気になる問題! 統合失調症は「完治」する病気なのか?

病気について

こんにちは、ウッチーです。

「統合失調症と診断されて暗黒です。この病気は完治しますか?」

と、いう声を聞くことがあります。

結論からお話しすると――。

「統合失調症を完治させるのは難しい……」

と、いう一言に尽きます。

しかしながら、それで人生が終わるわけではありません。

ウッチー

ウッチー自身、統合失調症ですが、今は普通の人と同じように暮らしています。

つまり、完治は難しいですが、日常生活を送るレベルには回復するのです。

今回は、統合失調症を抱えるウッチーが、統合失調症は「完治」するのかというテーマで語っていきます。

この記事が統合失調症になり、辛い思いをしている方の参考になれば幸いです。

今回の記事はこんな方にオススメです。

  • 統合失調症が「完治」するのか調べている方
  • 統合失調症の療養で苦しんでいる方

□統合失調症は「完治」しない病気なの?

ウッチーは26歳の時に統合失調症と診断されました。

そして――。

「人生が終わってしまった」

「もう絶望しか残っていない」

と、かなり悲観的になってしまったのです。

多くの方が、統合失調症と告知され、悲観的になってしまうのには理由があります。

それは――。

「統合失調症が不治の病と恐れられているから」

です。

その昔、統合失調症は精神分裂病と呼ばれ、病院生活が長くなると言われていたのです。

しかし、現在の統合失調症の治療は、そんな暗いものではありません。

お薬を服薬していれば、必ずよくなります。

ウッチーは何度も再発を繰り返し、苦しい思いをしてきましたが、現在は安定しているのです。

「でも、治らないんでしょ……」

と、こんな声が聞こえてきそうです。

確かに、統合失調症は一度なってしまうと、完治させるのが難しいといわれています。

というよりも――。

「完治したという当事者には会ったことがありません」

また、医師にもこの病気は治るのかと質問したことがあります。

その時――。

「薬を飲み続ける必要があるけど、必ず回復するよ」

と、言われたのを覚えています。

よって、この病気はお薬をきちんと服薬していれば、問題なくよくなります。

そして、その安定した状態ことを――。

「寛解状態(かんかいじょうたい)」

と、言います。

寛解というのは、お薬を飲んでいれば、症状が安定している状態のことを言います。

ですので、完治は難しくても、寛解と言って普通の生活ができるレベルには回復するのです。

だからこそ――。

「完治しない……、絶望だ……」

「もう死ぬしかない……」

などと、考えないでください。

統合失調症は必ずよくなります。

もちろん、治療中は辛いこともあるでしょう。

同時に、この病気はゆっくりとしか回復しません。

ですので、焦る気持ちはよくわかります。

ウッチー

それでも、ウッチーはなんとかここまで回復し、こんな風に自分で記事を書くまでに至りました。

統合失調症になっても人生が終わるわけではありません。

むしろ、今までの人生を振り返るいいチャンスだと思い、療養生活を送ってくださいね。

□統合失調症は「完治」が難しい! だからこそ服薬

「具合がよくなっても薬は必要なの?」

と、こんな声を聞くことあります。

結論からお話しすると――。

「どんなによくなっても、お薬を止めてはいけません」

と、いうことが言えます。

ウッチー

実は、ウッチーは過去、お薬が効いてきて症状が出なくなり、勝手に治ったと考えてしまいました。

その結果、自己判断で薬を止めてしまったのです。

すると、何が起こったと思いますか?

