こんにちは、ウッチーです。
「統合失調症の人がどんな仕事をしているのか気になる」
と、こんな声を聞くことが多いです。
結論からお話しすると――。
「統合失調症の方は事務職などをされていることが多い」
です。
実際、統合失調症の方に向けて仕事のアンケートを取りました。
その結果、多くの方が事務職をされて活躍されていることがわかったのです。

今回は、統合失調症の方が、どんな仕事をして、どのくらい働いているのか?
このあたりの情報を、アンケートを元にして解説していきます。
この記事が、「統合失調症」と「仕事」で調べている方の参考になれば幸いです。
□まずは確認! アンケートに答えてくれたのはこんな人たち
統合失調症の就労状況は、多くの方が気になっている情報です。
事実、ウッチーも気になっていました。
そこで、統合失調症で働いている30名の方に緊急アンケートを実施。

ウッチーが就労状況を調べました。
まずは、今回アンケートに答えてくれた人たちの、「性別」「年齢」を見ていきましょう。

と、このような結果になりました。
男性が37%、女性が63%という結果です。
統合失調症は、男女差がそれほど激しい病気ではありません。
「男:女=1.4:1」
というのが、統合失調症の男女差の割合です。
ですから、若干ですが、男性が多い病気となっています。
しかし、今回アンケートに答えくれた63%は女性でした。
これは、意外な結果となったので、ウッチー自身驚いています。
いずれにしても、女性の患者も多くいるのが、統合失調症の特徴と言えるでしょう。
では、次にアンケートに答えてくれた人たちの「年齢」を見ていきます。
コチラは、どのようになっているのでしょうか?

と、このようになっています。
30人中、13名が30代という結果になりました。
次いで、20代、40代と続きます。
50代は1人しかおらず、若い世代が病気の中心のようです。
そもそも、統合失調症は若年でかかりやすい病気となっています。
主に、思春期から青年期にかけて発症するのです。
ですから、このような結果になったのでしょう。

ウッチーも26歳の時に統合失調症と診断されました。
データからもわかる通り、若い方がなりやすい病気であると言えるでしょう。
コチラの基本的なデータを踏まえて、みなさんの就労状況を見ていきます。
□ついに判明!「統合失調症」の当事者はこんな仕事に就いています
統合失調症の方が、どんな仕事をされているのか?
このあたりの情報は、多くの方が気になっているはずです。
案外調べてもあまり出てこないので、知りたい方も多いでしょう。

そこで、ウッチーがアンケートを取りました。
そして、統合失調症の方が、どんな仕事に就いているのか判明したのです。
そのデータを見ていきましょう。

と、このような結果になりました。
冒頭でもお伝えした通り、「事務職」に就いている方が多いようです。
その次に、販売職、コールセンターと続きます。
その他というは――。
- スキー場の管理人
- 風俗関係
- 不動産関係
などです。
ウッチーは事務職の経験はないのですが、多くの方が事務職をされているとわかり驚きました。
個人的には、軽作業や清掃などの割合がもっと増えると思いましたがそうではなかったです。
なぜ、このように思うのかというと、障害者雇用の多くは、軽作業や清掃業のためになります。
ですから、もっと多くの方が軽作業や清掃業をしていると思っていましたが、違うようです。
事務職は基本的に、書類の作成や処理、ファイリングや整理、データ入力や電話応対・来客応対などの業務全般を担うポジションと言えるでしょう。
ウッチーはとてもではありませんが、このような仕事はできません。
そのため、事務職で活躍されている方が、非常にまぶしく見えます。
また、販売職やコールセンターという声も多かったです。

ウッチーは統合失調症になる前、販売職をしていましたが、全く仕事ができませんでした。
ですから、障害を患っても、このような仕事ができる方が、本当にすごいと思います。

ウッチーは電話も苦手なので、コールセンターなどの仕事をされる方も尊敬してしまいます。
自分にはできない仕事を、多くの方が仕事としてやっているので、「すごい」の一言です。
それ以外には、医療関係やプログラミング、清掃業などがありました。
医療関係の中には、看護師をされている方もいらっしゃいました。
統合失調症になっても、看護師をされているのは、かなりすごいことです。
このように、皆さん一所懸命に頑張っておられます。
比較的ウッチーと近いのはプログラミングかもしれません。

