統合失調症の治療に効果が高い?「心理教育」についてまとめました

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こんにちは、ウッチーです。

「統合失調症の治療で心理教育って聞くけど、一体何なの?」

と、こんな疑問を持つ方が多いです。

結論からお話しすると――。

「心理教育とは、病気に対する理解を深めて、治療を前向きにする教育的な支援です」

と、いうことが言えます。

今回は、統合失調症の治療に効果の高い「心理教育」についてまとめます。

心理教育について学び、より効果的な治療ができるようになりましょう。

この記事が、統合失調症の治療に効果的な「「心理教育」について調べている方の参考になれば幸いです。

本記事はこんな方にオススメ

  • 統合失調症の治療を一層進めたいと考えている方 
  • 心理教育という治療法について調べている方

□知りたい情報!「心理教育」って一体何?

みなさんは、「心理教育」という治療法について知っているでしょうか?

簡単にまとめましたので見ていきましょう。

心理教育とは?

心理教育とは、病気に対する理解を深め、治療を前向きするための教育的な支援です。

統合失調症の心理教育では主に――。

  • 統合失調症の症状や原因
  • 薬物療法について
  • リハビリテーションの知識

などが、学べるようになっています。

心理教育の目的とは?

心理教育の目的はなんでしょうか?

これは、非常に簡単です。

「患者さんに現在の疾患とその対処法を知ってもらう」

これに尽きます。

実を言うと、統合失調症の患者さんは病識が低い傾向があり、自分の病気が悪化した時の対処法などを知らないケースが多いのです。

そんな時は、心理教育を受けて、自分の病気について知り、その対処法を学ぶのが効果的。

  • 自分のストレスに対する耐性
  • 利用可能な資源
  • コーピング手法
  • 長期的な健康と福利を高める

など、心理教育を受けると、幅広く病気について学べるのです。

※コーピング手法:ひどいストレスを感じた際に起こるストレス反応への対処法

□ココは抑えて!「心理教育」の学ぶべきポイント

心理教育では、主に次のようなポイントを抑えるといいでしょう。

それは――。

  1. 病気の原因や症状
  2. 薬物療法とはどんなものか
  3. 社会復帰のためのリハビリテーション

この3つです。

1つずつ見ていきましょう。

心理教育のポイント① 病気の原因や症状を知ろう

統合失調症の原因は、わかっていないことが多いです。

しかし、いくつか説があるようなので、それを心理教育で学びましょう。

また、統合失調症の症状についても、知る必要があります。

統合失調症の原因や症状はコチラの記事でも詳しく解説しています↓

心理教育のポイント② 薬物療法を知ろう

統合失調症の治療の基本は「薬物療法」です。

どんなにリハビリをしたとしても、しっかりお薬を服薬しないと、治療効果が下がります。

心理教育ではお薬の重要性を学べるので、治療にも前向きになれるでしょう。

薬物療法についてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

心理教育のポイント③ リハビリテーションを知ろう

統合失調症は薬物療法と並行してリハビリをすると効果的です。

例えば、SSTを受けたり、作業療法などを受けたりするといいでしょう。

この辺りのリハビリの情報が知れるのも、心理教育のポイントです。

SSTや作業療法についてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

□やっぱり気になる!「心理教育」は効果があるの?

ここまで実際に心理教育についてみてきました。

そうなると、気になるのが、心理教育の効果ではないでしょうか?

結論からお話しすると――。

「心理教育は確かな効果がある」

と、いうことが言えます。

病気に対する、正しい理解が深まると、それが、本人の治療態度に大きく影響するのです。

ウッチー

事実、ウッチーも心理教育について学んでから、病気に対する理解が深まり、治療に前向きになれました。

ですので、心理教育が持つ治療的な意義は、とても高いと言えるでしょう。

また、心理教育は、認知行動療法を進める上でも、必要な情報を頭に入れられるので、治療効果が上がるのです。

認知行動療法についてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

□一体どこで?「心理教育」が受けられる場所

心理教育はどこで受けられるのでしょうか?

簡単にまとめましたので見ていきましょう。

  1. 臨床心理センターやカウンセリング
  2. デイケアなどクリニック
  3. 就労移行支援サービス

などです。

1つずつ見ていきましょう。

心理教育が受けられる場所① 臨床心理センターやカウンセリング

臨床心理センターというのは、患者さんが笑顔でいられるように、適切なアドバイスやケアをしてくれる施設です。

このような施設では、心理教育を行っているので、治療に対して前向きになれます。

心理教育が受けられる場所② デイケアやクリニック

統合失調症の心理教育は、症状や原因、薬物療法の重要性などを学びます。

ですから、医療現場でも心理教育を取り入れる動きが高まっているのです。

デイケアやクリニックでは、心理教育の相談窓口があることが多いので、あわせて参考にしてみてください。

デイケアについてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

心理教育が受けられる場所③ 就労移行支援サービス

就労移行支援とは、障害者に対し、就労のサポートをしてくれる福祉サービスの1つです。

全ての事業所でやっているわけではないのですが、病気の理解を深めるために講義が、就労移行支援の事業所でも取り入れられています。

就労移行支援サービスについてはコチラの記事でも詳しく解説しています↓

このような場所で受けられるので、まずは問い合わせてみるといいでしょう。

□「心理教育」を受けて治療を前向きに進めましょう

今回は「心理教育」という治療法について紹介しました。

繰り返しになりますが、心理教育は、確かな効果がある療法です。

最後にまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 「心理教育」って一体何? 
  2. 「心理教育」の学ぶべきポイント 
  3. 「心理教育」は効果があるの? 
  4. 「心理教育」が受けられる場所

以上4つの内容でお届けしました。

統合失調症の治療を進めるためには、病識を持ち、正しい理解をするのが重要です。

よって、そんな知識が学べる「心理教育」は、非常に効果があるでしょう。

この記事が、統合失調症の治療で効果的な「心理教育」について調べている方の参考になれば幸いです。

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  1. […] […]

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