こんにちは、ウッチーです。
「統合失調症だけど結婚したい。でも、できるかどうか不安……」
と、こんな悩みを抱える当事者も多いようです。
結論からお話しすると――。
「統合失調症でも結婚は可能です。ただ、注意すべきポイントもあります」
と、このように言えるでしょう。
今回は、統合失調症と「結婚」にスポットを当て、当事者の方に結婚に関するアンケートを取りました。

みなさん、結構結婚に関しては悩んでいるようでした。
この記事が、統合失調症だけど結婚したいと考える方の参考になれば幸いです。
本記事はこんな人にオススメ
- 統合失調症だけど結婚したいと考える方
- 結婚する場合どんな点に注意すればいいのか調べている方
□まずは確認! 統合失調症の当事者が「結婚」している割合
今回は、実際に当事者の方のアンケートを取り、結婚の実態を調査しました。
まずは、結婚率についてみていきましょう。
当事者の方は、どのくらいの割合で結婚しているのでしょうか?
詳しくは次のグラフをご覧ください。

と、このような結果になりました。
- 結婚している:33%
- 結婚していない:67%
結婚している当事者は全体の三割となっており、それほど多くありませんでした。
また結婚している方の男女比も調べてあります。

と、このような結果になりました。
- 男性:20%
- 女性:80%
統合失調症は男女差が少ない病気です。
しかしながら、結婚という観点で見ると、女性の方が結婚している割合が高いようです。
男性はどちらかというと、未婚の方が多かった印象があります。
では、実際に結婚された方は、何歳の時の結婚したのでしょうか?
コチラの情報も調べてあります。
詳しくは次のグラフをご覧ください。

と、このような結果になりました。
- 10代の時:10%
- 20代の時:50%
- 30代の時:40%
アンケートを取ると、みなさん若くして結婚されています。
20代の回答が最も多く、50%でした。
また、10代という回答もあり、統合失調症の方は結婚するのが比較的早いのかもしれません。
□一体どこに惹かれた?「結婚」してよかったと思いますか?
統合失調症の方の場合、比較的結婚するのが早い傾向があるようです。
もちろん、これがすべてではないですが、アンケートを見る限り、そんな印象になります。
では、その点を踏まえて、結婚された方は、結婚してよかったと思っているのでしょうか?
コチラの点もアンケートを取り調査してあります。
詳しくは次のグラフをご覧ください。

と、このような結果になりました。
- よかったと感じる:80%
- よかったと感じない:20%
アンケートを取ると、80%の方が結婚してよかったと回答されました。
結婚生活に悩む方も、現代社会では多いです。
それでも、統合失調症のカップルは、幸せな結婚生活を送っているみたいですね。
ただ、20%の方は、よかったと感じていません。
これには、大きな理由があるようなので、詳しくは後述にて紹介していきます。
□一体なぜ?「結婚」しない当事者の理由とは?
アンケートを取ると、67%の方が結婚されていませんでした。
現代社会は、結婚がすべてではなく、結婚という選択をしない方もいらっしゃるでしょう。
では、結婚しない当事者たちは、なぜ結婚しないのでしょうか?
コチラの情報も調査してあります。
詳しくは次のグラフをご覧ください。

