こんにちは、ウッチーです。
「レキサルティは開始する時、かなり低量から始めるけどそれはどうして?」
と、こんな質問がありました。
結論からお話しすると――。
「レキサルティに限らず、お薬は様子を見るために、まずは低用量から始めるのが一般的」
です。
よって、レキサルティも低用量から始めるのがスタンダードになっています。

今回は、そんなレキサルティというお薬について、ウッチーがお話しします。
この記事が、レキサルティについて調べている方の参考になれば幸いです。
本記事はこんな方にオススメ
- 統合失調症でお薬を服薬している方
- レキサルティというお薬を調べている方
□そもそも「レキサルティ」ってどんなお薬なの?
レキサルティは2018年に登場した、かなり新しいタイプの統合失調症のお薬です。
セロトニンとドパミンを調整する働きがあります。
そのことから「SDAM(エスダム)」とも呼ばれています。
これは、「セロトニン・ドパミン・アクティビティ・モジュレーター」の略です。
レキサルティは既に発売されている「エビリファイ」というお薬を改良して作られています。
ですから、副作用が少なく、それでいて陽性症状・陰性症状ともに効果があるのです。
※陽性症状:「幻覚」「妄想」が生じる統合失調症の症状
※陰性症状:「無気力」「感情の鈍化」が生じる統合失調症の症状
□「レキサルティ」を2mgから始めない理由とは?
レキサルティは基本的に1日1回、2mgを服用して治療を進めます。
しかしながら、最初はかなり低用量から始めるのが一般的です。
これは、一体なぜなのでしょうか?

効果の高い2mgから始めない理由をウッチーなりに考えてみました。
恐らくですが――。
「様子を見るために低用量からスタートする」
これが、答えではないでしょうか?
統合失調症のお薬は、かなりの種類があります。
そして、個人的に「合う」「合わない」があるのです。
もしもお薬が合わなかった場合、副作用だけが出てしまいます。
ですから、新しいお薬を始める時は、低用量からスタートするのです。
ただ、内科的な患者さんが、苦しくてクリニックを受診したとしましょう。
その時、医師はその症状に合わせて、最大限のお薬を使うケースが多いのです。
例えば、入院中症状がひどい時は、お薬の量が増えます。
ですが、症状に余裕がある時は、低用量からスタートするのが一般的なのです。
また、調べているとこんな情報もありました。
「血中濃度が増加しやすいケースがある」
らしいです。
よって、最初は慎重になり、低用量からスタートさせます。
低用量の期間は、1~4日程度であり、5日目から2mgまで増量ができるのです。
同時に、低用量ではそこまで効果がないので、慣れてきたら2mgに切り替えて、しっかりと使うべきとされています。
それ以外には、レキサルティは肝臓の酵素が中心になって分解されていきます。
ただ、この酵素の働きを邪魔するお薬を別に服薬していたり、酵素の働きが生まれつき弱かったりする方の場合は、慎重に使っていくのが一般的です。
以上のような理由があるため、レキサルティは2mgから始めるのではなく、低用量から始めるのが一般的になっていると言えます。
□「レキサルティ」は維持量も最大量も2mg
レキサルティは、維持量と最大量が同じ2mgという、結構珍しいタイプのお薬になります。
海外では、最大4mgまで使えるのですが、日本では2mgまでとなっているのです。
これには理由があります。
実は新しいお薬を作る時は、安全性が確認された後、実際に人に投与してどうなるか調べるのです。
これを「治験(ちけん)」と言います。
レキサルティでも治験が実施されました。
2mg、4mg、プラセボのグループに分かれたのですが、2mgが一番効果あったとわかったのです。
高用量を使用しても、そこまで効果が見られなかったので、維持量と最大量が2mgに決まりました。
これが、日本で使われるレキサルティが2mgである理由なのです。
□「レキサルティ」は正しく使って治療を進めましょう
今回は、「レキサルティはなぜ2mgから始めないのか」という質問に、ウッチーが答えました。
繰り返しになりますが――。
「統合失調症のお薬は、様子を見るために低用量から始めるのが一般的」
です。
レキサルティにも同じことが言えて、低用量からスタートさせるのでしょう。
血中濃度や肝臓の酵素の問題もあるようですが、慣れされるために、低用量から始めます。
最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 「レキサルティ」ってどんなお薬なの?
- 「レキサルティ」を2mgから始めない理由とは?
- 「レキサルティ」は維持量も最大量も2mg
以上3つに内容でお届けしました。
コンパクトにまとめましたので、何かのヒントになれば嬉しく思います。
この記事が、レキサルティについて調べている方の参考になれば幸いです。
レキサルティについてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓



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