ジプレキサの副作用で「独語」が発生すると記載されているのはなぜ?

薬・副作用について

こんにちは、ウッチーです。

ジプレキサというお薬の副作用で「独語」というものがあります。

独語とは、「ひとりごと」を指します。

ひとりごとを抑えるためのお薬なのに、どうしてこのような副作用が出てしまうのでしょうか?

結構気になったので、調査してみました。

結論からお話しすると――。

「ジプレキサは陽性症状を抑える力がマイルドです。よって、ひとりごとが発生しやすくなる」

と、こんな風にウッチーは考えます。

詳しくは、この記事でまとめていくので、早速見ていきましょう。

本記事はこんな方にオススメ

  • ジプレキサというお薬を調べている方 
  • ひとりごとの副作用が出て困っている方

□まずは確認しよう!「ジプレキサ」とは?

ジプレキサというお薬についてみていきましょう。

コチラは、2001年に登場した、非定型抗精神病薬の1つです。

統合失調症のお薬は、主に2つの種類があります。

それは――。

  1. 定形抗精神病薬
  2. 非定型抗精神病薬

この2つです。

定形抗精神病薬は古いタイプのお薬で、別名、「第一世代の抗精神病薬」と呼ばれています。

主に陽性症状という「幻覚」「妄想」などの症状を抑えるのに効果があるのです。

ただ、陰性症状という「無気力」「感情の鈍化」などの症状にはあまり効果がありません。

ですので、陰性症状を抑えるお薬を飲む必要があるので、お薬の量が増えるという欠点があります。

定形抗精神病薬についてはコチラの記事で詳しく解説しています↓

これに対して、非定型抗精神病薬は、別名、「第二世代の抗精神病薬」です。

陽性症状にプラスして、陰性症状にも効果があります。

よって、一つのお薬を服薬するだけで、統合失調症のイヤな症状全般に効果があるのです。

それを踏まえて、ジプレキサというお薬を見ていきましょう。

ジプレキサは、色々な受容体に作用するお薬です。

専門的ないい方とすると「多元受容体標準化抗精神病薬」と言います。

※受容体:細胞の表面にあるたんぱく質のこと

お薬を服薬すると、「受容体(レセプター)」と結合して細胞の反応を引き起こし、それが効き目となって現れます。

これは主に、MARTA(マルタ)と呼ばれる種類のお薬です。

過剰なドーパミンを抑える働きがあります。

ですので、統合失調症のお薬として開発されました。

統合失調症は、脳内のドーパミンが過剰に分泌されると、症状が出やすくなると言われています。

よって、その過剰に分泌されるドーパミンを抑えると、症状を抑えてくれるのです。

但し、ジプレキサは、幻聴や妄想といった、陽性症状に対する効き方が、いくぶんかマイルドのようです。

それでも、陰性症状や認知機能の改善には効果が期待できます。

□ジプレキサの副作用で「独語」と記載されている理由

ジプレキサというお薬を調べていると、気になる副作用がありました。

それは――。

「独語が発生する場合がある」

というものです。

独語とは、簡単に言うと、「ひとりごと」の症状を指します。

統合失調症になると、「幻覚」「妄想」などが生じます。

そして、この症状に抵抗するために、ひとりごとが多くなるのです。

特に「幻覚」「妄想」などがでているときは、ひとりごとは出やすくなります。

となると、気になるのは次の点です――。

「ひとりごとという陽性症状を抑えるためのお薬なのに、どうして独語という副作用が出るのか?」

ウッチー

この問題について、ウッチーなりの見解をお話しします。

既に紹介していますが、ジプレキサというお薬は、「幻覚」「妄想」などの陽性症状を抑える効果があまり高くありません。

どちらかというと――。

  • 意欲低下
  • 感情の鈍化
  • 認知機能の低下

などを改善していくためのお薬なのです。

また、それだけでなく、気分安定薬としても、効果があるので、うつ病や双極性障害の不眠や不安になどに使用されるケースがあります。

つまり、興奮や衝動を鎮めるためのお薬であり、陽性症状を抑える働きが低いのです。

ジプレキサの説明にはこのような記載がありました。

よって、陽性症状に対する効果はあまり高くありません。

以上の理由から、ひとりごとという陽性症状を抑える働きが弱くなり、副作用のように独語を言ってしまうケースがあるのでしょう。

このようなジプレキサの特徴があるため、副作用に「独語」という記載があるのではないでしょうか?

ウッチー

ウッチーはそのように考えました。

□ココは抑えて!「ひとりごと」が多い時は変薬も検討するとよし

ジプレキサは、陽性症状への効き方がいくぶんかマイルドです。

これが合うという方であれば問題ありませんが、あまりにひとりごとが多いと、生活もしんどくなります。

そんな時は、迷わず医師に相談するようにしてください。

場合によって、変薬を検討することもあるでしょう。

確かに、変薬するときはリスクが伴います。

お薬が合わないという可能性もあるでしょう。

ですが、ひとりごとが多くて、日常生活が困るようであれば、別の薬を試す選択肢もありであると個人的には感じます。

その時は、陽性症状に効果の高いSDAというタイプのお薬がいいでしょう。

これは、過剰に分泌されるドーパミンとセロトニンをブロックする働きがあります。

よって、陽性症状を抑えるのに、高い効果があるのです。

日本で発売されているSDAのお薬は――。

  • リスパダール
  • インヴェガ
  • ロナセン
  • ルーラン

などです。

もしもひとりごとでこまっているのであれば、上記のようなお薬を検討されるといいのではないでしょうか?

医師に相談しつつ、お薬の変更を考えてみてください。

□「ジプレキサ」の変わった副作用の理由をお話ししました

ジプレキサには「独語」という副作用があると、記載されています。

ひとりごとを抑えるお薬なのに、どうしてこのような副作用が出るのでしょうか?

これは結構気になっていたので、今回調査して1つの記事にまとめました。

ジプレキサはひとりごとのような陽性症状を抑える働きがやや弱めです。

ですから、症状を抑えきれずに、独語という症状が出てしまうのでしょう。

ウッチー

ウッチーはそのように考えました。

最後のまとめとして本記事で紹介した内容を振り返っていきます。

  1. 「ジプレキサ」とは? 
  2. 「ジプレキサ」の副作用で「独語」と記載されている理由 
  3. 「ひとりごと」が多い時は変薬も検討するとよし

以上3つの内容でお届けしました。

統合失調症のお薬には副作用があります。

中には、変わった副作用もあるようなので、調べてみると新たな発見がありました。

この記事が、ジプレキサというお薬について調べている方の参考になれば幸いです。

ジプレキサについては、コチラの記事でも詳しく解説しています↓

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コメント

  1. […] […]

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