「症状が再発して苦しむ羽目になった」

ですから、勝手にお薬を止めないでください。

統合失調症の再発率は、下記のグラフをご覧ください。

引用:Robinson D et al. Arch Gen Psychiatry 1999より作成

と、このようになっています。

服薬を中断するだけで、80%の確率で再発してしまうのです。

ですが、お薬をキチンと服薬すると、20%まで再発率が下がります。

統合失調症という病は、こんな風に考えるといいです。

「高血圧や糖尿病などの慢性疾患と同じ」

  • 高血圧なら血圧を下げるお薬を飲み続ける必要があります。
  • また、糖尿病なら、インスリンの働きをよくするためのお薬が必要でしょう。

このような日常的にお薬が必要になる病気と、統合失調症は同じです。

「慢性疾患だからお薬を飲む必要がある」

こんな風にして考えると、治療にも前向きになれます。

それ以外にも、ウッチーはこのように服薬を考えています。

「お薬を飲むのは仕事の1つ」

仕事だから欠かさずやる必要があると、考えているのです。

つまり――。

「お薬はこれ以上症状を悪くさせないための保険であり、さらにあなたのためなのです」

と、いうことが言えるでしょう。

□統合失調症は「完治」しないけど予後は比較的いいので安心しよう

ここまで述べてきたとおり、統合失調症は「完治」が難しい病気です。

ウッチー

ウッチーも完治させたいと思い、色んな方法を試してきました。

しかし、完治するまでには至っていません。

今でもしっかりお薬を服薬していますし、お薬を止めると、再発してしまいます。

それでも、お薬を服薬しているからこそ、「寛解」状態を維持できるわけです。

「でも、未来は暗黒なんじゃないの?」

と、こんな思いがぬぐい切れない方も多いでしょう。

そんな方に、希望のあるお話しがあるので、コチラでお伝えします。

実は、統合失調症は予後がいい病気です。

これはお薬が進化し、治療の効果が高くなったため、予後がよくなりました。

統合失調症の予後については、こんな風に言われています。

  • 寛解状態になる(軽度の障害を残すのみ):70%

つまり、70%の方は寛解状態にまで回復するのです。

逆に――。

重度の障害を残すケース:10%

となっています。

このデータは、治療が遅れてしまった人が対象です。

すぐに治療が開始できれば、高確率で回復します。

このように、統合失調症の予後は比較的によくなっています。

ですから――。

「統合失調症になった……もう終わりだ……」

などと、絶望的に考える必要はありません。

ウッチー

ウッチーも過去、絶望感を抱いていましたが、諦めず治療を続けて、寛解状態になったのです。

よって、悲観的になるのではなく――。

「必ずよくなるから、しっかりお薬を飲もう」

と、考えるようにしてください。

こうすれば、治療にも前向きになれるでしょう。

□いち早く回復させるためには「リハビリ」を取り入れよう

統合失調症は「完治」が難しい病気です。

しかしながら、お薬さえしっかり飲めば――。

「安定した寛解状態になる」

と、いうことが言えます。

統合失調症を治療するためには、やはりお薬が重要です。

ただ、それにプラスして――。

「リハビリを取り入れると効果的」

になります。

例えば――。

  • SST
  • 認知行動療法
  • 絵画療法

など、お薬と並行してリハビリを行うといいでしょう。

※SST:ソーシャルスキルトレーニング 社会機能を回復させる役割がある

※認知行動療法:認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種 認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です

※絵画療法:絵を描いてリハビリする方法

これらのリハビリは、精神科がやっているデイケアで受けられます。

デイケアというのは、精神疾患を抱えた患者さんに向けた、日帰りのリハビリサービスです。

デイケアについては、コチラの記事で詳しく解説しています↓

ウッチー

ウッチーもお薬と並行して、このようなリハビリをしてきました。

そうすると、確かに効果がありましたし、回復を実感できたのです。

ですので、統合失調症を寛解させたいと考えるのであれば、リハビリを受けることも考えてみてください。

きっと、お薬との相乗効果で、一気に治療が進むでしょう。

□統合失調症は「完治」が難しい! しかし希望はあるので安心しよう

今回は――。

「統合失調症は「完治」するのか?」

と、いうテーマでウッチーがお話ししてきました。

現実問題、統合失調症は「完治」が難しいといわれています。

よって、慢性疾患であると考えて、治療を進めるようにしてください。

また、お薬をしっかり服薬すれば、多くの方が寛解状態になります。

ですので――。

「統合失調症になった、もう絶望だ……」

「生きていく希望がなくなった……」

など、悲観的に考えるのはやめてください。

お薬さえ服薬していれば、あなたも普通の生活が送れるようになります。

最後に、まとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 統合失調症は「完治」しない病気なの?
  2. 統合失調症は「完治」が難しい! だからこそ服薬
  3. 統合失調症は「完治」しないけど予後は比較的いいので安心しよう
  4. いち早く回復させるためには「リハビリ」を取り入れよう

以上4つの内容でお届けしました。

完治は難しくても、寛解状態にはなります。

ウッチー

ウッチーも現在は症状が安定し、普通に生活しています。

ですから、あなたもきっと大丈夫!

「必ず回復して、元通りの生活を送るんだ!」

と、いう強い信念を持ち、治療を進めてくださいね。

この記事が、統合失調症になり絶望的な気持になっている方の参考になれば幸いです。

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コメント

  1. […] […]

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