので、その方面から記事をまとめてみました。
「飲む」「飲まない」を決めるのは患者さん本人です。
お薬を服薬するのが辛いと感じている方は、この記事をよく読んでみてください。
そして、あなたの悩みを解決し、希望になったと感じてもらえれば幸いです。



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