こんにちは、ウッチーです。
「子どもに統合失調症を説明する時、どうしたらいいのかな?」
と、こんな悩みを抱える当事者や家族が多いようです。
結論からお話しすると――。
「子どもへの告知は、まずは子ども安心が一番大切!」
です。
つまり、子どもを気にかける一生懸命さが、一番のメッセージになります。

今回は、統合失調症を抱えた当事者や家族が、どのように子どもに病気を伝えるのかをまとめていきます。
家族が統合失調症になると、子どもも少なからず不安になります。
その不安を静めて、安心させてあげましょう。
この記事が、子どもに統合失調症を説明したいと考える方の参考になれば幸いです。
本記事はこんな方にオススメ
- 統合失調症という病気を子どもに説明したい方
- 子どもが不安になっているので、とりあえず安心させたい方
□まずは確認! 子どもの気持ちを理解しよう
子どもにとって、身近な大人が統合失調症になると、少なからず子どもは混乱します。
今、周りで何が起きているのか? 理解が追いつかなくなるのです。
そんな時は、大人が子どもの気持ちを理解し、安心させるのが重要になるでしょう。
基本的に、子どもはこんな気持ちを抱えています。
- 混乱と不安を感じる
- 自分のせいかも? と考えてしまう
- 誰にも聞けないので困る
- 怒りや恥ずかしさを感じる
などです。
このように、子どもなりに多くの悩みを抱えています。
そして、この状態をケアしないと、あまりよくありません。
ケアしない状態が長く続くと――。
- 体調が悪くなる
- 自信を持てなくなる
- 人が信頼できなくなる
などの、生きづらさを感じてしまうでしょう。
ですから、なるべく早い段階で、子どものケアをするようにしてください。
□ココを抑えて! 子どもへの病気の伝え方
子どもに統合失調症を伝えるのは、結構難しい問題です。
変に説明してしまい、子どもが周りにしゃべってしまうケースも考えられるでしょう。
ですが、子どもにもわかりやすく病気を伝えることは重要になってきます。
子どもに病気を伝える目的は、ただ一つ!
それは――。
「子どもの安心のため」
です。
家族が統合失調症になると、子どもは不安定になりやすいです。
よって、子どもを気にかけるようにしてください。
そして、その子どもを気にかける気持ちが、一番のメッセージになります。
それを踏まえて、子どもに統合失調症を伝える時のポイントを紹介します。
- 伝えることを整理する
- 子どもの反応・質問を予測し対応を考える
- 落ち着いて話ができる時間と場所を選ぶ
- 心配なことは何でも話していいと安心させる
このようなポイントを守りましょう。
では、1つずつ解説していきます。
子どもに統合失調症を伝えるポイント① 伝えることを整理
まずは、子どもに伝えることを整理します。
具体的には――。
- 「病気のせいで家族の様子が違うこと」
- 「病気になったのはあなたのせいではないこと」
- 「あなたを大切に思っていること」
- 「よくなるように治療しているということ」
などを伝えるようにしてください。
特に、子どもは家族が病気になったのは自分のせいかも? と考えてしまいがちです。
そんな風に思い詰める前に、周りの大人が――。
「あなたのせいではないよ」
と、言ってあげるようにしてください。
子どもに統合失調症を伝えるポイント② 反応・質問を予測する
統合失調症を伝えると、子どもも疑問に思うでしょう。
色んな質問が予想されますが、冷静に対処するようにしてください。
例えば――。
- 「病気のせいで【ひとりごとを言う】ときがあるんだよ」
- 「病気のせいで【今はご飯を作る】のが難しいんだよ」
と、わかりやすく説明すると、子どもも納得するでしょう。
また、具体的な方を子どもと話し合って決めるのも、オススメの対処法です。
例えば――。
- 「【ひとりごとを言っている】ときは、【お部屋で好きな本を読んでいようね】」
など、具体的に説明すれば、子ども協力しやすいですし、安心します。
子どもに統合失調症を伝えるポイント③ 告知する場所や時間
子どもにとって、病気を説明されることは緊張感を伴います。
もちろん、知りたいと感じている時が、一番伝えるのに適した時期です。
ただ、まったく気が乗らない時に話をしても逆効果。
その時は無理をしないようにしましょう。
また、子どもは集中して話を聞くのが難しいことがあります。
中には5~10分くらいしか集中できない子どももいるでしょう。
告知する時間は、なるべく無理のない範囲で決めていくと効果的。
無事、告知ができたら、その後の子どものケアを忘れないようにしてください。
例えば――。
- 頭をなでる
- ギュッと抱きしめる
- 好きな遊びを一緒にする
など、子どものケアをすれば、子どもも安心して協力できるようになります。
子どもに統合失調症を伝えるポイント④ 心配なことを聞こう
統合失調症を説明した後は――。
「いつでも心配なことを話していいよ」
と、つけ加えるようにしてください。
実を言うと、子どもが理解していなかったり、意味を取り違えていたりすることも結構あります。
そのような場合は、学校の先生などに事情を説明し、子どもの様子を気にかけてほしいと伝えるのもアリでしょう。
このようにして、家族を中心にして、周りの大人が療養の環境を整えるのが重要なのです。
そうすれば、子どもにも負担にならず、納得して協力してくれるでしょう。
□子どもが協力できるように色々工夫しよう
統合失調症は子どもにとってよくわからない病気です。
ですから、あらかじめ病気の家族と相対した時の対処法を考えておくようしましょう。
- 「幻覚」「妄想」が出ている時は、その場から離れてもらう
- 困った時のためのカードをつくっておく
- 緊急の時、どこへ連絡するか? どこへ行くか? 決めておく
このようして工夫していくといいでしょう。
子どもが協力できる工夫① 症状が出た時は離れる
統合失調症になると、「幻覚」「妄想」が出る場合があります。
そして、そのような状況を前にすると、子どもも驚くでしょう。
ですから、様子がおかしいと感じたら、離れてもらうようにしてください。
子どもが協力できる工夫② カードを作る
困ったときに対処できるカードを作っておくと便利です。
カードには――。
- 困った時の連絡先
- 困ったときに行く場所
などを書いておくといいでしょう。
子どもが協力できる工夫③ 緊急の際の連絡先を決める
カードを作るのと重複しますが、子どもが困った時の、行く場所を決めましょう。
例えば――。
- 学校
- 交番
などです。
学校の先生にも事情を説明しておけば、子どもが困ったときに対処してくれます。
また、万が一の時のために、交番への道のりなどを調べておくといいでしょう。
このようにして、子どもが協力できるように工夫されると、当事者も安心して治療が進められます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□子どもの安心のためにも病気を伝えてみよう
今回は、統合失調症の家族を抱えた時、どうやって子どもに告知するべきかをまとめました。
統合失調症は、子どもに説明しにくい病気です。
しかし、いつまでも隠しておくと、子どもも安心できません。
病名の告知・説明は、子どもの安心のために重要なのです。
最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきましょう
- 子どもの気持ちを理解しよう
- 子どもへの病気の伝え方
- 子どもが協力できるように色々工夫しよう
以上3つの内容でお届けしました。
子どもが安心してすごせるように、周りの大人がケアしてあげてください。
そして、必要に応じて、病気の説明をしてあげるといいでしょう。
子どもも納得して、家族のサポートができるはずです。
子どもに向けた統合失調症の絵本もあるので、そちらを参考してみてもいいでしょう。
詳しくは、コチラの記事でも詳しく解説しています↓
この記事が、子どもに統合失調症を伝えるポイントを知りたいと感じる方の参考になれば幸いです。




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