統合失調症でも輝ける!「家族会」に参加して知識を深めよう

家族に知ってもらいたいこと

こんにちは、ウッチーです。

「よく家族会って聞くけど、一体どんな団体なの?」

と、こんな疑問を抱く方も多いようです。

結論からお話しすると――。

「家族会は、統合失調症などをはじめとする精神疾患のある患者さんを抱える家族が集まり、互いに悩みを話したり励ましたりする団体です」

今回は、そんな「家族会」についての情報をまとめます。

統合失調症の家族会について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本記事はこんな方にオススメ

  • 統合失調症の患者さんを抱える家族 
  • 患者さんとの関係に悩みを感じている方

□しっかり確認しよう!「家族会」とは?

統合失調症について調べていると、「家族会」という単語にたどり着きます。

まずは、「家族会」というのがどんな団体なのか見ていきましょう。

家族会とは?

家族会は、色んな種類がありますが、ここでは主に統合失調症をはじめとする、精神疾患の方に向けた情報をお届けします。

家族会というのは、主に統合失調症などの精神疾患の患う患者さんを抱える家族のための団代です。

家族の方が、当事者と一緒に治療を進めていくうえ感じる、悩みや疑問などに答えて、お互いに情報交換をしていく集まりになります。

実を言うと、家族会はすべての都道府県にあり、全国に1700を超える数があるのです。

家族会は、大きく分けて2つあります。

それが――。

  1. 病院家族会
  2. 地域家族会

この2つです。

病院家族とは、病院を基盤とする家族会です。

これに対し、地域家族会とは、地域を基盤にする家族会になっています。

近年では、作業所と連携する家族会や、地域の枠を超えて有志が結成する家族会など、スタイルも多様化しているのです。

家族会は、規模もさまざまになっています。

例えば、法人格を持つ家族会もある一方で、少人数でアットホーム的な感じの家族会まで、本当に幅広く展開しているのです。

□何をしているの?「家族会」の活動内容

家族会はどんな活動をしているのでしょうか?

簡単にまとめましたので見ていきましょう。

例えば――。

  • 現状の制度の改善を行政や医療機関に働きかける
  • 勉強会を行う
  • 患者さんの社会復帰を目指していく

などの活動をしています。

統合失調症の患者さんを抱えた家族は、途方に暮れます。

どうやってこれから生きていけばいいのか迷うでしょう。

そんな時は、家族会を参加すると、色々な情報交換ができますし、悩みの共有ができます。

そして、苦しんでいるのは自分たちだけではないと、前向きに生きられるのです。

また、家族会には、活動するための3本の柱があります。

それは――。

  1. 相互支援
  2. 学習
  3. 社会的活動

この3つです。

詳しく1つずつ見ていきましょう。

家族会の3本柱① 相互支援

家族会は相互支援していく団体です。

語り合う

色んな悩みを抱えている家族が多いです。

そして、悩みを通して、仲間がいるという発見ができるので、安心や癒しにつながります。

相互交流

家族会は話し合いだけではありません。

レクリエーションや行事を開催しているので、参加するとさらに親睦が深められるのです。

そうすると、治療のために経験や活力を得られるでしょう。

情報交換

統合失調症の情報は色んな場所で得ることができます。

しかしながら、どれが正しくて自分に合った情報なのかはわかりません。

そんな中、家族会はより具体的な情報交換ができるのです。

そのため、本当に困った時に助けてもらえます。

家族会の3本柱② 学習

統合失調症の患者さんを抱えた時、学ぶのは治療方法だけではありません。

例えば――。

  • どんなリハビリがあるか?
  • 福祉制度はどんなものがあるか?
  • 利用できる社会資源は何か?

このような情報も得ていかないとなりません。

ですが、これはなかなか一人でやるのは難しく困難でしょう。

ただ、家族会ではこれらの学習を効率的にできます。

  • 家族教室
  • 研修会
  • 講演会
  • 施設の見学

など、色んな所で学習する機会を提供しているのです。

つまり、家族が聞き手をして参加するだけでなく、実際に学びの場を与えてくれます。

家族会の3本柱③ 社会的活動

家族会は、社会的な活動にも積極的に参加しています。

例えば――。

  • 医療や制度などの改善を要求する
  • グループホームや作業所などの開発や運営をしていく
  • 現状の福祉制度や計画に向けた署名活動や発言

このように家族の方が、対外的活動できるようになっているのです。

活動を通し、家族自らが、経験や知識を高められるようになっています。

このような3本の柱をメインに活動しているのです。

□知っておくと便利!「家族会」の参考となるホームページ

家族会や精神疾患について情報が欲しい。

と、そんな風に思う方も多いでしょう。

そこで、家族会や精神疾患についての情報サイトを紹介します。

ウッチー

ウッチーは、下記の3つのサイトが使いやすいと考えています。

  1. 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)
  2. 全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会
  3. 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ

この3つです。

1つずつ見ていきましょう

使いやすいサイト① 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)

このサイトは、精神に障害のある方の家族が結成した団体になります。

精神障害に特化しているので、精神疾患の患者さんを抱える家族にはピッタリです。

本人と家族が安心して暮らせる社会を目指して活動しています。

また、多くの仲間ができるので、お互いに学び、手をつないで活動できるのです。

公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)

使いやすいサイト② 全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会

このサイトは、兄弟姉妹に障害者がいる人達を中心にしています。

兄弟の抱える色々な問題を解決するために活動しているのです。

兄弟の会になりますが、兄弟だけでなく、両親も支援しているので安心してください。

家族全体への支援をしながら、福祉の充実を目指ししているのです。

全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会

使いやすいサイト③ 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ

このサイトは、精神障害を持つ人たちが主体的に生きるための活動をしています。

その上で、地域で活動する人たちと交流を持ち、科学的に根拠のあるサービス内容を展開しているのです。

統合失調症に関連する情報も豊富なので、確かな知識が身につきます。

このようなサイトを利用すると、家族会がどんな団体なのかわかります。

また、色々な情報を得られるので、本当にオススメです。

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ

□「家族会」に参加して色んな情報を得よう

今回は、全国のいたるところで展開されている「家族会」についての情報をまとめました。

家族会は悩みの共有ができますし、病気に対する知識が高まる団体です。

最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 「家族会」とは? 
  2. 「家族会」の活動内容 
  3. 「家族会」の参考となるホームページ

以上3つの内容でお届けしました。

統合失調症の患者さんを抱えた家族は、孤立してしまいがちです。

そんな時は、家族会などに参加すると、辛いことや悩みも解決するでしょう。

この記事が、統合失調症の「家族会」について調べている方の参考になれば幸いです。

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