統合失調症の患者さんの様態を安定させ改善させる「生活療法」についてまとめました

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統合失調症になっても、生活をしていかないとなりません。

そんな時、有効になるリハビリが「生活療法」という療法です。

今回は、統合失調症のリハビリで受けたい「生活療法」について、ご紹介します。

特に、長い間精神科に入院してしまうと、どうしても社会性が失われてしまうのです。

そんな時は、生活療法というリハビリを受けると、回復が一層進むでしょう。

この記事では、生活療法とはどんなリハビリで、どんな効果があるのかをまとめます。

それでは、早速見ていきましょう。

本記事はこんな人にオススメ

  • 統合失調症になり社会性が低下したと感じる方 
  • 生活療法というリハビリについて調べている方

□一体何なの?「生活療法」とは?

生活療法とは、どんなリハビリでしょうか?

コチラは、医師の小林八郎さんが、提唱した療法になります。

1956年(昭和31年)に提唱された方法であり、かなりの歴史があるのです。

発祥当時は、生活療法という名称ではなく、「くらし療法」と呼ばれていました。

この生活療法が生まれた背景とは、どんなものでしょうか?

生活療法は主に――。

「患者さんの社会性を回復させる目的がある」

と、言われています。

実を言うと、精神科の治療は、他の診療科(内科や外科など)に比べると、長期間に渡るケースが多いです。

特に入院すると、長期間外の世界から離れて治療を進めます。

そうなると、入院時間が長い患者さんほど、社会性が低下してしまうのです。

そこで、失った社会性を回復させるために、生活療法が生まれました。

生活療法は、長い期間かけて、改良が重ねられて工夫されていきます。

同時に、患者さんが社会人として色々な権利を回復させるための働きかけをする療法です。

つまり、精神科のリハビリテーションと言えるでしょう。

生活療法では主に――。

  • 生活指導
  • レクリエーション療法
  • 作業療法

などを通じて、患者さんをリハビリしていきます。

※レクリエーション療法とは、遊びやスポーツなどを通して、リハビリを進める療法です。

※作業療法とは、絵を描いたり、モノを作ったりする作業を通して、リハビリを進める療法です。

レクリエーション療法や作業療法についてはコチラの記事で詳しく解説しています↓

患者さんが、社会生活をする上で、どんな問題があるのか? 

そして、その問題を解決するためには、何をすればいいのか?

この辺りを考えてリハビリを進めていきます。

ですから、日常生活に必要なスキルを身につけ、社会性を取り戻すのが目的であると言えるでしょう。

精神科医療の現場で、生活療法はとても広いものを対象にしています。

ですが、医療というものは、社会生活から見るとほんの一部にしか過ぎないのです。

そして、生活療法というには、医療でもあります。

つまり、治療なのです。

それと同時に、普段は生活支援という側面を持ちます。

患者さんが自分らしく社会生活を送るため、精神科のソーシャルワーカーや作業療法士が主体的にリハビリを進めていきます。

また、この時、その他の医療スタッフやボランティアとも連携を取るのです。

だからこそ、生活療法は確かな効果があると言えます。

今後は、回復した患者さんと関係者がチームを組んで、生活支援をしていくのが望ましいと言われており、それが目標になっているのです。

□知りたい情報「生活療法」の効果

生活療法は、どのような効果があるのでしょうか?

ウッチー

基本的に、ウッチーは次のような効果があると感じています。

  1. 社会性の回復 
  2. 活動性の回復 
  3. 安定してすごせる

生活療法の効果① 社会性の回復

統合失調症になると、長期的に入院するケースも多々あります。

そうなると、どうしても社会生活機能は低下してしまうのです。

しかし、生活療法を取り入れると、長期療養による社会性の喪失を改善させる学習行動なります。

生活療法の効果② 活動性の回復

治療が長期化すると、活動性が低下します。

そうなると、自閉的になったり,無為の状態で過ごしたりしてしまいがちです。

ですが、生活療法はその治療手段ともなります。

生活療法の効果③ 安定してすごせる

生活療法をすると、症状が安定し、落ち着きを取り戻せるという報告があります。

ある精神科病院で、生活療法を取り入れたところ、より精神症状が軽減され病棟内で安定する人たちが多くなったとしています。

つまり、生活療法をすると、安定し落ち着いた生活を取り戻せるのです。

生活療法には以上のような効果があると考えます。

□確認すると便利!「生活療法」が受けられる場所

生活療法はどんな場所で受けられるのでしょうか?

生活療法という治療方法は、かなり歴史があるので、色んな場所で受けられるようです。

例えば――。

  • 病院・クリニック
  • デイケアなどのリハビリ施設
  • 就労移行支援の事業所
  • 生活支援センター

などの場所で受けられるようになっています。

生活療法というと、入院中の患者さん向けたサービスだと思われがちです。

しかしながら、通院で治療を進める、統合失調症の患者さんにも有効になっています。

特にデイケアでは、プログラムも豊富なので、自分に合った治療ができるのではないでしょうか?

また、近年は就労移行支援の事業所でも取り入れる動きが増えています。

障害のある方が働くためには、精神の安定が重要です。

そして、生活療法は、精神面を安定させる効果があるので、就労のサポートをしてくれる場所でも、取り入れる動きが増えています。

色々な場所で受けられるので、通いやすい場所を探して、問い合わせてみるといいのではないでしょうか?

デイケアや就労移行支援についてはコチラの記事で詳しく解説しています↓

□「生活療法」を取り入れて統合失調症のリハビリを進めましょう

今回は、「生活療法」というリハビリについてお話ししました。

特に入院が長期間になると、社会性が低下してしまいます。

そんな時に、「生活療法」は有効なリハビリになるのです。

最後にまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきましょう。

  1. 「生活療法」とは? 
  2. 「生活療法」の効果 
  3. 「生活療法」が受けられる場所

以上3つの内容でお届けしました。

社会性を回復させるための、確かな療法なので、受けてみる価値はありそうですね。

ぜひ、本記事を参考にして、統合失調症の治療を前向きに進めていきましょう。

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