こんにちは、ウッチーです。
今回は、楽しみながらできる治療法についてご紹介します。
それは――。
「絵画療法」
という治療法です。
コチラは、文字通り絵を描いてリハビリをしていく治療法になります。

実を言うと、この記事を書いているウッチーも、過去に絵画療法を進めてきたのです。
その体験を踏まえて、絵画療法とはどんな療法なのか? そして効果があるのか?
この辺りの情報をまとめていきます。
楽しみながらリハビリができるので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、早速見ていきましょう。
本記事はこんな人にオススメ
- 統合失調症のリハビリを調べている方
- 絵画療法という治療法を調べている方
□一体どんな治療法?「絵画療法」とは?
絵画療法とは、どんな治療法でしょうか?
コチラは、文字通り、絵を描いて精神の病気を治療していく方法です。
人は誰でも、小さい時に絵を描いてすごしてきたでしょう。
そんな過去を振り返って楽しみながら治療ができるのです。
統合失調症になると、認知機能が低下します。
ですから――。
- 理解力
- 読解力
- 社会性
などが、衰えてしまうのです。
このような状態では、社会復帰をしようと思っても、なかなか上手くは行かないでしょう。
統合失調症の症状は、薄紙をはがしていくようにしてか、回復しません。
よって、統合失調症になったら、ある程度の期間、治療に当てる必要があるのです。

ウッチー自身、入院を含めて2年ほど療養生活を送ってきました。
特に治療を始めた頃は、かなり能力が衰えてしまい、人の話している内容が理解できず、苦しんだ覚えがあります。
そんな時、絵画療法という治療方法はオススメです。
既に紹介していますが、絵画療法は絵を描いて治療を進めます。
ただ、こんな風に思っていませんか?
「絵を描いて本当に治療が進むの?」
と、こんな疑問を抱える当事者も多いでしょう。
実際問題、ウッチーも本当に効果があるのかは半信半疑でした。
絵画療法はお薬のように即効性のある治療法ではありません。
ですから、実際に効果が出るまで時間がかかる療法なのです。
だとしても、絵画療法には確かな効果があったと感じています。
絵を描くというとどうしても、躊躇してしまうかもしれません。
もしかすると――。
- 「絵を上手く描けない」
- 「絵を描くのは面倒」
- 「本当に効果があるのか心配」
と、こんな風に考えてしまうかもしれません。
本記事では、効果などの情報を紹介していくので、一緒に確認していきましょう。
□やっぱり気になる!「絵画療法」の4つの効果とは?
絵画療法には本当に効果があるのでしょうか?
「絵を描くだけで治療が進むなんてホント?」
と、こんな風に考えてしまう方も多いでしょう。
実際、絵を描くだけで治療が進むのなら、画期的ですよね?
結論からお話しすると――。
「絵画療法には確かな効果がある」
と、ウッチーは感じています。
芸術療法の1つである海外療法は、「アートセラピー」とも呼ばれています。
そして、ウッチーは実際に絵画療法を受けて、確かな効果があったと感じているのです。
実際の体験を踏まえて、絵画療法の効果を見ていきましょう。
具体的には、次のような4つの効果があると考えます。
- 日々の居場所につながる
- 楽しくリハビリできる
- 集中力が向上する
- いろんな絵が描けるようになる
絵画療法の効果① 日々の居場所につながる
統合失調症になると、療養のために自宅で過ごすことも多くなるでしょう。
あまり家から出ずに、ひきこもってしまう方も多いようです。
そんな時は、自宅以外の居場所があると、毎日が充実します。
絵画療法は自宅でもできるのですが、外部の施設に行って受けるのが一般的。
だからこそ、日々の居場所になるのです。
療養中に居場所ができると、そこを軸にして活動できるので、回復が早まります。
絵画療法の効果② 楽しくリハビリできる
絵画療法は楽しいリハビリです。
統合失調症になると、辛い治療が多いですよね?
「幻覚」「妄想」などを抑えるためにお薬を飲んで、常に不安との闘いです。
もちろん、副作用なども心配もあるでしょう。
絵画療法には、そんな治療中の辛さを払しょくしてくれる効果があります。
やはり、楽しみながらできるリハビリは、日々の活力にもつながっていくでしょう。
「絵が下手だけど大丈夫なの?」
と、こんな疑問を抱える方も多いかもしれません。
ですが、この点は全く心配ありません。
絵の上手い下手よりも、楽しむ姿勢が大切なのです。
また、ずっと描いていくと少しずつ上達していくので、成長を実感できます。
絵画療法の効果③ 集中力が向上する
統合失調症になると、認知機能が低下するため、どうしても集中が続きません。
そんな時は、絵画療法をすると、衰えた集中力が回復していきます。
最初は、10分集中して絵を描くだけでもしんどいでしょう。
しかしながら、絵を描いていくと集中力は回復していきます。
実をいうと、ウッチーは絵画療法を受ける前、集中力が続かずに苦労していました。
ですが、絵を描き始めてから、少しずつ集中力が回復していったのです。
絵を描き始めた当初は、作業スピードも遅く、集中が続きませんでした。
それでも、継続して絵を描いていくと、衰えた集中力が回復し、作業スピードも上がっていくのです。
絵画療法の効果④ いろんな絵が描けるようになる
絵画療法はさまざま絵に挑戦できます。
最初は塗り絵から始めても、次第に風景などを模写できるようになります。
模写する対象は何でも大丈夫です。
人でもいいですし、モノでもOK。

ウッチーはよく植物を描いていました。
花びらを一枚いちまい丁寧に描いたり、枝をしっかり描いたりしていくと、それっぽく仕上がるのです。
また絵の具を使った絵にも挑戦できるので、非常にやりがいにつながります。
□一体どこで?「絵画療法」が受けられる場所
絵画療法はどこで受けられるでしょうか?
既に少し紹介していますが、絵画療法はアートセラピーの一種です。
よって、病院をはじめとするクリニックでやっている場合があります。
それ以外には、絵画教室というアートスクールに通うという方法もあるでしょう。
ただ、スクールになると結構本格的に絵を描く人が対象になってきます。
ですから、リハビリのために利用するのは、少しハードルが高いかもしれません。

ウッチーのオススメはデイケアを利用することです。
デイケアというのは、精神の病気を抱えた方に向けた日帰りのリハビリサービスになります。
精神科のある病院で併設されているケースが多いです。
そして、多くのデイケアでは絵画療法を取り入れています。
ウッチーが通ったデイケアでも絵画の時間があり、外部の講師がやってきて教えてくれました。
ですので、最初はデイケアから初めて、慣れてきたアートスクールなどに通うと、無理なくリハビリができるでしょう。
デイケアについてはコチラの記事で詳しく解説しています↓
□「絵画療法」は確かな効果があるので実践してみよう
今回は、楽しみながらできるリハビリ「絵画療法」について紹介しました。

ウッチーは実際に絵画療法を受けて確かな効果があったと感じています。
最後にまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきましょう。
- 「絵画療法」とは?
- 「絵画療法」の4つの効果とは?
- 「絵画療法」が受けられる場所
以上3つの内容でお届けしました。
絵画療法は、楽しみながらできるリハビリなので、統合失調症の方には特にオススメです。
集中力が回復しますし、絵を描き上げた時の達成感は素晴らしいものがあります。
この記事では、絵画療法についての情報をまとめましたので、あわせて参考にしてみてくださいね。



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