日本発の治療法!「森田療法」を知り統合失調症の治療を進めましょう

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こんにちは、ウッチーです。

みなさんは、「森田療法」という治療法を聞いたことがあるでしょうか?

かなり有名な治療方法なので、知っている方も多いかもしれません。

厳密に言うと、この治療法は統合失調症の治療ではありません。

しかしながら、不安がある方に向けた効果的な治療なので、場合によっては統合失調症の治療にも有効であると考えます。

そこで今回は、日本発祥の治療法「森田療法」についてお話していきます。

現在の森田療法は、通院でも治療が可能なので、気になる方は参考にしてみてくださいね。

それでは、早速見ていきましょう。

本記事はこんな人にオススメ

  • 統合失調症になり不安が強いと感じる方 
  • 森田療法という治療を調べている方

□まずは理解!「森田療法」ってどんな療法?

みなさんは森田療法という治療法を知っているでしょうか?

まずは、森田療法について簡単にまとめましたので見ていきましょう。

森田療法とは?

森田療法は、日本の精神科医「森田正馬(もりたまさたけ)さん」によって、提唱された不安症を治療するための、独自の治療方法です。

森田さんは、幼少期から死の恐怖があって、心臓神経症やパニック発作などに苦しんでいました。

このような過去の体験があるため、自らの神経症を治療する方法を編み出したのです。

それが、森田療法のヒントになったと言われています。

森田療法の特徴

森田療法は、現代医学の軸になっている――。

「不安や恐怖を和らげる」

という西洋的な考え方に対し、人の不安や葛藤を「あるがままに」受け入れる手法をとっています。

疾患や症状などにより、不安が大きくなるのは当たり前です。

しかし、その不安を受け入れた上で、再発防止につながる行動を促して、症状の安定を目指します。

つまり、森田療法では、心の不安を無理に排除するのではなく、それ自体を受け入れるところがポイントになっているのです。

強い不安がある人は、それだけ強い生の欲望があると言えるでしょう。

同時に、このようなとらえ方をして、不安の中でもポジティブな面を強調していきます。

森田療法では、不安のある人にこんな提案をします。

  • 「不安は恐怖があっても大丈夫」
  • 「思い切って、目の前の生活に身を投じる」
  • 「その上で、人生上の目的を達成していく」

このように、不安と建設的な生き方との両立を目指した治療方法なのです。

森田療法の考え方の基盤

森田療法の基盤には、東洋思想があると言えるでしょう。

また、今話題になっているマインドフルネス(今この瞬間を大切する生き方)と絡めて語られるケースもあります。

□ココは抑えて!「森田療法」が効果的な病気とは?

森田療法はどんな病気に効果があるのでしょうか?

具体的には――。

  • 不安障害
  • パニック障害
  • 強迫性障害

などの精神疾患に効果があると言われています。

それ以外には――。

  • 慢性化したうつ病
  • 心因性の身体症状
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)
  • がんの人のメンタルケア
  • ひきこもり

このような幅広い心の病に対応し、応用されるようにもなっています。

もちろん、統合失調症が抱える心の病にも有効と言われているのです。

□一体どうするの?「森田療法」の治療法

初期の森田療法は、入院治療がメインでした。

この影響があるため――。

「森田療法といったら入院治療」

というイメージを抱く方も数多くいらっしゃいます。

ですが、安心してください。

現在の森田療法は、働いたり社会生活を送ったりしながらでも、受けられます。

つまり、通院で治療が可能な療法なのです。

通院治療の場合

森田療法の通院治療はでは、1~2週間に一度程度の通院を行います。

そこで、治療を進めるのです。

治療期間は、人によって差があります。

数カ月で終わる人もいれば、1年以上抱える方もいらっしゃるのです。

通院治療で中心になるのは、「日記」「面接」になります。

面接では、日記を使って細かい日常生活の状況を把握し、達成したことや課題を医師と患者で共有していきます。

そして、その都度新しい目標を設定し、治療を進めていくのです。

最近では、テレビ電話やメールなどを通して、やり取りをする医療機関も増えています。

また、治療のステップは「初期」「中期」「後期」この3つにわかれているのです。

初期治療

初期治療では、不安や恐怖などの対する「とらわれ」への対応を学んでいきます。

中期治療

中期治療では、少しずつ不安がある状況に慣れていきます。

そして、不安があっても仕事や家事などができるように訓練していくのです。

後期治療

後期治療では、段階的に行動範囲を広げていきます。

その上で、「とらわれ」に左右されずに、通勤したり、外出したりするといった、新しい日常生活へとステップアップしていくのです。

ちなみに、森田療法をしながら、並行して薬物療法をする場合もあります。

入院治療の場合

森田療法を入院で受ける場合、その期間は2~3ヶ月です。

最初は外来で受診するのが基本。

そして、医師と相談しながら治療方針を決めて入院に入ります。

入院になるケースは、主に医師が入院の方が最適であると考えた時だけです。

ですので、基本は通院で治療を進めるのが一般的になってきました。

ただ、入院はより専門的に治療ができるので、本人が数カ月、社会生活から離れられるのであれば、選択してもいいでしょう。

入院期間は4つのステップにわかれています。

臥辱期(がじょくき)

これは、個室でひたすら眠り、心身を休めながら自分の考え方と向き合う時期です。

軽作業期

この時期は、基本的に1里で軽い作業を行って治療を進めていきます。

作業期

軽作業期に慣れたら、グループで少し負荷の高い作業を行っていくのです。

社会復帰期

最終段階に入ったら、行動範囲を徐々に広げていき、社会復帰の準備をしていきます。

入院治療は、より専門的な治療が受けられるのがメリットです。

ただ、入院中は、仕事や家庭から離れる必要があるので、誰でも気軽にできるわけではありません。

それでも、最近は1カ月程度の短期入院治療をしている場所もあるので、参考にしてみてください。

□気になる問題!「森田療法」ってどこで受けられるの?

森田療法は精神科や心療内科、精神神経科などで受けることができます。

但し、森田療法をやっている医療機関は、あまり多くありません。

ですので、受診をしてみたいと思っている方は、クリニックのサイトなどを参考にしながら、電話で問い合わせてみるといいでしょう。

また費用に関してですが、これは利用する医療機関によって違いがあります。

それでも、基本的には保険適用になるので、そこまで高額にはなりません。

しかしながら、中には別途費用がかかったり、全額自由診療になったりするケースもあるので、事前によく確認するようにしてください。

□「森田療法」を受けて統合失調症の不安を消していきましょう

今回は、不安障害や強迫性障害などの効果のある治療法です。

しかし、統合失調症にも、不安や強迫観念みたいなものが出るケースもあります。

ですから、統合失調症の治療にも一定の効果があると言えるのではないでしょうか。

最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきましょう。

  1. 「森田療法」ってどんな療法? 
  2. 「森田療法」が効果的な病気とは? 
  3. 「森田療法」の治療法 
  4. 「森田療法」ってどこで受けられるの?

以上4つの内容でお届けしました。

森田療法は、日本発祥で、なかなか歴史のある治療方法です。

当初は入院して治療をするのが一般的でしたが、現在は通院でも対応しています。

よって、自分のリズムに合わせて治療を受けられるでしょう。

この記事では、森田療法について詳しくまとめましたので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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