ウッチーがしているWEBライターのプログラミングは、基本的に個人作業です。
もしかすると、ストレスが少ないため、このような仕事を選んだのかもしれません。
いずれにしても、全体の33%が事務職だったので、あわせて参考にしてみてください。
□意外な結果!「就業形態」を教えてください
統合失調症の方は、どんな就業形態で働いるのでしょうか?
正社員で働きたい方も多くいらっしゃると思うので、コチラもリサーチしてあります。
早速見ていきましょう。

と、このような結果になりました。
一番多いのはアルバイトでした。
全体の40%がアルバイトで働いています。
その次に多いが正社員です。
コチラは、全体の36%となっています。
次いで契約社員、その他と続きます。
これは意外な結果になったと、ウッチーは感じています。
なぜそう思うのかというと――
「正社員で働く方が意外と多い」
からです。
実は、ウッチーは多くの当事者に出会ってきましたが、正社員で働く人はあまりいなかったのです。
正社員は、福利厚生がしっかりしていますが、その分責任が重いです。
ですから、統合失調症になってしまうと、その責任感に耐えきれず辞めてしまう方が多い印象があります。
しかし、それはウッチーの間違った考えでした。
実際に、多くの当事者が正社員として働いておられます。
これは、これから就労を目指す方にとっても、希望になる話ではないでしょうか?
「統合失調症だから働けない……」
と、悲観的に考える必要はありません。
データを見てもわかる通り、多くの方が立派に働いているのですから安心してください。
□これも知りたい!「仕事」を始めてから何年たちますか?
統合失調症の方は、普通の人に比べると、やや離職率が高いです。
これは、症状が再発してしまい、仕事を止めざる得なくなるからでしょう。

ウッチーも統合失調症になって、販売員の仕事は退職しました。
では、実際に働いているみなさんは、何年くらい今の仕事をやっているのでしょうか?
このあたりも気になるところだと思うので、リサーチしてあります。

と、このような結果になりました。
多くの方が、仕事を始めてから3年未満のようです。
このデータを見る限り、長く働くのが難しいことが読み取れます。
それでも、5年以上働いている方も、全体の20%います。
ですので、合った仕事さえ見つかれば、長く働けるのではないでしょうか?

ウッチーはWEBライターの仕事を6年ほど続けています。
よって、それなりに長く続けているのです。
しかし、前職である販売員の仕事は1年しか持ちませんでした。
というよりも、WEBライターの仕事以外、長く続いた試しがありません。
いかに1つの職場で長く勤めるか?
これも統合失調症の方が抱える課題と言えそうです。
□徹底リサーチ!「障害者雇用」で就職しましたか?
統合失調症は精神の障害です。
よって、一応障害者というくくりになります。
また、この病気を患ったら、障害者手帳を取得した方がいいでしょう。
その理由は、受けられるサービスが格段に増えるためです。
障害者手帳に関する情報は、コチラの記事で詳しく解説しています↓
中でも、「障害者枠」で就職活動ができるのは、大きなメリットと言えます。
では、アンケートに答えてくれた方たちは、「障害者雇用」で就職したのでしょうか?
コチラの情報もリサーチしてあるので、早速見ていきましょう。

と、このような結果になりました。
これは意外な結果になりましたね。
何と、83%の方が障害者雇用ではないのです。
この理由は、障害者雇用が抱える弱点が関係しています。
その弱点とは――。
「基本低賃金」
と、いうことです。
実は、障害者雇用での採用は、多くの場合で最低賃金が保障されるくらいです。
ですから、もらえるお給料はとても少なくなっています。

ウッチーは障害者雇用で就労継続支援A型の事業所に入所しました。
その時のお給料は、1ヶ月働いて80,000円と、かなり少なかったです。
もちろん、今の仕事も決して稼げているわけではありません。

