こんにちは、ウッチーです。
今回は、「ケースファイスで知る統合失調症という事実」という書籍をご紹介します。
この本は、精神科医の林公一さんと、慶応義塾大学の准教授である村松太郎さんが執筆。
色んな症例をもと、解決策をまとめて紹介していています。
特に薬物療法の重要性について説いているので、多くの当事者や家族に有効な本だと感じました。
本記事では、「ケースファイスで知る統合失調症という事実」という書籍について紹介してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事はこんな人にオススメ
- 統合失調症の症例を調べている方
- 病識が薄いため病気についての知識を高めたい方
- 統合失調症の症状がある患者さんを抱える家族
□「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の著者と監修者
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」は著者と監修者の2人によって執筆されています。
著者は、精神科医の林公一さん。
監修は、慶應義塾大学の准教授である村松太郎さん。
この2人です。
まずは、この2人の経歴をまとめましたので見ていきましょう。
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の著者 林公一さんってどんなひと?
林公一さんは、精神科医であり、医学博士です。
月のアクセス数が150万を超えるサイト――。
「Dr.林のこころと脳の相談室」
を運営されています。
このサイトは、主に「精神科Q&A」が有名です。
読者のあらゆる質問に、林医師が答えてくれています。
林さんは、クリニックで医師としても診察にあたっています。
しかし、サイトがクリニックの宣伝の要素を持つことを避けるため、実際の診療場所は明らかになっていません。
ほかの著作に――。
- 「統合失調症-患者・家族を支えた実例集」(保健同人社)
- 「名作マンガで精神医学」(中外医学社)
など、多数の著作があるようです。
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の監修 村松太郎さんってどんな人?
続けて、「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の監修者である、村松太郎さんを見ていきましょう。
村松さんは、アメリカの「アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health、NIH)の研究者だったようです。
その後、慶応義塾大学の医学部精神・神経科准教授になられました。
専門は、神経心理学、司法精神医学です。
日本では数少ない司法精神医学のエキスパートで、共に多くの著書で知られます。
代表作として2014年に幻冬舎より出版された――。
- 『「うつ」は病気か甘えか。』
などがあります。
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□「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の内容
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」という書籍について、簡単に解説していきます。
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」は2013年の1月に出版された、統合失調症の専門書です。
保健同人社という出版社から出版されました。
少し前の本ですが、わかりやすく書かれているので、関係者は必読の内容と言えるでしょう。
この本は、全6章の構成で、本人や家族による、症状の実例がたくさん紹介されています。
また、本人や家族以外にも――。
- 同僚
- 隣人
- 医師
など、周囲の人間から視点で、色んな症例が紹介されています。
豊富な症例が紹介されているので、きっと自分に近いケースも見つかるでしょう。
その上で、症例をもとにしながら、林医師が統合失調症について解説しています。
基本的に、この本は「薬物療法」の重要性を説いています。
同時に、お薬を服薬すれば、症状は必ずよくなると、解説しているのです。
ですから、お薬の重要性を知りたい家族や患者さんには、とてもためになる本であると感じます。
ウッチーの評価
わかりやすさ
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□「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の3つのメリット
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」はどんなメリットがあるでしょうか?
ウッチーは次のようなメリットがあると考えます。
- 薬物療法の重要性が知れる
- 色んな症例から病気について学べる
- 生活のための方法や予防策を学べる
このようなメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう。
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」のメリット① 薬物療法の重要性が知れる
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」では、特に薬物療法の重要性を説いています。
統合失調症になっても病識が薄い人は、お薬を飲むのをやめてしまうケースがあるのです。
そして、お薬を飲むのを止めると、高い確率で再発します。
再発すると、治りにくくなっていくので注意が必要なのです。
しっかり本書を読み、お薬の重要性を学ぶようにしてください。
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」のメリット② 色んな症例から病気を学べる
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」は、たくさんの症例が載っています。
中には自分と近い境遇の症例もあるでしょう。
そこから、林医師が解決策を述べているので、とても参考になるのです。
また、本人や家族以外からの視点でも書かれているので、色々な角度から病気を学べます。
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」のメリット③ 生活のための方法や予防策を学べる
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」では、病気を抱えた患者さんの生活や、予防策が詳しく書かれています。
特に病気になりながらも、試行錯誤しながら生活している方の症例は、参考になるはずです。
それ以外にも、統合失調症を予防するための方法も書かれています。
統合失調症になっても、しっかり生活できますし、予防策もあるので、かなり勉強になるでしょう。
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□「ケースファイスで知る統合失調症という事実」のデメリット
「ケースファイスで知る統合失調症という事実」のデメリットはどんな点でしょうか?
ウッチーはこの本を読み、病気が抱える闇のようなもの見ました。
実は、「ケースファイスで知る統合失調症という事実」で書かれている症例は、すべて前向きな形で終わるわけではありません。
中には、症状が悪化して、苦労が増えてしまったというマイナス面も書かれているのです。
ですから、人によって、読んでいて絶望を覚えてしまうかもしれません。
ただ、不幸になった症例はすべてお薬を止めたことが原因になっています。
つまり、お薬さえしっかり服薬すれば、しっかり回復すると説いているので安心しましょう。
□「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の読み治療を進めましょう
今回は林公一医師が執筆した、「ケースファイスで知る統合失調症という事実」という書籍を紹介しました。
薬物療法の重要性が知れる内容になっているので、病識を高めるためにも活用してみてください。
最後のまとめとして、本記事で紹介した内容を振り返っていきます。
- 「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の著者と監修者
- 「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の内容
- 「ケースファイスで知る統合失調症という事実」の3つのメリット
- 「ケースファイスで知る統合失調症という事実」のデメリット
以上4つの内容でお届けしました。
色々症例をもとに、統合失調症を解説している本なので、確かに勉強になるでしょう。
この記事が、「ケースファイスで知る統合失調症という事実」という本を調べている方の参考になれば幸いです。
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