と、このような結果になりました。
- 自信がない:59%
- 出会いがない:25%
- 収入が不安定だから:16%
自信がないからという回答が多く見られました。
統合失調症になると、それまでの人生から大きく方向転換をせざるを得なくなります。
例えば――。
- 仕事や学校を辞める
- 家に塞ぎ込みがちになる
など、どうしても前向きなれるまで時間がかかります。
その上で、自信がなくなってしまうのでしょう。
ですが、統合失調症になっても人生が終わるわけではありません。
この病気になっても、しっかり生きている方はたくさんいらっしゃいます。
よって、病気がある程度回復し、自分に自信が芽生えるようになれば、結婚の可能性もひらくのではないでしょうか?
また、アンケートを取ると、次のような声が多く聞かれました。
- 「他人と生計を共にできる自信がない。最悪相手を傷付けてしまうこと恐れてしまうから」
- 「相手がいません」
- 「結婚後、将来的に子育て、家事などをこなしながら病気と付き合うことが難しいため」
- 「病気のことを恥ずかしくて話せないことや将来的に負担になりたくないため」
- 「結婚生活を続ける自信がないです」
- 「一人で生きる方がラクかなと思うから」
- 「現在、右手首骨折・入院、手術と、そのリハビリの為、労災認定休職中であり、経済的理由等で相手の承諾を得られない為です」
- 「必要性をあまり感じないので」
- 「まだ、収入も安定していないためしていません」
- 「まだ学生だから」
- 「自分の病気のことを人に言いたくないから」
- 「プロポーズするのが怖いし告白する勇気もない」
- 「まだ自分のことに精一杯で、パートナーを作るような気持ちになれないことが大きいです。また、親しい間柄であっても突然関わり合うのが億劫になる事が多いので、そういった面も含めて受け入れてくれる方を見つけられていないことも一因です」
- 「他人と人間関係を築く自信がないから」
- 「恋愛する余裕がないから。結婚しても迷惑かけるのが嫌だから」
- 「他人と暮らすのが苦痛であるため」
- 「まだめぐりあっていないから」
□当事者たちに聞いた「結婚」するためのポイントとは?
結婚をして、実際によかったと感じる方は80%でした。
これは非常に嬉しいデータなのですが、逆に20%は納得していません。
実は、統合失調症の結婚には注意すべき、最大のポイントがあるのです。
それは――。
「相手に病気を告白する」
これに尽きます。
同時に、ここが上手くいかないと、結婚生活は破綻しやすくなります。
特に病気を隠して結婚すると、秘密を持つことの辛さを感じます。
そして、それがやがて大きなストレスになり、再発のリスクが高まるのです。
相手の病気を理解してもらうためにも、病名の告知はした方がいいでしょう。

と、このようになっています。
結婚された100%の当事者たちが、相手に病気を伝えた方がいいと回答しているのです。
相手に病気を伝える時は、こんな風にするといいでしょう。
- 病名だけでなく、主治医の名前も伝える
- 相手と一緒に主治医から説明を受ける
このようにすると、相手も納得し、病気について理解してくれるでしょう。
また、アンケートを取ると、こんな声が多く聞かれました。
- 「喜怒哀楽が激しくなるので、事前に詳しく説明しないと大変になる」
- 「どんな情報も開示しておく」
- 「自分の特性等をしっかり伝えておく事だと思います」
- 「結婚する時は特に問題なかったが、結婚生活が始まると他人との生活が始まるため夫婦間に亀裂が入ってきました」
- 「相手の生活リズムに合わせて夜ふかしをするとすぐに体調に出るので規則正しい生活をする」
- 「話してないから理解してもらえないことも多くケンカが絶えませんでした」
- 「相手に伝えるべき」
- 「現在は離婚しました。当時はこのような病名だとわかっていなかったので何に対しても無気力な自分が怠け者なんだと思っていました。結婚生活のなかでおかしいと感じ病院に行き病名が付いたことで自分は変な話ですが安心したのですが、夫に打ち明けることは出来ませんでした。言ったところで期待に沿えない自分は変わらないし、相手の負担になりたくなったです。しかしもし、自分の状態を把握しているならば打ち明けた方がいいと今は思います。それで離れてしまうならそれまでの縁だと思うべきだと思います」
- 「正直に話して理解をしてもらうこと」
このように、みなさん、病名を伝えることの重要性を感じているようです。
□統合失調症でも「結婚」できるから安心しよう
今回は、当事者たちアンケートを取り、統合失調症の方の結婚に関する情報をまとめました。
実際にアンケートを取ると、結婚率はそれほど高くありませんでした。
しかしながら、実際に結婚している方は、満足しているという回答が多かったです。
また、統合失調症の方が結婚するときは――。
「病名を告白する」
これがとても重要です。
相手に病気を理解してもらい、一緒に生活していきましょう。
最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 統合失調症の当事者が「結婚」している割合
- 「結婚」してよかったと思いますか?
- 「結婚」しない当事者の理由とは?
- 「結婚」するためのポイントとは?
以上4つの内容でお届けしました。
繰り返しになりますが、統合失調症でも結婚できます。
ですので、この点は安心してください。

その上で、相手に病気を理解してもらう重要性を知り、素敵な結婚生活を送ってくださいね。
この記事が、統合失調症でも結婚したいと考える方の参考になれば幸いです。


コメント