ウッチーは収入の多くを障害年金に依存しています。
単身世帯であれば、少しお給料が少なくてもやっていけるかもしれません。
しかし、結婚していたり、親の介護があったりすると、そうはいかないでしょう。
恐らく、障害者雇用の賃金だけでは足りなくなってしまいます。
ですから、多くの当事者の方が、障害者雇用ではなく、普通の雇用契約を結んでいるのです。
障害者雇用は、障害に理解があるので、とてもいい制度なのですが、やはり賃金に問題があると言えるでしょう。
就労継続支援A型・障害年金については、コチラの記事で詳しく解説しています↓
□みんな苦労しています!「統合失調症」で働いて辛いことはなんですか?
今回のアンケートで、統合失調症になっても多くの方が働いているとわかりました。
これは、これから就労を目指す方の、大きな希望になったのではないでしょうか?
しっかり働いている人が多いですが、当然、働くことは辛さもあります。
特に、「統合失調症」という障害を抱えればなおさらです。
そこで、実際に働く3名の方をお招きして、就業中の辛さをインタビューしました。
実際に働いている方も生の声になりますので、何かの参考になるはずです。

本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

今回は、統合失調症を抱えた方が、就業中にどんな悩みを抱えているのかインタビューしていきます。
率直な感想を教えていただけるとありがたいです。
まずはAさんからお願いします。

一度に多くの業務が入ったり、想定外の事態が起こったりするとザワザワした感覚で集中力が全くなくなります。
また、会議などで上位役職の前で業務内容を説明する際にはとにかく心拍数があがり、動悸がひどく汗をかいたり震えが止まらなくなったりなど、情緒不安定になります。

なるほど、お仕事中に情緒不安定になるケースが多いのですね。
仕事は責任が発生しますから、症状との兼ね合いが大切です。
では、Bさんはどうですか?

まずは、仕事を終えると立ち上がれないくらいどっと疲れることですかね。
それ以外には、仕事中、薬を飲むので眠気に襲われ、判断力が鈍り頭の回転が悪くなりミスをしてしまって困っています。
また、管理職なので判断を求められる時が多く判断能力が鈍る点も苦労しています。

仕事を終えると疲れてしまうのは、統合失調症だと仕方ないかもしれませんね。
それでも管理職として立派に働いているのですごいと思います。
最後に、Cさんはいかがでしょうか?

私には薬の副作用が有り、仕事中に副作用が出た時が有り、大変苦しい思いをしました。
後は対人関係とストレスがしんどいですかね。
また、休みがちになってしまうこととある為、職場の人に申し訳なさを感じてしまい仕事に対して自信をつけるのに時間がかかったことがありました。
それ以外には、複雑な要望をされると出来ないのが苦労した点ですね。

ウッチーも複雑な仕事を依頼されるとできません。
ですので、Cさんの気持ちはよくわかります。
3人の方々に実際にインタビューしてみて、あらためて仕事の大変さがわかりました。
ですが、「統合失調症」になっても立派に働くお三方は、本当にカッコイイです。
辛い仕事も多いと思いますが、これからも頑張ってください。
本当に貴重なお話が聞けて、いろいろ参考になりました。
今日はお忙しいところお時間を作ってくださりありがとうございました。

ありがとうございました。
□「統合失調症」になってもみんなは一所懸命に働いている
今回は、統合失調症の方にアンケートを取り、就労状況を調査しました。
多くの方が事務職として勤務されており、さらに正社員で働く割合も高かったです。
統合失調症になると、療養のために、社会から一歩離れたところで生活するようになります。
そうなると、
「本当に働けるのだろうか?」
と、不安になることもあるでしょう。
しかし、安心してください。
アンケートを通して、実に多くの方が就職し、立派に働いているとわかりました。
これは、これから就労しようと思う方の、大きな希望になったのではないでしょうか?
最後に、本記事のまとめとして、紹介した内容を振り返っていきます。
- アンケートに答えてくれたのはこんな人
- 「統合失調症」の当事者が就いている仕事
- 「就業形態」について
- 「勤続年数」について
- 「障害者雇用」で就職しましたか?
- 「統合失調症」で働いて辛いことはなんですか?
以上6つの内容でお届けしました。
統合失調症で働いている方にアンケートを取ったので、生の声が聞けました。
一所懸命になって働く方が多く、みなさん頑張っておられます。
もちろん、働くのですから辛さはあります。
座談会形式で就業中の辛さもインタビューしてありますので、あわせて参考にしてみてください。
繰り返しになりますが――
「統合失調症になっても働けるから安心しよう」
これに尽きます。

ウッチーもWEBライターとして、しっかりお仕事しています。
ですから、これから就労しようと思う方も、希望を捨てずに、就職活動しましょう。
必ず、自分に合った仕事が見つかるはずです。
この記事が、統合失調症でも働きたいと考える方の参考になれば幸いです。





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